交通事故の無料相談に24時間対応している弁護士の探し方!事故後に役立つ連絡先

交通事故に巻き込まれたときには、できるだけ早いタイミングで弁護士へ相談するのがおすすめです。
交通事故トラブルを有利な解決に導くには、「どのタイミングから病院に通うのか」「通院時に医師に対してどのような要望を出すのか」「相手方の任意保険会社からの連絡にはどのような返事をするべきか」など、初期対応の段階からいくつもの注意点を踏まえる必要があるからです。
しかし、交通事故にいつ巻き込まれるかは誰にも予想はできません。
例えば、深夜に交通事故の被害に遭ったとき、深夜でもアクセスできる弁護士を見つけるのは簡単ではないでしょう。
そこで、本記事では、交通事故トラブルを24時間無料相談できる窓口や、24時間無料で法律相談できる弁護士の探し方などについてわかりやすく解説します。
ベンナビ交通事故では、交通事故案件を得意とする弁護士を多数掲載中です。
初回相談無料、オンライン相談可能、土日相談可能など、さまざまなサービス面からも法律事務所を絞り込むことができるので、この機会にぜひ活用してください。
交通事故について24時間無料相談に対応した弁護士の探し方
交通事故の法律相談先としてもっとも適しているのが弁護士です。
ここでは、交通事故の法律相談を24時間無料で受け付けている弁護士の見つけ方を紹介します。
1.ベンナビ交通事故|交通事故が得意な弁護士を効率よく探せる
ベンナビ交通事故は、交通事故トラブルに特化した総合リーガルポータルサイトです。
交通事故トラブルをめぐるさまざまな論点に関するコラムを発信したり、交通事故案件を得意とする法律事務所を紹介したりしています。
ベンナビ交通事故には、法律事務所の所在地や相談内容のほか、以下のようなサービス面での検索機能が搭載されているので、自分のニーズに適した弁護士を検索できます。
- オンライン相談可
- 来所不要
- 電話相談可能
- 初回の面談相談無料
- 休日相談可能
また、ベンナビ交通事故に掲載されている法律事務所のページを参照すると、24時間メールでの問い合わせに対応している弁護士が多く見つかります。
交通事故の損害賠償請求や、相手方保険会社からの治療費打ち切り要請への対抗など、交通事故をめぐるさまざまなトラブルについて早期に相談したい方は、ベンナビ交通事故を活用してみてください。
2.インターネット検索|条件や希望に合う法律事務所を探せる
24時間無料で交通事故の法律相談を受け付けている法律事務所を探す方法として、インターネット検索が挙げられます。
GoogleやYahoo!などで「(地域名) 交通事故 24時間 無料相談」と検索すれば、アクセスしやすい範囲で無料法律相談に対応してくれる法律事務所が見つかるでしょう。
ただし、自分に合った法律事務所をWeb検索するのは、簡単な作業ではありません。
各法律事務所のホームページにアクセスしたうえで、「どのようなサービスを展開しているのか」「どのような案件の実績があるのか」をひとつずつ確認しなければいけないからです。
インターネット検索で無作為に24時間無料相談対応してくれる法律事務所を見つけ出すのに比べると、ベンナビ交通事故のようなポータルサイトを利用して交通事故問題に強い法律事務所にアクセスしたほうが効率的だといえるでしょう。
交通事故について24時間いつでも連絡を受け付けている窓口
ここでは、交通事故について24時間いつでも連絡を受け付けている窓口を3つ紹介します。
1.警察
前提として交通事故を起こしたときには、必ず警察に通報しなければいけません。
自動車の運転者には、事故の日時や場所などなどを警察に報告する義務が課せられているためです。
報告義務に違反すると、3ヵ月以下の懲役刑または5万円以下の罰金刑が下される可能性があります。
また、交通事故後、警察に通報しておかなければ、任意保険などの手続きで必要な「交通事故証明書」を発行してもらうことができない点にも注意が必要です。
110番通報は24時間対応なので、交通事故を起こしたときには、速やかに110番通報をしたうえで警察の指示に従いましょう。
交通事故後のトラブルについて警察に相談したい場合には、「#9110」に問い合わせをするのも選択肢のひとつです。
相談内容に応じて専門機関を紹介してくれたり、電話口で相談員が応対してくれたりします。
