交通事故のオンライン相談ならベンナビ!初めて利用する方向けの基本知識も解説

交通事故に巻き込まれたときは、過失割合や損害賠償などに関して、相手方ともめてしまうケースも少なくありません。
そのなかで、専門家・専門機関に相談できる窓口を探している方も多いのではないでしょうか。
実際、交通事故トラブルの解決には法的な知識・経験が求められるため、自力で対応することは困難です。
専門家・専門機関に相談し、適切なアドバイスを受けることが、問題解決に向けた近道といえるでしょう。
本記事では、交通事故トラブルについてオンライン相談ができる窓口を紹介します。
オンライン相談をスムーズに進めるためのポイントなども解説しているので、交通事故に関する悩みを抱えている方はぜひ参考にしてください。
交通事故のオンライン相談ならベンナビで
ベンナビ交通事故は、交通事故トラブルの解決実績が豊富な弁護士を多数紹介しているポータルサイトです。
2024年12月時点での累計相談件数は10万件を超えており、多くの方の交通事故に関する悩みを専門家の視点から解決に導いています。
まずは、交通事故のオンライン相談におすすめの「ベンナビ交通事故」の特徴やメリットを紹介します。
交通事故トラブルの解決に強い全国の弁護士を探せる
ベンナビ交通事故を利用すると、交通事故トラブルの解決に強い弁護士を探せます。
交通事故の当事者になると、さまざまな問題に直面し「何から手をつけたらいいかわからない」という状況に陥りがちです。
例えば、交通事故の当事者になった場合に解決すべき問題として、以下のようなものが挙げられます。
- 双方の過失割合の算定
- 加害者側の保険会社との交渉
- 後遺障害等級の認定
- 治療費や逸失利益の算出
- 損害賠償請求 など
これらの問題を解決するためには、専門的な知識が求められます。
また、交通事故トラブルの解決方法は個々の状況によって大きく異なるため、経験豊富な専門家の助力が必要不可欠といえます。
ベンナビ交通事故には、交通事故の解決実績が豊富な弁護士が多数掲載されており、被害者のニーズに合わせた適切なサポートを受けられます。
また、地域を指定して検索できるので、身近に頼れる弁護士を探しやすい点もメリットといえるでしょう。
オンライン相談可能な弁護士も多数掲載
ベンナビ交通事故の大きな特徴として、オンラインで相談可能な弁護士が多数登録されている点が挙げられます。
従来の弁護士相談では、事務所に直接出向く必要があり、時間や交通費の負担が発生していました。
しかし、オンライン相談を活用することで、自宅や職場から手軽に弁護士と相談ができます。
特に、交通事故後のけがや後遺症で移動が難しい方にとって、オンライン相談は非常にありがたい選択肢といえるでしょう。
さらに、ビデオ通話やチャット機能を使えば、弁護士と顔を合わせながら相談内容を詳しく伝えることが可能です。
ベンナビ交通事故であれば、オンライン相談に対応している弁護士だけをピックアップできるので、有効に活用してみてください。
休日相談可・来所不要などさまざまな条件で探せる
ベンナビ交通事故では、利用者の多様なニーズに応えるため、「休日相談可能」や「来所不要」などさまざまな条件で弁護士を探せる機能が実装されています。
平日は仕事や家庭の事情で時間が取れない方にとって、土日祝日に対応可能な弁護士の検索機能は非常に便利です。
また、遠方にいる弁護士に相談したい場合や移動が難しい場合には、「来所不要」の事務所に絞って検索してみるとよいでしょう。
ベンナビ交通事故を利用すれば、自分の希望に合う弁護士を探しやすいため、相談するまでの心理的なハードルも低くなるはずです。
また、忙しいスケジュールの中でもスムーズに法律相談を進められるでしょう。
交通事故のオンライン相談が可能なその他の窓口
交通事故のオンライン相談が可能な窓口としては、ベンナビ交通事故以外にも以下の2つが挙げられます。
- 自治体(市役所など)の法律相談
- 弁護士会の法律相談
それぞれの窓口について、特徴や相談方法などを紹介します。
自治体(市役所など)の法律相談
市区町村の役所などでは、地域住民向けに弁護士による無料の法律相談を実施しています。
自治体の法律相談は、定期的に開催される法律相談会や電話での相談受付が基本ですが、地域によってはZOOMなどを利用したオンライン相談も受け付けています。
