不倫した側も弁護士は必要?相談・依頼するメリットや弁護士費用の相場を解説


- 「不倫がバレて妻から高額な慰謝料を請求されているけど、とても支払えない…」
- 「妻側には弁護士がついているみたいだけど、自分も弁護士に頼んだほうがいいのだろうか…」
不倫がバレた場合、慰謝料請求をはじめとした法的なトラブルに発展することがあります。
その際に、不倫した側であっても、弁護士に相談してサポートを受けることは問題を解決するために大切なことです。
本記事では、不倫した側が弁護士に相談・依頼するメリットや、弁護士を選ぶ際のポイント、弁護士費用について解説していきます。
本記事を読めば、なぜ不倫をした側にこそ弁護士が必要なのか、そしてどうすれば信頼できる弁護士を見つけられるのかがわかり、今抱えている問題解決への第一歩を踏み出せるはずです。
不倫した側が弁護士に相談・依頼するメリット
不倫した側が弁護士に相談・依頼することには、たくさんのメリットがあります。
ここでは、主なメリットを6つ紹介します。
慰謝料を減額できる可能性が高くなる
弁護士に依頼することで、請求された慰謝料を減額できる可能性が高まります。
不倫がバレてしまうと、多くの場合、自身の配偶者や不倫相手の配偶者から慰謝料を請求されることになります。
一般的に不倫慰謝料の相場は50万円~300万円程度といわれていますが、法外な金額を請求されてしまうケースも少なくありません。
その点、弁護士に依頼していれば、個々の状況を分析したうえで、相手方からの請求額が適正かどうかを判断してもらえます。
仮に相場よりも高ければ、根拠をもって減額を求めてくれるはずです。
また、相手に弁護士がついているなら、一人で立ち向かうのは現実的ではありません。
同じように弁護士に依頼することで、対等な立場で話し合いを進められます。
請求額をみて諦める前に、一度弁護士に相談してみることが大切です。
示談交渉を一任できる
弁護士に依頼すれば、示談交渉を全て任せることができます。
不倫問題の解決方法としては、まず当事者同士の話し合いによって解決を目指す「示談交渉」から始めることが一般的です。
しかし、不倫した側にとって、示談交渉は精神的に大きな負担となります。
その点、弁護士に依頼すれば、代理人として交渉窓口になってくれるので、相手と直接会話する必要がなくなります。
また、感情的になりがちな当事者の間に入り、法的な観点から冷静に話し合いを進めてくれるはずです。
心身ともに疲弊してしまう前に、交渉のプロである弁護士に任せることを検討しましょう。
不倫トラブルの早期解決が期待できる
弁護士に依頼することで、不倫トラブルをより早く解決できる可能性が高まります。
不倫問題は、長引けば長引くほど、精神的な負担も大きくなり、日常生活への影響も深刻になっていきます。
できるだけ早くこの問題から解放されたいと願うのは当然のことです。
しかし、当事者だけで話し合いをしようとすると、感情的な対立から話が進まなかったり、論点がずれてしまったりして、なかなか解決に至らないことがあります。
一方で、弁護士に依頼すれば、無駄なやり取りを避け、効率的に交渉を進めることができます。
もし話し合いで解決できず、裁判などの法的な手続きが必要になった場合でも、弁護士がいればスムーズに対応できるでしょう。
不倫したことが周囲にバレるリスクを抑えられる
弁護士に依頼することで、不倫の事実が職場や家族など、周囲の人にバレてしまうリスクを抑えられます。
弁護士は、交渉の進め方や情報の管理について、細心の注意を払ってくれるからです。
当事者同士で直接やり取りをしていると、感情的になった相手が、職場に連絡をしたり、SNSなどで不倫の事実を暴露したりするような行動に出てしまう危険性があります。
また、裁判になった場合、裁判所からの郵便物が自宅に届くなどして、家族に知られてしまう可能性もあります。
弁護士に依頼すると、相手との連絡は全て弁護士を通しておこなわれます。
そのほか、裁判ではなく話し合いで解決することを目指したり、示談書の中で「口外禁止条項」を盛り込んだりするなどプライバシーを守るための工夫をしてくれます。
弁護士には守秘義務があるため、話した内容が外部に漏れる心配もありません。
裁判に発展した場合の対応も任せられる
話し合いで解決できず、裁判に発展してしまった場合でも、弁護士に依頼していれば安心して対応を任せることができます。
裁判では、決められた期日までに主張や証拠をまとめた書面を裁判所に提出しなければなりません。
また、法廷での質問を想定した受け答えの事前準備も必要です。
これらを全て自分一人でおこなうのは、精神的にも時間的にも大きな負担となります。
万が一、裁判になってしまっても、弁護士がついていれば安心して手続きを進められます。
離婚に向けた交渉も進められる
弁護士に依頼すれば、離婚に向けた交渉も円滑に進められるでしょう。
