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後遺障害に強い弁護士の特徴とは?探すための4つの方法も解説

弁護士監修記事
交通事故
2023年06月27日
2024年04月22日
後遺障害に強い弁護士の特徴とは?探すための4つの方法も解説
この記事を監修した弁護士
武藏 元弁護士 (法律事務所エムグレン)
弁護士歴10年以上にわたって多数の相続トラブル解決に尽力。多数のメディアに出演し監修を行うなど、豊富な経験・実績を持つ。
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交通事故でけがをした場合、何かしらの後遺症が残ってしまうこともあります。

そのような場合は、後遺障害認定の申請手続きをおこなう必要があります。

申請手続きで認定された後遺障害の等級は、相手方の保険会社から支払われる損害賠償の金額に大きく影響します。

そのため、できる限り適切な後遺障害等級を獲得することが重要となります。

このように後遺障害認定は重要な手続きですが、被害者がひとりでおこなっても満足のいかない結果になる可能性は高いです。

そこで、後遺障害に強い弁護士に相談・依頼することが大切になります。

この記事では、後遺障害に強い弁護士に依頼するメリットや、後遺障害に強い弁護士を探す方法などについて解説します。

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後遺障害に強い弁護士を探すメリット

後遺障害に強い弁護士に依頼するメリットには、以下のようなものが挙げられます。

  • 適切な後遺障害等級を認定されやすい
  • 慰謝料を増額できる可能性が高まる
  • 示談などの手続きを全て任せられる

ここでは、後遺障害に強い弁護士に相談・依頼するメリットを紹介します。

適切な後遺障害等級を認定されやすい

後遺障害等級の申請をする際は、後遺障害診断書や、レントゲン・CT・MRIといった検査結果などが必要になります。

しかし、実際にはこれらの資料が不十分で、本来の後遺障害等級が認められないケースもあります。

後遺障害に強い弁護士に相談すれば、治療段階からどのような検査を受けるべきか、どのように後遺障害診断書を記載してもらえばいいかなどをアドバイスしてもらえるため、適切な後遺障害等級を認定される可能性が高まります。

慰謝料を増額できる可能性が高まる

交通事故の慰謝料を算定する場合、多くの保険会社は「任意保険基準」という会社独自の基準を使います。

一方、後遺障害が得意な弁護士は「弁護士基準(裁判所基準)」という過去の裁判例などを参考にした基準を使うことが多いです。

この弁護士基準は、以下のように任意保険基準よりも高額であり、後遺障害等級によっては2~3倍程度も慰謝料金額が変わります。

そのため、弁護士に依頼することで、高額な慰謝料を受け取れる可能性が高まります。

【任意保険基準と弁護士基準による慰謝料金額の違い】

等級

任意保険基準(目安)

弁護士基準

第1級

1,600万円程度

2,800万円

第2級

1,300万円程度

2,370万円

第3級

1,100万円程度

1,990万円

第4級

900万円程度

1,670万円

第5級

750万円程度

1,400万円

第6級

600万円程度

1,180万円

第7級

500万円程度

1,000万円

第8級

400万円程度

830万円

第9級

300万円程度

690万円

第10級

200万円程度

550万円

第11級

150万円程度

420万円

第12級

100万円程度

290万円

第13級

60万円程度

180万円

第14級

40万円程度

110万円

示談などの手続きを全て任せられる

適切な後遺障害等級の認定を受けて、妥当な後遺障害等級を受けるためには、損害保険料率算出機構への申請手続きや保険会社との示談交渉などが必要になります。

しかし、これらの手続きは複雑ですし、保険会社はできる限り慰謝料金額を下げようと交渉してきます。

そのため、被害者がひとりで対応するのは負担が大きいです。

後遺障害が得意な弁護士に依頼すれば、これらの手続きの多くを任せられて、心理的・肉体的な負担を軽減することができます。

【申請手続きや示談交渉などを弁護士に依頼するメリット】

  • 申請や交渉による心理的・肉体的な負担が軽減する
  • 妥当な慰謝料金額で示談をまとめることができる
  • 保険会社から慰謝料が振り込まれる時期が早まる
  • 被害者はけがの治療に専念することができる

