不貞(不倫)のよくある後悔5選|関係を絶つポイントや慰謝料請求されたときの対処法
「不貞(不倫)がバレて、高額な慰謝料を請求された」
「職場や家族に不貞の事実を知られてしまい、信用や居場所を失った」
不倫は、法律的にも倫理的にも決して正しい行動とはいえません。
また、不倫によって将来大きな後悔を抱えてしまうケースも多くあります。
そのため、不倫をしているなら可能な限り早く関係を解消することが望ましいです。
本記事では、不倫している人や不倫しそうな人に向けて、以下の内容について説明します。
- 不貞(不倫)でよくある5つの後悔
- 後悔の多い不倫をやめるためのポイント
- 不倫が理由の法律問題で後悔しないための対処法
- 不貞問題を弁護士に依頼すると後悔を減らせる理由 など
本記事を参考に、不倫で後悔する理由と後悔を軽減するためのポイントを理解しましょう。
不貞(不倫)でよくある5つの後悔
不貞(不倫)をした人に多い後悔には、以下のようなものが挙げられます。
- 不倫がバレて慰謝料を請求された
- 不倫が家族・友人・会社などにバレた
- 不倫相手の子どもを妊娠してしまった
- 実らない恋愛に時間を使ってしまった
- 離婚を切り出された(配偶者がいる場合)
ここでは、不倫をした側のよくある後悔について説明します。
1.不倫がバレて慰謝料を請求された
不倫相手の配偶者にバレて、慰謝料を請求されるケースは多くあります。
不倫慰謝料は事案によって異なりますが、相場は50万円~300万円程度です。
このような慰謝料を請求されて、はじめて自分のしたことの重大さに気づく方もいます。
「不倫慰謝料」という経済的な打撃は、不倫をしたことへの強い後悔へと繋がるでしょう。
2.不倫が家族・友人・会社などにバレた
不倫が家族・友人・会社など周囲の人に知られるケースも起こりえます。
例えば、休日に一緒にいるところを目撃されるなどしてバレるリスクがあります。
不倫がバレてしまうと信用を失うなど、人間関係に影響が生じると考えられます。
また、社内不倫の場合だと懲戒処分や退職勧奨を検討される可能性もあるでしょう。
不倫が原因で人間関係やキャリアなどに悪影響が生じたことで後悔する方もいます。
3.不倫相手の子どもを妊娠してしまった
肉体関係がある以上、不倫相手の子どもを妊娠してしまうリスクはあります。
妊娠してしまった場合、中絶するにしても、出産するにしても大きな負担を伴います。
中絶であれば身体的な負担はもちろん、「中絶してよかったのか」という後悔が残ります。
一方、出産を選択した場合はシングルマザーとして生活を送ることなどの負担が生じます。
いずれにしても、肉体的・精神的・経済的な後悔が生じることは、避けられないでしょう。
4.実らない恋愛に時間を使ってしまった
不倫相手との恋愛が成就するケースはほとんどありません。
そして、その実らない恋愛に時間を使うことは、将来的に大きな後悔へと繋がります。
不倫をしている時期によっては、婚期や出産期などを逃してしまうリスクもあります。
不倫をすることは、このように時間的な後悔を生むことにもなるでしょう。
5.離婚を切り出された(配偶者がいる場合)
既婚者の場合は、配偶者に離婚を切り出される可能性もあります。
不貞行為(不倫)は、法定離婚理由に該当します(民法第770条1項)。
配偶者に訴訟を提起された場合、高い確率で離婚が成立してしまいます。
「不倫が原因で家庭を失う」ということは、大きな後悔へと繋がるでしょう。
後悔の多い不貞(不倫)をやめるための5つのポイント
不貞(不倫)をやめるための主なポイントは以下のとおりです。
- 不倫相手に対してはっきりと別れを告げる
- できる限り早く別れを切り出すようにする
- プレゼントなどはできる限り早く処分する
- 別れたあとは一切連絡を取らないようにする
- 必要があれば物理的な距離を取るようにする
ここでは、後悔の多い不倫をできる限り早くやめるためのポイントを紹介します。
1.不倫相手に対してはっきりと別れを告げる
不倫相手との関係を終わらせたいなら、はっきりと別れを伝えましょう。
【はっきりと別れを告げる際のポイント】
- 可能であれば直接会って別れを切り出す
- 不倫を続けるのはよくないことを伝える
- 不倫相手の話や言い分も聞くようにする
- できる限り感情的にならないようにする など
なお、別れに応じてもらえるかどうかは不倫相手次第になります。
応じてもらえない場合、ストーカーなど別の法律トラブルに発展するリスクもあります。
もし不倫相手が別れてくれないときは、以下のページで対処法を確認するとよいでしょう。