ただし、民事不介入の原則があるので、後遺障害等級認定申請や慰謝料などの民事トラブルについては相談を受け付けてくれません。
2.救急
交通事故によって負傷者が生じた場合、できるだけ速やかに119番通報をしてください。
119番通報は24時間対応しています。
自動車の運転手や同乗者には、交通事故での負傷者を救護する義務が課されているため、救急への連絡を怠ると、法律違反になる可能性もあります。
なお、交通事故では、事故直後に自覚症状がなかったとしても、数日が経過したタイミングからむち打ちの症状に悩まされるケースが少なくありません。
もっとも、事故から数日が経過して初めて病院を受診したとしても、当該症状と交通事故の因果関係を証明できず、治療費の請求や後遺障害等級認定申請の手続きが不利に働くおそれがあります。
したがって、交通事故の現場から救急車を頼るような状況ではなかったとしても、交通事故の翌日には念のため一度は病院を受診することを強くおすすめします。
もし「比較的小規模な交通事故だからわざわざ通院する必要はないのではないか」「身体に違和感が出てきたが何科を受診すればよいかわからない」などの不安・疑問があるのなら、「#7119」の救急電話相談に問い合わせをしたうえで、今後の方針についてアドバイスをもらうべきでしょう。
3.保険会社
交通事故に遭ったときには、警察への通報後、救護義務などを果たしたうえで、ご自身が加入している任意保険会社へ連絡をしてください。
任意保険会社は加入者がいつ交通事故に遭っても対応できるように、24時間365日対応の緊急相談窓口を設けています。
緊急連絡先は保険証書に記載されているほか、インターネット検索でもすぐに確認できるので、交通事故に遭ったことを伝えたうえで、担当者の指示に従いましょう。
主な任意保険会社の連絡先は以下のとおりです。
保険会社名 | 電話番号 |
---|---|
あいおいニッセイ同和損保 | 0120-024-024 |
アクサダイレクト | 0120-699-644 |
SBI損保 | 0800-2222-581 |
セゾン自動車火災保険 | 0120-00-2446 |
ソニー損保 | 0120-303-709 |
東京海上日動火災 | 0120-119-110 |
損保ジャパン日本興亜 | 0120-256-110 |
チューリッヒ | 0120-860-001 |
三井住友海上保険 | 0120-258-365 |
三井ダイレクト損害保険 | 0120-258-312 |
イーデザイン損保 | 0120-097-045 |
AIG損害保険 | 0800-170-2202 |
共栄火災海上保険 | 0120-044-787 |
セコム損害保険 | 0120-210-545 |
SONPOダイレクト | 0120-00-2446 |
大同火災海上保険 | 0120-091-161 |
Chubb損害保険 | 0120-011-313 |
楽天損害保険 | 0120-120-555 |
交通事故に関する主な無料相談窓口・電話予約窓口と受付時間のまとめ
弁護士以外にも、さまざまな機関が交通事故に関する無料相談窓口・電話予約窓口を設置しています。
代表的な無料相談窓口と連絡先・受付時間は以下のとおりです。
相談窓口 | 連絡先 | 受付時間 |
---|---|---|
交通事故紛争処理センター | 「こちら」から法律相談、和解斡旋の利用を希望するセンター・事務所の連絡先を確認 | 平日9時00分~12時00分、13時00分~17時00分 (祝日、年末年始を除く) |
日弁連交通事故相談センター | 0120-078325 | 平日10時00分~19時00分 (祝日、年末年始を除く) |
法テラス | 0570-078374 03-6745-5600(IP電話など) |
平日9時00分~21時00分 土曜日9時00分~17時00分 (祝日、年末年始を除く) |
独立行政法人自動車事故対策機構(ナスバ/NASVA)交通事故被害者ホットライン | 0570-000738 03-6853-8002(IP電話など) |
平日10時00分~12時00分、13時00分~16時00分 (祝日、年末年始を除く) |
日本損害保険協会のそんぽADRセンター | 0570-022808 03-4332-5241(東京) 06-7634-2321(近畿) |