示談交渉については交通事故の示談交渉を弁護士に依頼するべき6つの理由|交渉の流れも解説をご覧ください。

後遺障害に強い弁護士の特徴

後遺障害に強い弁護士の主な特徴には、以下のようなものが挙げられます。

  • 後遺障害についての専門知識がある
  • 後遺障害についての取り扱い件数が多い

ここでは、後遺障害に強い弁護士の特徴について解説します。

後遺障害についての専門知識がある

後遺障害では、一般的な法律知識だけでなく後遺障害申請や医療などに関する知識が欠かせません。

たとえば、多岐にわたるけがの種類を理解しておく必要がありますし、むちうち症のように認定されにくい後遺障害の申請ポイントを把握しておく必要もあります。

後遺障害に強い弁護士は、このような知識を持ちあわせているほか、幅広い後遺障害に対応できるよう顧問医と提携したり、医療メンバーを含むチーム体制を整えたりしています。

後遺障害についての取り扱い件数が多い

後遺障害の取り扱い件数が多いことも、後遺障害に強い弁護士の特徴です。

後遺障害の取り扱い件数が多い弁護士であれば、後遺障害等級が認定されず「非該当」になった際に、異議申し立て、紛争解決手続き、訴訟などで対応してくれます。

また、一般的に等級変更が認められる可能性は低いのですが、後遺障害に強い弁護士であれば、必要な書類や証拠資料などを用意してくれて、適切な後遺障害等級を獲得できるようサポートしてくれるでしょう。

後遺障害に対応できる弁護士の探し方

後遺障害について弁護士に相談・依頼したい場合、主に以下のような探し方があります。

  • ベンナビ交通事故を利用する
  • インターネットで検索する
  • 法テラスを活用する
  • 弁護士会で紹介してもらう

ここでは、後遺障害トラブルに対応してくれる弁護士の探し方について解説します。

ベンナビ交通事故を利用する

後遺障害に強い弁護士を探したいなら、交通事故トラブルが得意な弁護士事務所を多く掲載しているポータルサイトの「ベンナビ交通事故」を利用することをおすすめします。

ベンナビ交通事故では「お住まいの地域」や「相談したい内容」で弁護士事務所を検索でき、初回相談無料、電話相談可能、来所不要など、自分の希望や条件に合う弁護士を見つけることもできます。

今まで弁護士に相談・依頼したことがない方にとって、特におすすめの探し方です。

インターネットで検索する

GoogleやYahoo!で「後遺障害 弁護士 (地域名)」などと調べることで、その地域の後遺障害に対応している弁護士事務所のWebサイトを探せます。

それぞれのWebサイトには、弁護士の方針、注力分野、対応実績、アピールポイントなどが掲載されていることが多いです。

そのため、これらを見て後遺障害が得意かどうかを判断できます。

ただし、情報量が多く、Webサイトのデザインも事務所によって異なるため、調べるのに時間がかかるかもしれません。

法テラスを活用する

法テラス(日本司法支援センター)とは、法務省が所管している、国民の法律トラブルを解決するための総合相談窓口です。

一般の方向けに法制度や相談窓口を紹介する「情報提供業務」や、経済的に余裕がない方向けに弁護士や司法書士による無料相談を実施する「民事法律扶助業務」などを提供しています。

各都道府県に相談窓口が設置されており、資力基準などの利用条件を満たせば、1つの事案につき3回まで無料で弁護士と相談することができます。

また、その弁護士に事件の解決を依頼することもできます。

ただし、必ずしも後遺障害に強い弁護士が担当してくれるとは限らない点には注意が必要になるでしょう。

参考:無料の法律相談を受けたい|法テラス

弁護士会で紹介してもらう

弁護士会の法律相談センターに問い合わせすることで、弁護士を紹介してもらうことができます。通常、弁護士会での相談は有料ですが、交通事故被害の相談は無料で応じていることが多いです。

また、弁護士会によっては交通事故トラブルが得意な弁護士を配置しており、専門的なアドバイスを受けられることもあります。

まずは「全国の弁護士会の法律相談センター」で近くの相談窓口を探して、後遺障害について弁護士と相談するとよいでしょう。

後遺障害を弁護士に依頼する際の注意点

後遺障害弁護士に依頼する場合は、以下のような点に注意する必要があります。

  • 相談した弁護士と担当する弁護士が異なる場合がある
  • インターネット上の口コミ情報を鵜呑みにしない
  • 知り合いからの弁護士の紹介は安易に受けない
  • デメリットを説明してくれない弁護士は避ける
  • コミュニケーションが取れない弁護士は避ける