離婚に際しては、財産分与・親権・養育費などの取り決めが必要になりますが、交渉が難航することも少なくありません。
その点、弁護士に依頼すれば、依頼者の意向を踏まえたうえで、双方が納得できる着地点を見いだしてくれるはずです。
慰謝料だけでなく、離婚に関するさまざまな悩みも、弁護士に相談してみましょう。
不倫した側が弁護士を選ぶ際のポイント
ここでは、後悔しない弁護士選びのために、特に押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
不倫問題の豊富な解決実績があるか
弁護士を選ぶ上で最も重要なポイントのひとつは、不倫問題の解決実績が豊富であるかどうかです。
弁護士といっても、それぞれ得意な分野があります。
交通事故に強い弁護士、企業法務に強い弁護士、そして離婚や不倫問題に強い弁護士などがいます。
不倫問題は、法律の知識だけでなく、特有の交渉術や過去の事例に関する知識、そして当事者の感情に配慮したデリケートな対応が求められる分野です。
解決実績が豊富な弁護士は、さまざまなケースを経験しているので、個々の状況に合わせた的確なアドバイスが期待でき、感情的になりがちな当事者の気持ちを理解し、うまく対応してくれる、といった強みがあります。
多くの法律事務所は、ホームページで取り扱い分野や解決実績を紹介しているので、
「男女問題に注力」「不倫慰謝料の解決実績〇〇件以上」といった記載があるか確認してみましょう。
実際に解決した事例の紹介が掲載されていれば、より参考になります。
無理なく相談できる環境が整っているか
無理なく、安心して相談できる環境が整っている弁護士を選ぶことも大切です。
弁護士との相談は、プライベートな情報や、誰にも言えなかった悩みを打ち明ける場です。
緊張したり、話しにくいと感じたりするような環境では、本当に伝えたいことを伝えられず、適切なアドバイスも受けにくくなってしまいます。
弁護士との信頼関係は、問題解決において非常に重要です。
リラックスして話せる環境は、その第一歩となります。
また、相談しやすい時間帯に営業しているか、通いやすい場所にあるかどうかも重要なポイントです。
最近では、Zoomなどのオンラインツールを使って相談できる法律事務所も増えているので、事前に確認しておくとよいでしょう。
デメリットやリスクも隠さずに説明してくれるか
都合の良い話ばかりでなく、考えられるデメリットやリスクについても、きちんと正直に説明してくれる弁護士を選びましょう。
どんな解決方法でも、リスクがまったくないということはほとんどありません。
誠実な弁護士であれば、依頼者が後悔しないように、現実的な見通しを伝えてくれます。
反対に、「絶対に慰謝料を大幅に減額できますよ」「100%あなたの思い通りに解決します」などと、良いことばかりを強調する弁護士には注意が必要です。
料金体系は明確か
料金体系が明確で、事前にきちんと説明してくれる弁護士を選びましょう。
相場よりも高額な料金を設定している法律事務所もあるので、必要以上の負担が生じないように注意しておく必要があります。
また、料金体系を正しく理解したうえで依頼すれば、弁護士との間でトラブルが生じるリスクも抑えられます。
依頼する前には必ず見積もりを取り、不明な点があれば、遠慮せずに質問することが大切です。
親身になった対応で相性が合うと感じるか
法律の知識や実績も大切ですが、親身になって話を聞いてくれ、「この人なら信頼できる」「この人と一緒に頑張りたい」と思えるかどうかも重要なポイントです。
弁護士との相性が悪いと、コミュニケーションがうまくいかず、精神的なストレスを感じたり、思うような結果が得られなかったりする可能性があります。
具体的には、以下のような点に着目しておくとよいでしょう。
- 話しやすいか
- 難しい用語を噛み砕いて説明してくれる
- 話口調は丁寧か
- 依頼する側の意向を尊重してくれるか
弁護士との相性は、実際に会って話してみないとわからない部分も多いです。
無料相談であれば費用負担なしで弁護士と会話できるので、有効に活用しましょう。
不倫問題に強い弁護士の探し方
では、「不倫問題に強い弁護士」はどのように探せば良いのでしょうか。
いくつかの方法があるので、自分に合った探し方を見つけてみましょう。
ベンナビ離婚・ベンナビ不倫慰謝料を利用する
不倫問題に強い弁護士を探すなら、「ベンナビ離婚」や「ベンナビ不倫慰謝料」の利用をおすすめします。
ベンナビ離婚・ベンナビ不倫慰謝料は、不倫問題に注力する法律事務所が多数掲載されているポータルサイトです。
地域や相談内容などを絞り込んで検索できるので、希望に合った弁護士を効率よく探せます。
また、「初回の面談相談無料」「オンライン相談可」などの条件を指定した検索にも対応しているため、うまく活用してみてください。
インターネットで検索する