事前に電話などで予約する必要があり、弁護士を選べないなどのデメリットはありますが、無料で専門家の助言を受けられる点は大きな魅力といえるでしょう。
対応時間や予約方法などは自治体により異なるため、お住まいの地域の役所に問い合わせるかホームページなどから確認してください。
弁護士会の法律相談
各自治体の弁護士が加盟している弁護士会でも、オンライン相談を実施している場合があります。
弁護士会のオンライン相談は、基本的に1回30分程度で5,000円ほどの費用がかかるのが一般的ですが、初回相談に限り無料で受け付けているケースもあります。
仕事や家庭の事情などであまり時間がとれず、法律事務所を訪問する暇がないという方は、お住まいの地域の弁護士会がオンライン相談サービスを提供していないか確認してみるのもおすすめです。
交通事故のオンライン相談で期待できること
ベンナビ交通事故などを利用して、交通事故に関して弁護士とオンライン相談すると以下のような効果が期待できます。
- トラブルが解決する可能性がある
- 解決までの道のりがわかる
- 弁護士の人柄を知ることができる
それぞれについて、具体的に解説します。
1.トラブルが解決する可能性がある
弁護士へのオンライン相談を利用すれば、それだけで交通事故トラブルが解決することがあります。
交通事故トラブルは、必ずしも解決に複雑な手続きを要するわけではありません。
場合によっては、法律相談のなかで得たアドバイスだけで、十分解決できるケースもあります。
一人で抱え込んでいても事態はよくならないので、まずは専門家の話を聞いてみることが重要です。
2.解決までの道のりがわかる
オンライン相談を利用することで、交通事故の解決までの具体的な道のりが明確になります。
交通事故の問題解決には、被害者自身が解決に向けた手続きの流れを把握し、適切に対応することが重要です。
しかし、一般の方が法的手続きや加害者側との交渉の流れを理解するのは難しいケースが多いです。
弁護士とのオンライン相談では、現在の状況を詳しく説明することで、次に取るべき行動や必要な書類、解決までにかかる時間などを具体的に示してもらえます。
例えば、損害賠償請求をおこなう場合は、診断書や治療記録の準備方法、請求書の作成手順、示談交渉のポイントなどについて説明を受けられるため、全体像を把握しやすくなるでしょう。
オンライン相談によって今後の流れがわかることで、不安を軽減でき、効率的かつ冷静に問題解決を進められるようになるはずです。
3.弁護士の人柄を知れる
弁護士とのオンライン相談では、弁護士の人柄や対応スタイルを直接感じることができるのも大きなメリットです。
交通事故の問題解決の手続きは長期にわたるケースも多いため、担当の弁護士との信頼関係が重要です。
オンライン相談では、顔を合わせて話すことができるため、弁護士の人柄や親しみやすさなどを感じ取れます。
また、相談中の質問に対応する受け答えをみれば、弁護士の対応スピードや誠実さも確認することが可能です。
オンライン相談を活用して信頼できる弁護士を見つけることができれば、その後の手続きも安心して進められるでしょう。
ベンナビで交通事故のオンライン相談を利用する流れ
ベンナビ交通事故で弁護士とのオンライン相談をする場合は、以下のような流れで進めていきましょう。
- 相談したい弁護士を探す
- メール・LINE・電話で問い合わせる
- オンライン相談日を決める
- 法律事務所より相談用URLの連絡
- 当日までに接続環境の準備
- 予約した日時に接続して相談
1.相談したい弁護士を探す
ベンナビでは、交通事故問題に強い弁護士を全国から探すことができます。
まずは検索条件を絞り込み、自分の希望に合った弁護士を探しましょう。
例えば「オンライン相談可」「初回無料」などの条件を設定すると、効率的に検索できます。
また、弁護士のプロフィールには、得意分野や実績、相談可能な日時が記載されているため、漏れなくチェックするようにしてください。
2.メール・LINE・電話で問い合わせる
相談したい弁護士が決まったら、メールやLINE、電話などで直接問い合わせをおこないます。
問い合わせ時には、事故の内容や相談したいポイントを簡単に伝えるとスムーズです。
例えば、「後遺障害等級認定の相談がしたい」と事前に伝えることで、弁護士も準備がしやすくなります。
また、無料で相談できる時間・回数や相談形式の詳細についても、この段階で確認しておくとよいでしょう。
