窃盗に強い弁護士の探し方!選び方のポイントや弁護士費用の相場を解説
本当にやっていてもやっていなくても窃盗の疑いで逮捕された、あるいは知り合いが逮捕されたといった状況におちいると、どうしたらよいかわからなくなりますよね。
万が一逮捕された場合、まずは弁護士に相談することを優先してください。
本記事では、窃盗に強い弁護士の選び方や探し方、さらには弁護士費用の相場や安く抑えるコツなどを解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
窃盗を疑われた・逮捕されたら速やかに弁護士に相談を!
窃盗や万引き事件が警察沙汰になってしまった場合、弁護士に相談することをおすすめします。
その理由は、弁護士に相談することで早期釈放の可能性が期待できるからです。
たとえ、実際に窃盗をしたとしても不起訴処分になるために対策してくれるうえ、被害者側と示談に持っていくことで裁判を回避できる可能性もあります。
元どおりの生活を少しでも早く手に入れるためには、迅速に弁護士に相談すべきです。
窃盗・万引きに強い弁護士の特徴と選び方のコツ5つ
窃盗や万引きが得意な弁護士にはいくつか特徴があります。
どこに依頼すればいいか迷ったときには、以下のポイントを意識し絞り込んでいきましょう。
1. 窃盗に関する実績が豊富である
窃盗や万引きが得意な弁護士は、これまでの取扱件数が多い傾向にあります。
弁護士には得手、不得手があり、ジャンルによってはまったく受注実績がない案件もあるでしょう。
これまで多くの事件を取り扱ってきた弁護士であれば、窃盗事件への対応に関するノウハウが豊富なため、的確かつ迅速に解決策を導き出してくれます。
法律事務所のホームページにはどのような案件をおもに取り扱っているかが掲載されています。
その中でどのようなキャリアを持つ弁護士なのかを確認してください。
2. 連絡がつきやすく対応が迅速である
窃盗に強みのある弁護士の特徴として、コンタクトがすぐに取れる点は見逃せません。
逮捕された場合は最初の72時間が勝負といわれており、その時間内で適切に対処ができなければ長時間勾留される恐れがあります。
一旦勾留されると、起訴まで最長20時間にわたって捕らわれの身になってしまいます。
勾留を回避したければ、すぐに動いてくれるフットワークの軽い弁護士を探すことが賢明です。
3. 示談交渉が得意である
窃盗事件が得意な弁護士の特徴として、示談交渉に強みを持っている点も挙げられます。
被害者側と示談が成立すれば、起訴を回避できる可能性が高まるでしょう。
被害者と加害者が直接顔を合わせると、感情的になり交渉が不調に終わるかもしれません。
しかし、弁護士が代理人になると冷静に現実的な話し合いをすることが期待できます。
窃盗事件が得意な弁護士に依頼すれば、自分たちだけでなく相手も納得できる結果で終われる可能性が高まるのです。
4. 減刑獲得のための提案をしてくれる
窃盗に強みを持つ弁護士の特徴として、状況に応じてフレキシブルに対応できる点も挙げられます。
場合によって起訴は免れないケースが出てくるかもしれませんが、このような状況であれば減刑を獲得するためのアドバイスを実施してくれます。
また、減刑を獲得するためにできることもアドバイスしてくれるでしょう。
処罰が不可避な状況でも、何かできることはないか提案してくれる弁護士は心強い存在です。
5. 加害者の将来を考え更生のアドバイスをしてくれる
クライアントが実際にものを盗んでしまった場合、更生するためにどうすればいいかアドバイスしてくれる弁護士を選びましょう。
盗みを働くには、それ相応の事情があります。
貧困など経済的な問題、あるいは窃盗症と呼ばれる一種の疾患である可能性も考えられます。
再犯防止のための方策についても、窃盗に強みのある弁護士はさまざまなノウハウを有していることが特徴です。
ノウハウや実績が豊富であれば、それぞれの事情にマッチした丁寧なアドバイスが期待できるでしょう。
窃盗・万引きに強い弁護士の探し方3選
窃盗や万引きに注力している弁護士をどこで探せばいいのかと悩んでいる方は少なくないでしょう。
探し方としては、ネットで検索にかける方法をはじめとしていくつかあります。
ここからは、弁護士の探し方としておすすめの方法を紹介します。
1. 弁護士会で紹介してもらう
弁護士会に依頼をすれば、窃盗を得意分野とする弁護士を紹介してもらえます。
