ダメな弁護士の特徴8個を徹底解説|失敗しない選び方と依頼した場合の対処法も紹介
- 「依頼中の弁護士をあまり信用できない…」
- 「しっかりと対応してくれる弁護士を選びたい…」
法律トラブルを解決するにあたって、弁護士は非常に力強い存在となります。
しかし、相性の悪さなども相まって、依頼後に「ダメかも」と思うケースがないわけではありません。
このような不安がある中で依頼し続けるのはストレスになりますし、事態が悪化する原因にもなります。
本記事では、法律トラブルを抱えている方や弁護士に不満がある方に向けて、以下の内容を説明します。
- 弁護士選びが重要になる理由
- 「依頼してはダメ」な弁護士の特徴
- ダメと感じる弁護士を回避する方法
- ダメと感じる弁護士に依頼した場合の対処法 など
本記事を参考に、どのような観点で弁護士を選べばよいのかなどについて把握しましょう。
弁護士選びが重要な理由!ダメと感じる弁護士に依頼すると後悔する?
法律トラブルに巻き込まれた場合、弁護士に相談・依頼するケースもあるでしょう。
このときに最も重要なことは、ダメな弁護士を見極めて納得のいく依頼先を見つけることです。
もしダメな特徴に該当する弁護士に依頼した場合、以下のようなリスクが考えられるでしょう。
- 事件の処理がなかなか進まない
- 納得のいく条件で解決できない
- 回収額が少なく費用倒れになる など
そのため、一般的に「おすすめできない弁護士の特徴」を理解しておくことが重要になります。
「依頼してはダメ」な弁護士の特徴8選|後悔しないためのポイント
「依頼してはダメ」な弁護士の特徴には、以下のようなものが挙げられます。
- 依頼した内容の実績や経験が少ない
- 時間や約束に関してルーズさがある
- 態度が悪くて、話しづらいと感じる
- 相談者の話をあまり聞いてくれない
- 説明が曖昧・難解でわかりにくい
- 弁護士費用の詳細がわからない
- 委任契約書を作成してくれない
- 報告がまったくないか非常に少ない
ここでは、依頼することをおすすめできない弁護士の特徴について説明します。
1.依頼した内容の実績や経験が少ない
法律トラブルには、以下のようにいくつか分野があります。
- 家事事件
- 民事事件
- 刑事事件
- 行政事件
- 企業法務 など
このようにさまざまな分野があるため、弁護士にもある程度の得意分野・注力分野があります。
そのため、弁護士の得意分野と依頼したい内容が異なる場合、満足いかない結果になることが考えられます。
「ダメな弁護士」というわけではありませんが、少なくともその事案においてはおすすめできないでしょう。
2.時間や約束に関してルーズさがある
時間や約束に関して、以下のような特徴がある弁護士もあまりおすすめできません。
- 相談時間に遅れてくる
- 問い合わせても返信がない
- 電話をかけても折り返しがない など
これらの特徴がある場合は、依頼したあとの事件の処理にも時間を要する可能性が高いです。
また、法律手続きの中には「期限」が設けられているものも多く、間に合わなくなるリスクもあります。
最終的に満足いかなくなる可能性が高いため、できる限り不安感が残る弁護士は避けるほうがよいでしょう。
3.態度が悪くて話しづらいと感じる
弁護士と相談をした際に、以下のような対応を取られた場合もあまりおすすめできません。
- 腕を組んでふんぞり返っている
- 馬鹿にしたように鼻で笑われた
- 質問や意見をすると不機嫌になる など
上記のような対応を取られると、相談しにくくなったり、本音で話しにくくなったりします。
その結果、満足のいかない解決になる可能性があるため、依頼するのは避けるべきでしょう。
4.相談者の話をあまり聞いてくれない
相談した際に、弁護士から以下のような対応を取られることもあります。
- 質問や会話などを遮られる
- 弁護士側の意見を押し付けられる
- 早い段階で結論付けをされてしまう など