【関連記事】不倫相手と穏便に別れたいときの方法と別れてくれないときの対処法
2.できる限り早く別れを切り出すようにする
不倫関係は、できる限り早く終わらせることが望ましいです。
【できる限り早く別れを切り出すポイント】
- 「今週中に伝える」などの期限を決めておく
- 事前に不倫相手との連絡頻度を減らしておく
- 不倫を続ける理由(言い訳)をなくしておく
- 「相手が傷つくのではないか」などの配慮はしない など
不倫を早く終わらせれば、その分、後悔や未練などを小さくできます。
また、不倫慰謝料を請求された場合でも、期間が短ければより少ない金額にできます。
このような不倫を終わらせるメリットも理解したうえで別れを切り出すようにしましょう。
3.プレゼントなどはできる限り早く処分する
不倫の未練を断ち切るために、プレゼントや手紙は早めに処分しましょう。
【プレゼントなどを処分する際のポイント】
- 燃えるゴミなどで思い切って処分する
- 処分が難しいものは売却なども検討する
- 処分は自分ひとりでおこなうようにする
※自分にとって有利に働く証拠は残しておく など
プレゼントの種類によりますが、通常のゴミとして処分するのが一番です。
自治体によって可燃ゴミ・不燃ゴミは異なるため、処分方法には気を付けましょう。
なお、プレゼントは自分のものなので、処分する際に相手への報告は必要ありません。
4.別れたあとは一切連絡を取らないようにする
不倫をやめるためには、別れたあとに一切連絡を取らないことも重要です。
【不倫相手との連絡を取らないためのポイント】
- 相手の連絡先(電話番号・メールなど)を削除する
- 着信拒否や受信拒否などの設定をおこなうようにする
- SNSなどのコミュニケーションツールの使用を控える
※自分にとって有利に働く証拠はスクショなどで残しておく など
「連絡を取らない」などの意思だけでは、感情が再燃してしまう場合に対応できません。
そのため、連絡先そのものを削除するなど、連絡を取れない環境を作ることが重要です。
上司・部下の関係などどうしても連絡を取る必要がある場合は最低限にしておきましょう。
5.必要があれば物理的な距離を取るようにする
不倫が再燃しそうな場合は、物理的に距離を取ることも選択肢のひとつとなります。
【不倫相手との物理的な距離を取るポイント】
- 職場が同じ場合は部署異動や転職をおこなう
- 近所に住んでいる場合は遠方へと引越しする など
物理的な距離を取ることは、不倫の後悔や未練を断ち切るのにおすすめとなっています。
また、相手からの接触を減らせるため、不倫が再燃するリスクを軽減することが可能です。
転職や引越しを大げさなことだと思わずに、選択肢として残しておくほうがよいでしょう。
不貞が理由の法律トラブルで後悔しないための対処法
不倫がバレて法律トラブルに発展した場合の基本的な対処法は、以下のとおりです。
- 冷静に相手方の要求を確認する
- 絶対に無視はしないようにする
- 自分にとって有利な証拠は集めておく
- なるべく早く弁護士に相談・依頼する
ここでは、不倫慰謝料を請求されるなど法律問題に発展した場合の対処法を説明します。
1.冷静に相手方の要求を確認する
不倫慰謝料を請求された場合、まずは相手の要求内容を確認しましょう。
特に、以下のような内容については、しっかりと確認しておく必要があります。
【不倫慰謝料を請求された場合の最初の確認項目】
- 請求者が誰か
- 不倫に心当たりがあるか
- 慰謝料の金額はいくらか
- 慰謝料の支払い期限はいつか など
なお、慰謝料を支払う義務がない場合や高額な慰謝料を請求されている場合もあります。
そのため、すぐにサインしたり、慰謝料を支払ったりすることは、おすすめできません。
「弁護士に相談する」旨などを伝えて、一旦、保留にしておくことが望ましいでしょう。
2.絶対に無視はしないようにする
不倫慰謝料を請求された場合は、絶対にその請求を無視してはいけません。
仮に不倫に心当たりがなかったとしても、放置することはおすすめできないでしょう。
請求を無視すると、相手方の怒りを買いますし、法的手続きに移行するリスクもあります。
より不利な立場になってしまう可能性が高いため、真摯に対応することが重要といえます。
請求内容を確認し、示談を求めるのか、拒否するのかの姿勢だけでも示しておきましょう。
3.自分にとって有利な証拠は集めておく
不倫慰謝料を請求された際は、自分にとって有利な証拠を集めておくべきです。
【不倫慰謝料を請求された側に有利に働く証拠の例】