弁護士会は読んで字のごとく弁護士や法律事務所が加入している業界団体で、一般市民向けに法律相談や弁護士紹介などのサービスを実施しています。
弁護士は紹介を受けると、事件処理などをまとめた報告書を作成のうえ提出しなければなりません。
弁護士会は真摯に対応してくれることから依頼しやすい点が特徴です。
地域ごとに弁護士会があるので、居住地域の管轄先へ確認してみてください。
2. インターネット検索で探す
インターネットでさまざまな情報を手軽に収集でき、窃盗に注力している弁護士も探せます。
今ではほとんどの弁護士が自前のWebサイトを持っているため、検索をかけるとヒットしやすいでしょう。
「弁護士 窃盗(もしくは万引き)居住地域名」で検索をかけると、窃盗に関する実績が豊富、かつ最寄りの法律事務所が見つかります。
そして、サイトを訪れたら過去の実績や特徴などをチェックのうえ候補を絞り込んでください。
3. ポータルサイト検索で探す
最近では集客のためにポータルサイトに登録している弁護士は少なくありません。
そのため、ポータルサイトを利用することで窃盗が得意な弁護士を見つけやすいといえます。
ポータルサイトには弁護士のプロフィールが紹介されているうえ、初回無料の法律事務所など特定の条件でも検索をかけられます。
窃盗・万引きに強い弁護士を探すならベンナビ刑事事件がおすすめ
ポータルサイトを使って弁護士探しをするなら、ベンナビ刑事事件の利用をおすすめします。
豊富な実績があることは弁護士を選ぶうえで非常に重要で、その点においてベンナビ刑事事件は2024年4月時点で18万件を超える相談数を誇ります。
また、サイトの訪問者数も累計4,777万人を超えており、これだけ多くの方が利用されていることは信頼の証といっても過言ではありません。
また、刑事事件に関するコラムも豊富に掲載されているので、窃盗事件に関する知識も身に付けられます。
ベンナビ刑事事件の特徴
ベンナビ刑事事件は、ベンナビシリーズという法律事務所ポータルサイトのサービスです。
ベンナビシリーズでは、日本各地の法律事務所が1,000件以上掲載されています。
事務所プロフィールには詳細な情報が記載されており、弁護士のプロフィールやこれまでの解決事例、料金表などをカバーしています。
弁護士を選ぶにあたって重要なポイントを網羅しているので、自分に合った法律事務所を見つけやすいです。
窃盗事件に強いを弁護士に無料相談・依頼するメリット3つ
窃盗事件に強い弁護士に無料相談や依頼するメリットを解説します。
おもなメリットは次のとおりです。
1. 刑事処分の見込みを知ることができる
窃盗事件の場合、どういった処分が下るかはわかりません。
被害額や初犯かどうかなどによっても、刑事処分は大きく変わってきます。
窃盗が得意分野の弁護士に相談すれば、これまでの経験からどういった結果になるか、見込みを聞くことが可能です。
法律の知識が乏しい方の場合、今後どうなるかを推測すること困難でしょう。
そのような中で逮捕・勾留などをされると不安は募る一方です。
よって、早めに弁護士とコンタクトを取りアドバイスを受けることをおすすめします。
2. 刑が軽くなる可能性がある
窃盗に注力している弁護士に弁護活動を依頼すると、刑罰が軽くなる可能性がある点もメリットのひとつです。
仮に自分だけで対処しようとすると、事態がますます悪化する恐れがあります。
その点、弁護士に依頼をすることで不起訴処分を獲得するなど、適切な対処が期待できるでしょう。
また、たとえ有罪でも減刑してもらえる公算が高くなります。
3. 不起訴処分の可能性が高まる
弁護士に依頼するメリットとして、不起訴処分を獲得できるかもしれない点も挙げられます。
本来、逮捕されると取り調べののちに起訴され、有罪判決が下りれば前科がついた状態になってしまいます。
前科がつくと会社勤めの場合は解雇、学生であれば退学処分などの社会的制裁を受けることになります。
弁護士が適正に活動すると不起訴処分を獲得できるかもしれず、その場合は前科もつきません。
窃盗事件に強い弁護士に無料相談する際のコツ3つ
窃盗事件の解決に向かうためには、得意とする弁護士にまずは無料相談をして必要なアドバイスを受けるべきです。
その際、的確な指導を受けるためにはいくつか押さえておくべきポイントがあるので見ていきましょう。
1. 現在の状況を嘘はつかず正直に話す
まずは、弁護士に対して包み隠さず正直に話しましょう。
