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弁護士から電話が来た!考えられる主な用件と正しい対処法について詳しく解説

弁護士監修記事
法律相談
2026年02月06日
弁護士から電話が来た!考えられる主な用件と正しい対処法について詳しく解説
この記事を監修した弁護士
川越 悠平弁護士 (東京桜の森法律事務所)
依頼者様のお気持ちを尊重し、一人ひとりに適したサポートを提供しています。離婚自体を争う事件や財産分与などを争う事件はもちろん、親権や面会交流、養育費などお子さんの関わる事件にも注力しています。
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  • 「弁護士を名乗る人から電話があった…」
  • 「着信履歴に法律事務所の電話番号があった…」

一般的に、突然、弁護士から電話がかかってくるケースは多くありません。

しかし、法律トラブルに巻き込まれている場合は、弁護士が電話をしてくることもあります。

そのため、法律トラブルを深刻化させないためにも、適切な対処法を知っておくことが重要です。

本記事では、突然、弁護士から電話がかかってきた方に向けて、以下の内容について説明します。

  • 弁護士から電話が来た場合に考えられる用件
  • 弁護士から電話が来たときの受け答えのポイント
  • 弁護士から電話が来たときに覚えておきたい対処法 など

電話があった理由や適切な対処方法などを知って、落ち着いて電話に対応できるようになりましょう。

突然、弁護士から電話が来た!その場合に考えられる主な用件

弁護士から電話が来た場合に考えられる用件は、以下のとおりです。

  • 自分が何かトラブルを起こしている場合
  • 何かのトラブルに巻き込まれてしまっている場合
  • 何かしらの事案の関係者として連絡を受ける場合

ここでは、弁護士から電話が来た場合に考えられる用件を3つにわけて紹介します。

1.自分が何かトラブルを起こしている場合

以下のように、自分が法律トラブルの原因になっているケースはあります。

  • 家賃や携帯料金などの支払いが遅れている
  • 自分が不倫や浮気などをして配偶者にバレた
  • 配偶者から離婚を切り出されたが拒否している など

このような場合に相手方が弁護士を立てて、何かしらの請求をしてくることが考えられます。

もっとも、一般的には書面での通知が多く、いきなり電話がかかってくるケースは少ないでしょう。

2.何かのトラブルに巻き込まれてしまっている場合

以下のように、自分が権利や利益を侵害される立場になることもあるでしょう。

  • 相手に損害賠償請求をおこなった
  • 交通事故に巻き込まれてしまった
  • 犯罪に巻き込まれて被害者になった など

このような場合にも相手方が弁護士を立てて、示談を申し入れてくることはあります。

ただしこれらのケースでも書面での通知が一般的で、いきなり電話がかかってくるケースは少ないです。

なお、刑事事件の被害者になっている場合では、事前に警察から連絡先を教えていいかの確認があります。

3.何かしらの事案の関係者として連絡を受ける場合

以下のように、何かしらの事案・事件の関係者になっているケースもあります。

  • 家族が亡くなり相続が発生した
  • 家族が犯罪に及んで逮捕された など

弁護士から突然電話が来た場合、このような緊急の連絡である可能性は高いでしょう。

しっかりと話を聞いて、どのような用件で電話をかけてきたのか確認することをおすすめします。

突然、弁護士から電話が来たときの受け答えの3つのポイント

突然、弁護士から電話がかかってきたときには、以下のような受け答えをしましょう。

  • 弁護士名と事務所名を確認する
  • 電話をしてきた用件を質問する
  • 法的トラブルへの回答は控える

ここでは、弁護士から電話が来たときに役立つ受け答えのポイントについて説明します。

1.まずは弁護士名と事務所名を確認する

弁護士から電話が来た場合は、まずは以下の内容について確認しましょう。

  • 弁護士の氏名
  • 事務所の名称・連絡先

可能であればメモ帳を準備して、弁護士名や事務所名などを控えておくことがおすすめです。

あとから連絡を取りやすくなりますし、実在する弁護士かどうか確認できるようにもなります。