このように話を真摯に聞いてくれない弁護士はあまりおすすめできません。
もっとも弁護士は、法律トラブルを解決したり、予防したりすることが仕事です。
そのため、相談者が不満や愚痴だけを言っている場合は、話を軌道修正される可能性があるでしょう。
5.説明が曖昧・難解でわかりにくい
相談した際に、弁護士に以下のような説明をされることもあります。
- 言葉や回答を濁される
- ハッキリと説明してくれない
- 難しい言葉で説明をしてくる など
説明が曖昧だったり、難解だったりすると、疑問が解消しないというケースが多いです。
その結果、「相談してもあまり意味がなかった」「相談したけどダメだった」と感じてしまいます。
もし不明点や疑問点がある場合はその都度質問したり、図解を求めたりするのもひとつの方法です。
6.弁護士費用の詳細がわからない
弁護士費用について、以下のような対応を取られることもあります。
- 見積書を提示してくれない
- 詳細や内訳を教えてくれない
- 追加料金の有無を説明してくれない など
弁護士は、弁護士費用について説明する必要があります(弁護士職務基本規程第29条1項)。
それにもかかわらず、見積もりの提示を渋られたり、回答を避けられたりすることもあるようです。
将来的に費用面でトラブルになるリスクが高いため、なるべく依頼しないほうが望ましいでしょう。
7.委任契約書を作成してくれない
弁護士と契約する際に、委任契約書を作成してくれない場合は要注意です。
弁護士が事件を受任する際は、委任契約書を作成する必要があります(弁護士職務基本規程第30条1項)。
それにもかかわらず、委任契約書を作成しないということは、将来的にトラブルになるリスクが高まります。
弁護士費用を説明してくれないケースと同じで、この場合でもできる限り依頼を避けるほうが望ましいです。
8.報告がまったくないか非常に少ない
弁護士は事件を受任した際には、以下の義務を負うことになります。
- 速やかに着手し、遅滞なく処理する義務(弁護士職務基本規程第35条)
- 事件の経過や結果に影響する内容を報告し、依頼者と相談する義務(同規程第36条)
しかし、実際には弁護士からの報告がない、報告が少ないことで不満につながるケースはあります。
依頼する前には、日常的なやり取りや連絡の頻度などについても確認しておくほうが望ましいです。
実際に依頼しないとわからないことですが、注意点として覚えておくほうがよいでしょう。
ダメな特徴がある弁護士を回避するには?弁護士選びの4つのコツ
ダメな特徴がある弁護士を回避する対処法には、以下のようなものがあります。
- 法律事務所のWebサイトを見比べる
- 専門ポータルサイトで弁護士を探す
- 事前に口コミや評判を確認しておく
- 無料相談を使って実際に会ってみる
ここでは、ダメな特徴に当てはまる弁護士を避けるためのコツについて説明します。
1.法律事務所のWebサイトを見比べる
法律事務所のWebサイトには、一般的に以下のような情報が掲載されています。
- 法律事務所の特徴・強み・ポリシー
- 弁護士の経歴・得意分野・意気込み
- 取扱分野とその分野における活動方針 など
得意分野・注力分野がある場合、解決事例や依頼者の声などが掲載されていることも多いです。
また、「特設サイト」を設けて、注力している分野についてアピールしている法律事務所もあります。
これらの情報を見比べることにより、自身の抱えている法律問題に合う弁護士を見つけやすくなります。
2.専門ポータルサイトで弁護士を探す
特定の法律問題について相談・依頼したい場合は、弁護士ポータルサイトを使うのもおすすめです。
弁護士ポータルサイトを使用すれば、注力分野や地域などを絞り込んで弁護士を探すことができます。
さらに詳細条件を設定して弁護士を検索できることも多いため、自分に合う弁護士を見つけやすいです。
ベンナビなら簡単に自分に合う弁護士を探せる!