不倫問題に強い弁護士を探す際は、インターネットで検索してみるのもよいでしょう。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、「不倫した側 弁護士 〇〇(地域名)」などと入力すれば、法律事務所のホームページやブログ、弁護士のインタビュー記事など、さまざまな情報にアクセスできます。
ただし、インターネット検索では情報の取捨選択を慎重におこなう必要があります。
ホームページの情報を鵜呑みにせず、実際に相談してみて、自分の目で確かめることが大切です。
家族や知人に紹介してもらう
以前弁護士に相談したことがある家族や知人がいれば、その人に弁護士を紹介してもらうという方法もあります。
実際に弁護士を利用した人からの紹介であれば、弁護士の人柄や仕事ぶりについて、ある程度信頼できる情報を得られるでしょう。
ただし、紹介してもらう弁護士が、必ずしも不倫問題に詳しいとは限らないので、得意分野を事前に確認することが大切です。
また、紹介してもらった手前、相性が合わないと感じても断りにくくなることがあります。
とはいえ、最終的には自分自身が納得して任せられる弁護士を選ぶことが大切です。
不倫した側が弁護士に依頼する場合の費用相場
ここでは、不倫した側が弁護士に依頼する場合の費用相場を解説します。
一般的に不倫した側が弁護士に依頼する場合の費用は、「慰謝料の減額交渉だけを依頼するのか」、それとも「離婚の話し合いも含めて依頼するのか」によって変わるため、それぞれ詳しくみていきましょう。
なお、個別のケースや法律事務所によって金額は異なるので、目安のひとつとして参考にしてみてください。
慰謝料の減額に関してのみ依頼する場合
不倫相手の配偶者や自分の配偶者から慰謝料を請求されていて、減額交渉だけを弁護士に依頼する場合の費用相場は以下のとおりです。
項目 | 金額 | 備考 |
着手金 | 10万円~30万円 | |
報酬金 | 減額できた金額の10%~20%程度 | 例:慰謝料300万円を請求されて100万円に減額できた場合、報酬金は30万円((300万円-100万円)×15%) |
相談料 | 5,000円~1万円/30分 | 初回相談料無料の法律事務所も多い |
実費 | 事案による | 弁護士の交通費、郵便切手代など実際にかかった費用 |
日当 | 3万円~5万円/半日、5万円~10万円/1日 | 弁護士が裁判所など事務所外で弁護活動をおこなった際に発生 |
「経済的利益」の考え方は事務所によって異なる場合があるため、何をもって成功とし、報酬金が発生するのかを事前にしっかり確認しましょう。
費用倒れにならないかどうかも重要です。
請求額が低い場合は、減額できる金額よりも弁護士費用のほうが大きくなることもあります。
離婚条件の交渉も含めて依頼する場合
慰謝料の問題だけでなく、財産分与・親権・養育費などの離婚条件の交渉も依頼する場合の費用相場は以下のとおりです。
項目 | 金額 | 備考 |
協議離婚 | 30万円~60万円 | |
調停離婚 | 60万円~80万円 | 協議離婚から調停離婚に進むと追加の着手金が発生するケースが多い |
裁判離婚 | 70万円~100万円 | 調停離婚から裁判離婚に進むと追加の着手金が発生するケースが多い |
離婚交渉は長期化しやすく、裁判に発展するケースも少なくありません。
そのため、費用体系がどうなっているのか、トータルでどのくらいの費用がかかりそうなのかを、より慎重に確認する必要があります。
不倫した側でも弁護士に無料相談ができる窓口はある?
不倫をしてしまった側であっても、弁護士に無料で相談できる窓口はあります。
多くの法律事務所では、「初回相談無料」のサービスを実施しており、不倫した側・不倫された側に関係なく相談に応じてくれます。
しかし、希望する条件に合った法律事務所を一から探そうとすると、手間と時間がかかってしまいます。
そのため、弁護士を探す際は、ベンナビ離婚・ベンナビ不倫慰謝料の利用をおすすめします。
ベンナビ離婚・ベンナビ不倫慰謝料であれば、不倫問題を得意とし、かつ、無料相談にも対応している法律事務所だけをピックアップすることが可能です。
弁護士への相談が早ければ早いほど、円滑な解決が期待できるので、ベンナビ離婚・ベンナビ不倫慰謝料を有効に活用してみてください。
さいごに|不倫した側にこそ弁護士のサポートが必要
不倫をした側は負い目があるからこそ、冷静な判断が難しくなりがちです。
また、相手方に弁護士がついている場合は、交渉力に大きな差が生まれ、不利な条件で合意してしまうリスクが高まります。
対等な立場で話し合いを進め、最善の解決を目指すためには、弁護士のサポートが不可欠といえるでしょう。
多くの法律事務所では、初回無料相談を実施しています。
まずは勇気を出して、一度相談してみることをおすすめします。