ここでは、後遺障害の申請手続きを弁護士に依頼する際の注意点について解説します。

相談した弁護士と担当する弁護士が異なる場合がある

弁護士事務所では、ひとりの弁護士が相談から事件解決まで全てを担当する場合もあれば、フローごとに担当弁護士を分けている場合もあります。

このうち、1つの事件に複数の弁護士が携わっている場合、相談者の意見や考えが正しく反映されないリスクが生じます。

相談する際には、実際に誰が担当するのかを確認しておきましょう。

インターネット上の口コミ情報を鵜呑みにしない

インターネット上の口コミサイトを見ると、弁護士事務所の評判を確認することができます。

しかし、口コミや評判がよいからといって、必ずしも自分と相性がよいわけではありません。

インター上の口コミを鵜呑みにするのは避けるようにし、実際に弁護士と相談してみて、「信頼できそうか」「話しやすいか」などを判断しましょう。

知り合いからの弁護士の紹介は安易に受けない

友人や知人から、弁護士を紹介してもらうケースもあります。

しかし、紹介された弁護士の得意分野が、必ずしも交通事故や後遺障害であるとは限りません。

友人や知人から弁護士を紹介された場合でも、交通事故や後遺障害の対応経験が少なければ依頼をしないようにし、ポータルサイトなどで後遺障害に強い弁護士を探すようにしましょう。

デメリットを説明してくれない弁護士は避ける

少数ではありますが、弁護士の中にはデメリットを説明せずに、メリットだけを伝えて強引に契約を迫る人もいるようです。

しかし、どれだけ対応を急いでいても、そのような弁護士に依頼することはおすすめできません。

弁護士費用の内訳や費用倒れのリスク、今後の手続きなどについても丁寧に説明してくれる弁護士に依頼をしましょう。

コミュニケーションが取れない弁護士は避ける

後遺障害の依頼を受けた弁護士は、その都度、依頼者と相談しながらどのように手続きをおこなうかを決めます。

そのため、弁護士との連絡の連絡が取りにくい場合は、手続きや交渉が滞ってしまい、いつまでたっても示談金を受け取れないリスク生じます。

コミュニケーションの取りやすさについてもよく確認しておきましょう。

後遺障害に強い弁護士に依頼する費用相場

後遺障害の対応を弁護士に依頼した場合の費用の目安は、以下のとおりです。

なお、弁護士費用はそれぞれの法律事務所が自由に設定できるため、正式な依頼をする前に必ずいくらかかるのかを確認しておきましょう。

また、事務所によって支払いタイミングや経済的利益の定義なども異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

【後遺障害の弁護士費用の目安額】

法律相談料

30分あたり5,000円~1万円程度

着手金

10万~20万円程度

※着手金無料の弁護士事務所もある

報酬金

経済的利益によって異なる

そのほか

日当、交通費、実費など

弁護士費用特約を使うことを検討しよう!

弁護士費用特約とは、交通事故の示談交渉などを弁護士に依頼した際の弁護士費用の一部(上限300万円)を、保険会社が負担してくれる特約のことです。

主に自動車保険(任意保険)にオプションとして附帯されており、契約者本人だけでなく、配偶者や同居の親族なども利用することが可能です。

もらい事故などで自分の自動車保険を利用できない場合でも、こちらの特約を利用することで弁護士費用の多くをカバーすることができます。

まとめ|後遺障害に強い弁護士に相談しよう

交通事故のけがで後遺症が残った場合は、適切な補償を受けるために後遺障害等級の認定手続きをおこなう必要があります。

しかし、この手続きには適切な診断書や証拠資料などが必要となり、これらが不足していると本来よりも低い等級になるリスクがあります。

そのため、できる限り早い段階で後遺障害に強い弁護士に相談し、適切なサポートを受けるのが望ましいです。

まずは「ベンナビ交通事故」で後遺障害が得意な弁護士を探すことをおすすめします

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編集部
本記事はベンナビを運営する株式会社アシロが企画・編集をおこないました。
  • ※ベンナビに掲載されているコラムは、必ずしも弁護士が執筆したものではありません。
  • ※本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。
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