- 婚活アプリで出会ったことがわかるメッセージ
- 「独身」だと嘘を付かれていたことがわかるやりとり
- 不倫期間や頻度・回数などが少ないことがわかる履歴
- 不倫相手の夫婦関係が破綻していることがわかる資料 など
このような証拠があれば、不倫慰謝料の免除・減額ができる可能性が高まります。
特に既婚者だと知らず、知らないことに過失もない場合には免除を目指せるでしょう。
なお、当初は知らなくても途中で気付いた場合には、慰謝料の支払い義務が生じます。
4.なるべく早く弁護士に相談・依頼する
不倫慰謝料を請求された場合は、弁護士に相談・依頼するほうが望ましいです。
弁護士に相談すれば、請求内容や証拠集めに関するアドバイスをしてくれるでしょう。
また、依頼することで相手方との示談交渉や法的手続きなどにも対応してもらえます。
なお、相談・依頼は不倫した側の支援に対応している弁護士を選ぶのがおすすめです。
「ベンナビ不倫慰謝料」で、不倫慰謝料の減額交渉が得意な弁護士を探すとよいでしょう。
不貞問題を弁護士に依頼すると後悔を減らせる理由
不倫をした人が弁護士に依頼するメリットには以下のようなものがあります。
- 慰謝料を減額できる可能性が高まる
- 穏便にトラブルを解決することができる
- 将来的なトラブルを回避することができる
ここでは、不貞問題の解決を弁護士に依頼するメリットについて説明します。
1.慰謝料を減額できる可能性が高まる
慰謝料を請求された場合、相場よりも高額になっているケースは多いです。
弁護士に依頼することで、この慰謝料を適正額まで減額できる可能性が高まります。
【不倫慰謝料の金額に関するメリット】
- 不倫の期間・頻度などをもとに適正額を算出してくれる
- 求償権を放棄するかわりに減額するよう交渉してくれる
- 不法行為が成立しない場合は免除を目指して交渉してくれる など
弁護士は依頼者の状況を整理し、減額・免除に繋がる内容を適切に主張してくれます。
自分ひとりで交渉するよりも、適切な金額で示談をまとめられる可能性が高まるでしょう。
2.穏便にトラブルを解決することができる
当事者同士の話し合いでは、感情的な対立になる可能性が高いといえます。
その点、弁護士に依頼すれば、冷静な話し合いで解決を目指すことができます。
【不倫慰謝料の交渉に関するメリット】
- 相手方と直接やり取りをする必要がなくなる
- 自宅や職場への押し掛けを防げるようになる
- 裁判手続きに移行させずに解決を目指すことができる など
交渉の手間が省けるため、精神的・時間的な負担を大幅に軽減することが可能です。
また、問題を穏便に解決できれば、周囲からの信用を失うリスクも回避できるでしょう。
3.将来的なトラブルを回避することができる
弁護士に依頼した場合は、将来のトラブル防止にも配慮してくれるでしょう。
【不倫慰謝料の示談書に含めるべき項目】
- 清算条項:示談後に追加の請求ができないことを定める条項
- 口外禁止条項:不倫の事実を第三者に口外しないことを定める条項 など
適切な示談書を作成できれば、将来のトラブルを回避できる可能性が高まります。
弁護士に依頼すれば、これらの項目を含めた示談書の作成をしてくれるでしょう。
不貞問題の後悔に関するよくある質問
最後に、不貞行為の後悔に関するよくある質問に回答します。
Q.不倫期間が長くなるほど後悔するのでしょうか?
個人差はありますが、不倫期間が長くなるほど後悔は大きくなります。
不倫が長期化すれば、その分、相手に対して好意を抱くことになるでしょう。
また、不倫期間が長い場合、慰謝料の算定の際に悪質性が高いと評価されます。
感情的にも経済的にも、不倫期間が長くなると後悔する可能性は高まるといえます。
Q.不倫の後悔が続く場合はどうすればよいのでしょうか?
不倫の後悔が続く場合は、信頼できる人に相談するとよいでしょう。
また、不倫をした人向けのカウンセリングを利用するのもひとつの方法です。
他人に相談し、アドバイスを受けることで、後悔が軽減することもあります。
もし法律面での悩みが原因であるなら、弁護士に相談してみるのもよいでしょう。
さいごに|不倫で後悔しないためにもなるべく早く別れを切り出そう
不倫は、精神的・経済的な後悔へと繋がることが多いです。
そのため、すでに不倫をしている場合は早めに関係を終わらせられるよう行動しましょう。
また、もし不倫を理由に慰謝料請求をされた場合には弁護士に相談するのがおすすめです。
特に「ベンナビ不倫慰謝料」で不倫した方の支援をしている弁護士を探すとよいでしょう。