3.オンライン相談日を決める
次に、オンライン相談の日程を調整します。
相談希望者のスケジュールや弁護士の空き状況に応じて、最適な日時を設定します。
交通事故のトラブル解決は迅速な対応が求められるため、早めの日程を選ぶのがおすすめです。
4.法律事務所より相談用URLの連絡
オンライン相談の日程が決まると、法律事務所から相談用のURLがメールやLINEで送られてきます。
URLは、ZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議システムへのアクセスに使用されるものです。
URLとともに、接続方法や必要な操作手順についても案内があるため、初めてオンライン相談を利用する方でも安心して準備を進められます。
5.当日までに接続環境の準備
オンライン相談をスムーズに進めるため、事前にインターネット環境やデバイスの準備を済ませておきましょう。
パソコンやスマートフォン、タブレットなどが利用可能で、Wi-Fi環境が整っていると快適に相談できます。
ただし、事前にアプリのインストールが必要な場合あるので注意してください。
加えて、相談に必要な資料やメモを手元に用意しておくと、スムーズにやり取りができるため効率的です。
初めて接続する場合は、事前に送られてきたURLにアクセスしてテスト接続をおこなっておくと安心です。
6.予約した日時に接続して相談
予約した日時になったら、事前に案内されたURLにアクセスしてください。
相談中は、事故の詳細や解決したい課題を具体的に伝え、弁護士からのアドバイスをもとに解決策を検討します。
オンライン相談の結果、さらなる弁護士からのサポートが必要であれば、今後の依頼や契約などについての案内を受けられます。
交通事故のオンライン相談前にしておきたい準備
交通事故のオンライン相談は、ビデオ会議に慣れていない方だと緊張してしまうものです。
事前にしっかりと準備をしておかないと、時間内で満足いく結果が得られないおそれもあります。
ここでは、交通事故のオンライン相談をする際にしておくべき準備について解説します。
交通事故の資料を準備する
弁護士とのオンライン相談に臨む際は、事故に関する資料を事前に準備しておくことが重要です。
オンライン相談では、時間や回数が限られたなかで事故の内容や、その後のけがの経過などを正確かつ詳細に伝えなければなりません。
その際、資料を提示しながら説明すれば、弁護士も状況を把握しやすくなります。
具体的には、以下のような資料がオンライン相談の際に役立ちます。
- 事故発生時の警察への届出内容
- 事故状況や入院に関するメモ
- 事故発生証明書
- 保険会社からの連絡内容
- 診断書、治療記録、修理費用の見積書
- 後遺障害診断書・後遺障害等級の通知書
- 修理の見積書 など
また、事故現場の写真やドライブレコーダーの映像など、事故状況を証明する物的証拠も役立つでしょう。
これらの資料を揃えることで、弁護士はより正確に事実を把握し、適切なアドバイスを提供できます。
資料を電子データで保管している場合は、オンライン相談中に画面共有や送信ができるよう整理しておくとスムーズです。
事実関係を時系列でまとめておく
オンライン相談をスムーズに進めるためには、交通事故に関する事実関係を時系列で整理しておくのがおすすめです。
その場で考えながら説明しようとすると時間が足りなくなり、弁護士から十分なアドバイスを受けることができなくなります。
事故発生の日時、事故の発生状況、警察や保険会社の対応、治療やリハビリの経過などを時系列で簡潔にまとめておきましょう。
紙に書き出す、もしくはエクセルなどのデータで一覧表にするなど、自分が説明しやすい形で整理しておくと便利です。
質問事項や「どう解決してほしいか」もメモなどにまとめておく
オンライン相談の限られた時間を有効活用するために、弁護士に聞きたいことや相談の目的を事前にメモなどでまとめておきましょう。
例えば、「損害賠償額の相場を知りたい」「保険会社から提示された条件が妥当か判断してほしい」「後遺障害等級認定を得るための方法を教えてほしい」など、具体的な質問事項を書き出しておくと、相談が効率的に進むはずです。
オンライン相談は時間が限られているうえ、緊張して話がまとまらない可能性もあるため、メモを参考にしながら話すのがおすすめです。
交通事故のオンライン相談を利用する際の注意点