もし弁護士ポータルサイトを使用したい場合は「ベンナビ」がおすすめです。
ベンナビでは、以下のように特定の法律問題ごとに法律事務所や弁護士が掲載されています。
- 離婚
- 相続
- 交通事故
- 債務整理
- 刑事事件
- 労働問題
- 債権回収
- ITトラブル
各サイトでは、離婚ジャンルの中の「離婚協議」のように特定の悩みを相談することができます。
また「無料相談の有無」「電話相談の可否」「土日相談の可否」などで絞り込むことも可能です。
自身に合った弁護士を見つけやすいため、ベンナビを有効活用して弁護士を探すことをおすすめします。
3.事前に口コミや評判を確認しておく
事前にSNSやGoogleマップなどで法律事務所の口コミを確認しておくことをおすすめします。
これらは実際に相談したり、依頼したりした人の意見なので、弁護士を選ぶ際の参考になります。
もっとも口コミは投稿者の主観的な意見なので、必ずしも自分の状況に当てはまるわけではありません。
複数の口コミや評判を見て公平に判断したり、投稿者の別の口コミを見て傾向を見極めたりしましょう。
4.無料相談を使って実際に会ってみる
候補となる弁護士が見つかったら、無料相談などを利用して実際に会ってみましょう。
その際、前述した「ダメかどうか」のポイントをよく確認することをおすすめします。
【無料相談時に確認しておくべきポイント】
- 実績や経験が十分あるか
- 話しやすくて相性がよいと感じるか
- 説明がわかりやすくて疑問が解消するか
- 弁護士の提案する解決策に納得がいくか
- 依頼後の連絡頻度や連絡方法を教えてくれるか
- 弁護士費用の詳細や内訳などを教えてくれるか など
一般的に無料相談は30分~1時間程度であり、全てを確認しきれない可能性はあります。
それでもできる限り上記の項目を確認し、納得できるかどうか判断するほうが望ましいです。
なお、必ずしも依頼する必要はないため、気になる弁護士がいる場合はまず話を聞いてみましょう。
もしダメな特徴に当てはまる弁護士に依頼してしまった場合の対処法
もし弁護士に依頼してから問題が生じた場合は、以下のような対応をしましょう。
- 法律事務所や弁護士に直接不満を伝える
- 所属の弁護士会に対して苦情を申し入れる
- 契約を解除してほかの弁護士に依頼しなおす
ここでは、ダメな特徴に当てはまる弁護士に依頼した場合の対処法を紹介します。
1.法律事務所や弁護士に直接不満を伝える
法律事務所や弁護士に不満がある場合、まずは直接伝えることをおすすめします。
不満の伝え方には電話やメールなどがあるため、状況によって使い分けるとよいでしょう。
| メリット | デメリット | |
| 電話 |
すぐに回答がもらえる |
緊張してしまうことがある 連絡は営業時間に限られる そもそも繋がらないことがある |
| メール | いつでも連絡ができる 文面を冷静に考えられる |
返信までに時間がかかることがある メールを見てくれない可能性がある |
連絡する際は「何に不満があるか」「どうしてほしいか」を冷静に伝えることがポイントです。
現状の不満と希望を伝えることで、弁護士と認識を揃えられて、問題が解決する可能性があります。
2.所属の弁護士会に対して苦情を申し入れる
弁護士の行動に明らかな問題がある場合は、弁護士会に対して苦情を申し入れることができます。
- 市民窓口相談:弁護士の活動に対する苦情を受け付けている
- 紛争調停制度:弁護士との契約トラブルについて仲介してくれる
法律事務所や弁護士に直接不満を伝えても改善しない場合は、弁護士会に相談するのもおすすめです。
なお、弁護士会については、日本弁護士連合会の「全国の弁護士会の法律相談センター」で探せます。
3.契約を解除してほかの弁護士に依頼しなおす
弁護士の活動内容に納得できない場合は、解任して新しく依頼しなおすことを検討しましょう。
【現在の弁護士を解任してほかの弁護士に依頼しなおす流れ】
- 新しく依頼したい弁護士を探す
- 新しい弁護士にセカンドオピニオンを求める
- 納得がいく場合は新しい弁護士と契約をする
- 現在の弁護士に解任の意思表示をし、引き継ぎをしてもらう
ほかの弁護士に依頼しなおすことで、自身の希望に合った解決を目指せる可能性が高まります。
しかし、すでに支払っている着手金については、原則として返還されない点はデメリットです。
新しく依頼したい弁護士からアドバイスを受けつつ、慎重に判断することをおすすめします。
さいごに|ダメな弁護士の特徴を把握して弁護士選びの失敗を避けよう!
法律トラブルをできる限り納得のいく形で解決するには、弁護士選びが非常に重要になります。
そのため「弁護士なら誰でもよい」というわけではなく、自身に合った弁護士を選ぶ必要があります。
おすすめできない弁護士の特徴をしっかりと理解して、弁護士を選ぶ際の参考にするとよいでしょう。
なお、自分に合っているかどうかは、実際に弁護士と話をしてみることで判断が付きやすくなります。
法律事務所のWebサイトやポータルサイトで候補を見つけたら、まずは相談することをおすすめします。









