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5chで自分の書き込みを削除する5つの方法と弁護士に依頼すべき理由を解説!

弁護士監修記事
ITトラブル
2023年06月28日
2023年06月28日
5chで自分の書き込みを削除する5つの方法と弁護士に依頼すべき理由を解説!
この記事を監修した弁護士
立花志功弁護士 (立花志功法律事務所)
北海道・札幌にある地域密着型の弁護士事務所。IT問題に注力しており、インターネット上のトラブルを迅速に対応しています。
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5chの書き込みを削除したいときは、削除要請フォームやメールなどを利用する必要があります。

ただし、5chの削除は削除人の権限によっておこなわれるので、自分の書き込みであっても自由に削除はできません。

「ついうっかり」の書き込みからトラブルになってしまい、以下のような悩みを抱えている方もいらっしゃるのでないでしょうか。

  1. 自分の個人情報を書き込んだので早く削除したい
  2. 誹謗中傷の書き込みをしたので訴えられないか心配
  3. 知らないうちに5ch以外のサイトに転載された
  4. 何度も削除依頼しているのに応じてもらえない
  5. 匿名の書き込みでも名前や住所を特定される?

5chは書き込みの内容によって削除依頼の方法が変わるため、利用規約や削除ガイドラインをよく理解しておかなければなりません。

また、問題のある書き込みをした場合、損害賠償請求や刑事告訴になる可能性もあるので、削除を急がなければならないでしょう。

ここでは、5chの書き込みを削除する方法や、弁護士に削除を依頼するメリットをわかりやすく解説していきます。

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5chの自分の書き込みは自由に削除できない

5chには書き込みや投稿削除に関する削除ガイドラインや5ちゃんねる削除体制があるため、自分の書き込みでも自由に削除できなくなっています。

削除対象の書き込みは細かく定義されていますが、要約すると以下のような内容になるので、削除可能な書き込みかどうか十分に理解しておく必要があります。

5chの書き込み削除のルール

5chでは表現の自由を重視しており、書き込みの削除は最低限に留めています。

ただし、以下の書き込みはガイドラインに明記されているので、削除に応じてもらえる可能性はかなり高いでしょう。

  1. 個人名・住所・所属
  2. 電話番号やメールアドレス
  3. 誹謗中傷
  4. 私生活情報
  5. 差別や蔑視
  6. 判決や仮処分が決定した書き込み

なお、細かなルールはそれぞれの「板」ごとに設定されており、「議論に関する誹謗は、議論を残すために削除しない」など、一部の例外もあるので注意してください。

5chの書き込み削除は削除人の権限

5chの書き込みは、削除人だけに削除権限が与えられています。

削除依頼に応じるかどうかも削除人が判断するので、自分の書き込みを削除したいときは、明確なガイドライン違反になっていることを証明しなければなりません。

また、書き込みの内容によって対応する削除人も変わるので、メールによる依頼、または削除請求フォームからの送信など、適切な方法を選択する必要もあります。

5chの書き込みを削除する5つの方法

5chの書き込みを削除する方法は5つあります。

自分で削除依頼しても5ch側が応じてくれなかったときは、弁護士に削除を依頼するか、または裁判所へ仮処分命令を申し立てましょう。

削除要請フォームから削除依頼を出す

5chの削除要請フォームではガイドライン違反となる重要削除対象を受け付けており、以下の項目を入力して削除依頼できるようになっています。

  1. 名前・担当者名・部署/役職:個人が削除依頼するときは名前のみ
  2. メール:削除依頼する人のメールアドレス
  3. 法人名/団体名:個人が削除依頼するときは不要
  4. 対象区分:誹謗中傷の場合は「個人・三種」を選択
  5. 掲示板アドレス:対象となる板のURL
  6. 既存依頼スレッド:入力不要
  7. 削除対象アドレス:対象となるスレッドのURL
  8. 削除理由・その他:削除理由を入力