たとえ不利になりそうなことでも、事実は全て話すように心がけてください。
何か隠しごとをしてしまうと弁護士も正しい助言ができなくなります。
また、弁護活動する中で後々に聞いていたことと異なる事実が出てくると、今後の活動にも支障をきたしかねません。
その結果、自分の発言により首を絞めてしまうことになるでしょう。
2. 相談することを事前に頭の中で整理しておく
相談内容をあらかじめ整理しておくことも重要なポイントです。
いいたいことがまとまっていなければ、いざ弁護士に相談するときに何から伝えればいいかわからなくなることがあります。
弁護士の無料相談は30分までなど時間制限を設けているケースが少なくありません。
話がまとまっていなければ全て相談できずに時間切れになってしまうこともあります。
そのため、対策として相談内容は事前にメモなどにまとめておきましょう。
心配であればメモを見ながら相談すると、聞き忘れの防止にも繋がります。
3. 聞きたいことや質問することを事前に考えておく
相談内容だけでなく、質問事項もあらかじめまとめておいてください。
窃盗事件に巻き込まれた場合、わからないことや確認しておきたいことが出てくると想定されます。
その際に、何も準備していなければ相談したあとで後悔するかもしれません。
あらかじめシミュレーションをして聞いておきたいことをピックアップしメモ帳にまとめておくことで、重要な問題について尋ね損ねる心配は軽減されます。
窃盗事件の弁護士費用の相場
窃盗事件で弁護士に依頼する際に気になる費用相場ですが、60~150万円程度と考えておきましょう。
ただし、一律いくらと決まっているわけではなく、事件の内容や法律事務所の方針によってもまちまちです。
また、逮捕・勾留されると弁護士が定期的に接見に行かなければならず、その分の費用も上乗せされるため費用は高額になります。
正式に依頼する前に、費用はどれくらいかかるか見積もりを取っておきましょう。
窃盗事件の弁護士費用を安く抑える方法3つ
窃盗事件で弁護士に依頼すると、まとまった費用が必要となります。
しかし、できることなら少しでも費用を安く抑えたいところです。
ここでは、費用を安くする3つの方法について解説します。
1. 法律事務所の無料相談を活用する
弁護士の中には初回限定で無料相談を受け付けているケースがあり、利用することで相談料を安く抑えられます。
窃盗事件で弁護士に相談する場合、30分当たり5,000円といったところが相場です。
これを無料にできれば、一定の節約効果が期待できます。
2. 複数の法律事務所に相談し費用を比較する
複数の法律事務所で見積りを取って、その内容や価格を比較する方法もおすすめです。
複数から見積りを取ることで、より安い費用で弁護活動を実施している先が見つけられます。
同じ事件でも法律事務所ごとに経営方針や弁護スタイルは異なることから、費用にも若干のばらつきが見られます。
ただし、安かろう悪かろうということもあるので、値段の安さだけでなく内容も比較したうえで依頼先を決めてください。
3. 完全成功報酬制の弁護士を選ぶ
完全成功報酬制の弁護士に依頼すれば、トータルの費用を安くできるかもしれません。
完全成功報酬制は弁護活動が成功した場合に、限定して報酬を支払う料金システムです。
そのほかの法律事務所であれば望んだ結果が得られなくても、一定の費用を負担しなければなりません。
これでは損したように感じるかもしれませんが、完全成功報酬制ならこのような事態を回避できます。
しかし、完全成功報酬の場合、パーセンテージがいくらなのかは弁護士によって異なります。
また、何をもって成功とするかを事前に確認しておかなければ、成功していないという認識でも請求されるかもしれません。
まとめ|窃盗事件に強い弁護士を探すなら「ベンナビ刑事事件」
本記事では、窃盗に強い弁護士の選び方や探し方、さらには弁護士費用の相場や安く抑えるコツなどを解説しました。
窃盗事件に巻き込まれた場合は、早めに弁護士へ相談しましょう。
弁護士に相談すれば、不起訴処分を勝ち得るなど少しでも刑罰を軽くできる可能性があります。
また、窃盗事件が得意分野の弁護士であれば、これまでの経験から的確なアドバイスを実施してくれることに加え、被害者側との示談交渉も任せられます。
弁護士を探す場合はベンナビ刑事事件のような、実績豊富なポータルサイトを活用してみてください。