平日9時15分~17時00分 (祝日、年末年始を除く) |
自賠責保険・共済紛争処理機構 | 0120-159-700 | 平日9時00分~12時00分、13時00分~17時00分 (祝日、年末年始を除く) |
各都道府県の交通事故相談所 | 各ホームページで確認 | 各ホームページで確認 |
電話相談の可否、面談相談サービスや示談斡旋の有無など、無料相談窓口によって細かいサービスや条件・手続きは異なるので、詳細については各窓口まで直接問い合わせるとスムーズでしょう。
交通事故トラブルは、できるだけ早いタイミングで弁護士などの外部専門家のアドバイスをもらったほうが、有利な解決条件を獲得できる可能性が高くなります。
しかし、交通事故の態様やけがの状況、相手方との交渉の進捗具合次第では、各無料相談窓口の利用を申し込んだり、審査待ちしたりする余裕がない場合もあります。
その点、交通事故事案を数多く扱っている法律事務所に連絡をすれば、高度なリーガルスキルと示談交渉や各種手続きに関するノウハウを活かして、スピーディーに依頼者の利益を最大化してくれます。
初回相談無料、土日祝日対応可能の法律事務所も数多く存在するので、「できるだけ早いタイミングで弁護士にアクセスしたい」という方は、ベンナビ交通事故などの総合ポータルサイトを効率的に活用して、信頼できる弁護士に問い合わせてください。
24時間対応の弁護士の相談窓口が近くになかった場合の対処法
24時間対応で、交通事故関係の相談を無料で受け付けてくれる窓口は多くないのが実情です。
もっとも、交通事故はいつ巻き込まれるかわからないうえ、相手方と夜間に連絡を取り合うなかでトラブルが生じることもあるでしょう。
ここでは、24時間対応の無料相談窓口が見つからなかったときの代替手段について解説します。
1.メール相談を活用する
交通事故の24時間対応の電話相談窓口が見つからないときには、メール相談や24時間対応のチャットサービスを活用するのがおすすめです。
例えば、法テラスでは、24時間メール相談を受け付けています。
また、法律事務所のなかには、LINEなどで交通事故をめぐるさまざまな不安・疑問に対応してくれるサービスを整備しているところもあります。
ただし、文章のやりとりだけでは交通事故トラブルの詳細を伝えられないので、具体的なアドバイスを期待できない点に注意が必要です。
また、相談段階では概略的・一般的なアドバイスをもらえるだけで、相手方との示談交渉や各種手続きに対応してくれるわけでもありません。
個別具体的な事件処理を希望する場合には、できるだけ早いタイミングで弁護士と直接面談することをおすすめします。
2.早朝法律相談を利用する
法律事務所のなかには、仕事や家事などが原因で平日日中に時間を確保できない相談者のために、早朝の時間帯に法律相談を受け付けているところがあります。
ただし、有料相談の場合もあるので注意が必要です。
交通事故案件に力を入れている法律事務所は、交通事故に巻き込まれた人が抱えるさまざまな事情に配慮してくれるので、相談するタイミングや方法などについても遠慮なく問い合わせをしてみましょう。
さいごに|弁護士に相談したいならベンナビ交通事故を使おう!
交通事故に巻き込まれたとき、自分が契約している任意保険会社に示談交渉などの手続きを一任することも可能です。
ただし、念のために一度は弁護士へ相談することを強くおすすめします。
交通事故問題が得意な弁護士に相談すれば、以下のメリットを得られるからです。
- 慰謝料額の増額を期待できる
- 希望どおりの後遺障害等級認定を受けられる可能性が高まる
- 法的な視点から治療に関するアドバイスを受けられる
- 治療費の打ち切りなど、相手方保険会社からの要請にも冷静に対応してくれる
- 実際の交通事故の状況を踏まえたうえで、依頼者側に有利な過失割合での和解契約締結を目指してくれる
- 示談交渉だけではなく、紛争が民事訴訟に発展したときにもほぼ全ての裁判手続きを代理してくれる
ベンナビ交通事故では、交通事故紛争を得意とする弁護士が多数掲載されています。
具体的な相談内容、初回相談無料、オンライン相談の可否など、さまざまな条件を設定して24時間無料で弁護士を検索できるので、有効に活用してください。