削除要請フォームの入力内容は5chの削除スレッドで公開されるので、本名やメインのメールアドレスは入力しないほうがよいでしょう。

また、すでに警察へ相談している場合は、削除理由に警察署名や部署名を入力してください。

運営会社へのメールで削除依頼を出す

権利侵害に関する書き込みを削除依頼するときは、メールで以下の内容を5chの運営会社へ送信します。

  1. 宛先のメールアドレス:meiyokison@5ch.net
  2. メールの件名:削除申し立て
  3. 対象スレッドなどのURL
  4. レス番号
  5. 削除理由
  6. 削除理由の根拠となる資料
  7. 顔写真付きの本人確認書類

メールの削除依頼は削除スレッドに公開されませんが、削除を約束されるわけではなく、相手が異議申し立てする可能性もあるので注意してください。

削除整理フォームを利用する

重要削除対象以外の一般的な削除依頼については、削除整理フォームに以下の項目を入力して送信します。

  1. 名前
  2. メール:省略可
  3. 掲示板のURL
  4. 削除対象部分:スレッドまたはレス指定
  5. 削除対象のURL

乱立スレッドや下品ネタなどの書き込みがあった場合は、削除整理フォームから削除依頼しておきましょう。

弁護士に削除依頼を出してもらう

個人名で削除依頼しても5ch側が応じてくれなかったときは、弁護士に削除請求を依頼してください。

5chでは、「5ちゃんねるが認めた弁護士」からの削除請求には原則として対応するものとしています。

なお、5chが認めた弁護士とは、表現の自由に十分な理解を示している弁護士を指しており、過去に5chが削除請求に応じた弁護士の場合、引き続き削除に応じる可能性が高いようです。

5chの削除請求に成功している弁護士はベンナビITに登録されており、地域や相談したい内容で絞り込み検索もできるので、頼れる弁護士が必ず見つかるでしょう。

また、検索結果の一覧には「削除対応が得意なサイト」が表示されるので、5chの削除実績がある弁護士に依頼してください。

5chの削除依頼を弁護士に依頼すべき理由

5chに削除依頼しても応じてもらえなかったときは、弁護士に書き込みの削除請求を依頼してください。

弁護士に依頼すると以下のように対応してくれるので、5ch側が削除請求に応じる可能性が高くなります。

適切な方法での削除依頼ができる

弁護士に依頼すると適切な削除依頼の方法を選択してくれるので、高確率で削除依頼に成功します。

自分で対応するとメールや専用フォームの選択を間違えたり、削除理由が不十分だったりするケースが多いため、5chの削除人に削除の妥当性が伝わらない場合があります。

しかし、弁護士は書き込みのどの部分がガイドラインに違反しているか、どのような問題が発生しているか論理的に説明してくれるので、削除人の理解を得やすくなるでしょう。

ただし、どの弁護士でも同じ対応をしてくれるとは限らないため、ネットトラブルに詳しく、5chが定義する「5ちゃんねるが認めた弁護士」に依頼する必要があります。

5chの書き込みが原因で起こりうる問題

5chに誹謗中傷などの書き込みをした場合、以下のような問題に発展するケースがあるので注意が必要です。

場合によっては刑事事件で起訴される可能性もあるので、問題のある書き込みをしたときの影響をよく理解しておきましょう。

自分の個人情報を書き込んでしまった

自分の住所や氏名、メールアドレスなどを書き込んでも他人に被害は出ないので、訴訟を起こされたり慰謝料を請求されたりすることはありません。

ただし、不審なメールを大量に送信される、または自宅を盗撮されてネット上に晒されるなど、自分自身だけではなく家族もトラブルに巻き込んでしまう可能性があります。

また、特に問題のない常識的な書き込みだったとしても、実名を出したことで「○○は不倫している」「○○は違法ドラッグを使っている」などのデマを流されるかもしれません。

特別な事情がない限り、5chに自分の個人情報は書かないようにしてください。

他人の誹謗中傷・名誉毀損に当たる内容を書き込んでしまった

5chに相手の実名を出して誹謗中傷した場合、侮辱罪や名誉棄損罪で告訴される可能性もあります。

「○○はバカ」「○○会社はブラック企業だ」など、事実を指摘せずに公然と侮辱する書き込みをおこなうと、刑法231条の侮辱罪が成立します。

また、「○○は傷害罪の前科者だから関わるな」などの事実を指摘した場合は、刑法230条の名誉棄損罪になるでしょう。

被害者が刑事告訴すると逮捕される可能性が高く、実刑判決になったときは以下の刑事罰に処されます。

  1. 侮辱罪:1年以下の懲役または禁錮もしくは30万円以下の罰金または拘留や科料
  2. 名誉棄損罪:3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金