2.電話をしてきた用件・理由を質問する

弁護士名や事務所名などを確認したら、今度は用件や理由について質問しましょう。

法律トラブルの当事者になっている場合もあれば、ほかの事件の関係者になっている場合もあります。

今後のために「どのような用件なのか」「何をしてほしいのか」などを確認することをおすすめします。

3.法律トラブルの場合には回答は控える

緊急の連絡ではなく、弁護士が電話で法律トラブルに関する交渉をしてきた場合は要注意です。

このような場合は弁護士から用件を聞くだけにして、その場では回答を控えるほうが望ましいでしょう。

その場で回答してしまうとあとで不利になったり、「言った」「言っていない」と口論になったりします

「こちらも弁護士に相談し回答させていただきます」と伝えて、電話での回答を控えるようにしましょう。

突然、弁護士から電話が来たときに覚えておきたい対処法3選

弁護士から突然電話が来た場合は、以下のような対応を取ることが望ましいです。

  • 自分も弁護士に依頼して対応してもらう
  • 自分で対応する場合には書面でおこなう
  • 詐欺の場合はすぐに警察などに相談する

ここでは突然、弁護士から電話が来たときに覚えておきたい対処法について説明します。

1.自分も弁護士に依頼して対応してもらう

法律トラブルに巻き込まれている場合は、弁護士を立てるほうが望ましいです。

自分も弁護士を立てて対応するメリットには、以下のようなものが挙げられます。

【弁護士に依頼して対応してもらうメリット】

  • 適切な方法で解決を目指せる
  • 有利な結果になる可能性が高まる
  • 精神的・時間的な負担を軽減できる など

依頼する際は、自分が巻き込まれている法律トラブルを得意としている弁護士にするべきです。

ベンナビ」を使えば離婚問題・借金問題など、トラブル内容ごとに弁護士を探せるでしょう。

2.自分で対応する場合には書面でおこなう

相手方が弁護士を立てている場合、できる限り自分も弁護士を立てるほうが望ましいです。

しかし、弁護士に依頼できないケースもあり、そのときは以下のポイントを意識するとよいでしょう。

【相手方の弁護士とやり取りするときのポイント】

  • 基本的には書面でやり取りをおこなう
  • できる限り冷静な状態で話し合いをする
  • 本人に対して直接連絡を取ろうとしない など

これらのポイントは法律トラブルの悪化を防ぐのに役立つため、覚えておくことをおすすめします。

3.詐欺の場合はすぐに警察などに相談する

電話で弁護士と名乗っていたのに、その弁護士や法律事務所が実在しない場合もあります。

この場合は詐欺が疑われるため、早めに警察や弁護士会などに相談するのが望ましいでしょう。

なお、弁護士や法律事務所が実在するかどうかは、日弁連のWebサイトで確認することが可能です。

【参考】日本弁護士連合会|弁護士情報検索

突然、弁護士から電話が来たときのよくある質問

最後に、突然、弁護士から電話が来たときのよくある質問に回答します。

Q.折り返しの電話をしたほうがよいのか?

折り返しの電話が必要になるかどうかは、ケースバイケースとなります。

留守電が残っており、緊急の用件であるなら、すぐに折り返しの連絡をするほうが望ましいでしょう。

一方、特に留守電が残っていない場合には、折り返しの連絡をしなくても問題ない可能性が高いです。

Q.弁護士からの電話を無視し続けるとどうなるか?

用件によって異なりますが、弁護士からの電話を無視し続けると法的措置を取られる可能性があります

たとえば、損害賠償請求では、協議が難しいと判断されて調停や訴訟に移行する可能性があるでしょう。

無視し続けても事態はよくならないため、早めに弁護士を立てるなどの対応を取るのがおすすめです。

さいごに|弁護士から電話が来たときは用件を確認して必要な対応をしよう

弁護士から連絡があった場合、用件にはさまざまなことが考えられます。

そのため、まずは弁護士名や事務所名を聞き取り、用件や理由などを確認するとよいでしょう。

また、法律トラブルに巻き込まれている場合は、早めに自分も弁護士に依頼するほうが望ましいです。

法律トラブルをひとりで対応するのは難しいため、弁護士からサポートを受けることをおすすめします。

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