交通事故のオンライン相談を利用する際は、以下の4点について注意しましょう。
- 相談時間や回数に制限がある
- 相談の段階では、示談交渉や書類作成はしてもらえない
- 弁護士にはどんなことも正直に話す
- 基本的に本人以外の相談は受け付けていない
1.相談時間や回数に制限がある
交通事故のオンライン相談では、相談時間や回数に制限が設けられている場合が多いです。
特に初回無料相談の場合は、1回あたり30分から1時間程度と短めに設定されています。
そのため、相談したい内容を事前に整理し、優先順位をつけて効率的に話すことを意識してください。
また、無料相談の回数も制限されている場合があるため、できる限り1回の相談で解決できるように質問を整理しておきましょう。
加えて、時間を無駄にしないためにオンライン環境を事前に整え、スムーズに接続できるよう準備をしておくことも重要です。
2.相談の段階では、示談交渉や書類作成はしてもらえない
オンライン相談は、あくまで現状の問題点や解決策についてアドバイスを受ける場です。
そのため、相談の段階では、弁護士が示談交渉をおこなったり、示談書や後遺障害等級認定の申請書類を作成したりすることはありません。
示談交渉などの具体的な業務を依頼する場合は、正式な契約が必要になります。
オンライン相談の役割を正しく理解し、必要に応じて正式な契約を結ぶなど正しい手続きを踏みましょう。
正式な契約が必要になる場合は、オンライン相談の際に費用相場なども尋ねておくのがおすすめです。
3.弁護士にはどんなことも正直に話す
弁護士に相談する際は、事故の詳細や関係者とのやり取りなどを正直に伝えることが重要です。
隠し事や事実と異なる説明をすると、弁護士が正確な状況を把握できず、不利な結果を招く可能性があります。
また、弁護士との信頼関係を損なうことになり、最悪の場合は辞退されるおそれもあるでしょう。
たとえ自分に不利だと思う内容であっても、弁護士には守秘義務があるため、安心して話すことができます。
事故当時の行動や証拠、保険会社とのやり取りなど、細かい部分も正確に伝えることで、より的確なアドバイスを得られるでしょう。
4.基本的に本人以外の相談は受け付けていない
交通事故のオンライン相談は、原則として事故の当事者本人からの相談のみを受け付けています。
家族や代理人が相談を希望する場合は、事前にその旨を弁護士に伝え、特別な許可を得る必要があります。
ただし、当事者が未成年者であったり、事故の後遺障害により弁護士との会話が困難であったりするケースなどでは、家族が代理で相談できることもあります。
例外的に本人以外が相談しなくてはならない場合は、事前に十分な資料を揃えたうえで、本人の状況や意向も詳細に伝えられるよう準備しておくことが大切です。
交通事故のオンライン相談の費用について
次に、交通事故のオンライン相談にかかる費用を詳しくみていきましょう。
初回相談なら無料の場合も
交通事故のオンライン相談は、多くの事務所が「30分5,000円」程度の費用に設定しています。
その一方で、正式な契約を受ける間口を広げるために、初回相談は無料で対応してくれる事務所もあります。
相談費用が発生する場合、支払い方法はクレジットカードや銀行振込などに対応しており、支払い時期は事務所によりますが、相談後に支払うケースが多いです。
弁護士費用特約を利用すれば負担してもらえる
「弁護士費用特約」を利用すれば、相談料を自分で負担しなくて済む可能性があります。
弁護士費用特約とは、「交通事故に関する弁護士費用を保険会社が負担する」という自動車保険の特約です。
相談料は最大10万円まで、正式な弁護士への依頼料は最大300万円まで費用を負担してもらえるケースが多く、基本的には一切の費用負担なしで弁護士に相談・依頼できます。
とはいえ、特約の内容は保険の種類によって異なるので、あらかじめ保険会社に詳細を確認しておくことが大切です。
さいごに|交通事故トラブルの相談はお早めに
本記事では、交通事故のオンライン相談について詳しく解説しました。
交通事故トラブルの問題は非常に複雑で、スムーズかつ適切に解決するためには弁護士などの専門家の助力が必要不可欠です。
何から手をつけたらいいかわからずに問題を放置していると、加害者側の保険会社から不利な条件での示談を迫られるおそれもあります。
交通事故トラブルを有利に解決するためには、少しでも早く弁護士に相談するようにしましょう。