また、実名を出さなかったとしても、第三者が容易に個人を特定できるような書き込みであれば、告訴や被害届を提出される可能性が十分にあります。

軽い刑罰になった場合でも前科が付いてしまうので、誹謗中傷や名誉棄損の書き込みは絶対にしないでください。

他人の個人情報を書き込んでしまった

5chに他人の住所や氏名を書き込むと、相手からプライバシー侵害を理由として損害賠償請求される場合もあります。

個人情報の公開によってネット上のなりすましやストーカー行為が発生した場合、被害者の信用が損なわれてしまい、外出できなくなる可能性も考えられます。

被害の状況によっては数十万~100万円程度の損害賠償になり、請求どおりに支払わなかったときは民事訴訟を起こされるケースもあるでしょう。

また、「匿名の書き込みだからバレないのでは?」と考えている方もいますが、5chやプロバイダが被害者の開示請求に応じると、住所氏名が特定されます。

相手が法人だった場合は高額な賠償金になるので、公開されていない情報や、個人情報の書き込みは慎むべきでしょう。

5chの削除依頼に関するよくある質問

5chに削除依頼するときは、以下の「よくある質問」も参考にしてください。

ネット上の書き込みは知らない間に拡散されているケースがあるので、5chの削除依頼だけでは問題解決に至らない場合もあります。

まとめサイトに掲載されてしまった場合はどうしたらよいですか?

5chの書き込みがまとめサイトに掲載されたときは、個別に削除依頼しなければなりません。

ただし、5chのまとめサイトやミラーサイトはいくつもあり、それぞれ利用規約や投稿削除の判断基準が異なっているため、複数のサイトに掲載されると自分ですべて対応するのはほぼ困難です。

削除依頼の専用フォームがなく、運営会社の連絡先が非公開になっているサイトもあるので、まとめサイトに掲載されたときは弁護士に削除を依頼してみましょう。

弁護士は各サイトに応じた方法で削除依頼してくれるので、運営会社が削除に応じてくれる可能性が高くなります。

削除依頼を弁護士に依頼するとどのくらいの費用がかかりますか?

特に決まった相場はありませんが、概ね以下のような弁護士費用がかかります。

【任意による削除請求】

  1. 着手金:5万円程度
  2. 報酬金:5万円程度

【仮処分命令による削除請求】

  1. 着手金:10万円~20万円程度
  2. 報酬金:15万円~20万円程度

【その他の費用】

  1. 法律相談料:30分5,500円、1時間1万1,000円程度
  2. 交通費や通信費などの実費:依頼内容による
  3. 日当:依頼内容による

多くの弁護士は初回の相談料を無料にしているので、書き込みの削除に困っているときは相談だけでもしてみましょう。

また、弁護士費用は自由設定になっているため、法律事務所ごとに費用体系が異なります。

一般的な相場よりも割高な弁護士もいるので、複数の法律事務所で見積もりを取るようにしてください。

参考サイト:5chの自分の書き込みを削除したい!削除の基本ルールとやり方を解説

まとめ|5chの削除依頼は弁護士に相談を

5chなどの掲示板サイトは自由な意見交換を重視しているケースが多いので、書き込みを削除してほしいときは正当な理由が必要になります。

利用規約やガイドライン違反は基本的に削除対象ですが、あくまでも削除人の判断によるため、削除依頼に応じてもらえない場合もあるでしょう。

ただし、侮辱や名誉棄損の書き込みだったときは、刑事告訴や損害賠償請求される恐れもあるので放置はできません。

自分の書き込みを確実に削除したいときや、仮処分の申し立てや訴訟を検討しているときは、ネットトラブルの解決実績が豊富な弁護士に相談してください。

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本記事はベンナビを運営する株式会社アシロが企画・編集をおこないました。
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