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はじめての「離婚慰謝料」相談ガイド|大まかな流れや事前準備のコツなどを確認しよう

弁護士監修記事
離婚トラブル 慰謝料
2026年02月06日
はじめての「離婚慰謝料」相談ガイド|大まかな流れや事前準備のコツなどを確認しよう
この記事を監修した弁護士
川越 悠平弁護士 (東京桜の森法律事務所)
依頼者様のお気持ちを尊重し、一人ひとりに適したサポートを提供しています。離婚自体を争う事件や財産分与などを争う事件はもちろん、親権や面会交流、養育費などお子さんの関わる事件にも注力しています。
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離婚にともなう慰謝料の問題は、精神的に大きな負担となります。

「どのくらい請求できるのか」「どのように証拠を準備すればよいのか」など、不安や疑問を抱える人も少なくありません。

そんなときにおすすめなのが、専門家や専門窓口への相談です。

離婚慰謝料の相談窓口では、弁護士などの専門家が状況に応じてアドバイスをしてくれるので、今後の手続きの見通しが立つほか、精神的な負担の軽減にもつながります。

本記事では、はじめて離婚慰謝料の相談をする人に向けて、おおまかな流れや相談先の選び方、事前に準備しておくべきポイントをわかりやすく解説します。

慰謝料請求の相談先で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

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離婚慰謝料のことを相談できる主な専門家|おすすめは弁護士!

離婚慰謝料の相談先となり得る専門家としては、主に弁護士・認定司法書士・行政書士が挙げられます。

それぞれの専門家に相談できる内容は、以下のとおりです。

相談できること 弁護士 認定司法書士 行政書士
離婚協議書の作成・相談
離婚調停・裁判での代理 × ×
慰謝料などの支払いを求める書類の作成・相談
(慰謝料が140万円以下の場合のみ)
相手方との交渉代理人 × ×
公正証書の作成サポート

 

ここからは、それぞれの専門家に依頼できる内容や特徴について、詳しく見ていきましょう。

1.弁護士|離婚慰謝料の請求を含め離婚トラブル全般に対応できる

弁護士は、離婚慰謝料を含むあらゆる離婚トラブルに対応できる専門家です。

相手方との交渉や書類作成に対応できるのはもちろん、裁判の代理人としても活動でき、慰謝料請求の金額に制限もありません。

そのため、相手方が強硬な態度を取る場合や、高額な慰謝料請求を目指す場合には弁護士のサポートが必須といえます。

さらに、財産分与・親権・養育費・年金分割といった幅広い問題も一括で依頼できるため、離婚の進め方に悩む人にとって心強い存在となるでしょう。

対応範囲が広い分、ほかの専門家と比較すると費用は高めになりますが、最も安心できる相談先といえるでしょう。

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2.認定司法書士|140万円以下の離婚慰謝料請求に対応できる

司法書士は、登記などの文書作成の専門家ですが、そのなかでも一定の研修を経た認定司法書士は、140万円以下の離婚慰謝料請求に対応できます

司法書士は弁護士よりも費用が安い傾向があるため、少額の慰謝料請求においては、弁護士よりも適した相談先になりえます。

ただし、認定司法書士が対応できるのはあくまで「140万円以下の慰謝料を請求する書類の作成」や「合意済みの離婚協議書の公正証書化」といった補助的な業務のみです。

相手方との交渉や、慰謝料以外の離婚条件の調整については対応できません

そのため、場合によっては、認定司法書士に依頼したあとに改めて弁護士に依頼し直さなくてはいけなくなるケースもあります。

3.行政書士|離婚慰謝料の請求に必要な書類作成のみ対応できる

行政書士は文書作成の専門家であり、離婚慰謝料そのものの代理交渉や裁判対応はできません

ただし、離婚協議書や公正証書の原案作成といった「書類作成」に関しては対応可能です。

たとえば、「夫婦間で合意した慰謝料について文書として残しておきたい」といったときに向いています。

しかし、相手方との協議が進まない場合や、相手方が支払いを拒否している場合は、弁護士への依頼が必要です。

離婚慰謝料について専門家に相談する際の流れ|3ステップ

離婚に伴う慰謝料の問題は、感情的な対立が絡むことも多く、自分だけで解決しようとすると大きなストレスを抱えやすいものです。

そのため、早い段階から専門家へ相談して道筋を立てることが重要です。

ここでは「相談先を探す」「相談する」「実際に依頼する」という3つのステップに分けて、専門家に相談する際の具体的な流れを解説します。

1.相談先を探して予約をする

まずは自分の悩みに合った相談先を探すことから始めます。

弁護士であれば慰謝料請求の可否や金額の相場、慰謝料以外の離婚条件の調整まで一貫して対応できます。

一方、認定司法書士や行政書士は、法律相談や相手方との交渉には対応できませんが、書類作成や簡易的な手続きサポートが可能です。

「ベンナビ」のような弁護士を検索できるサービスや市役所の無料相談を活用すると、費用をかけずに専門家と話せる機会を設けられます。

相談は基本的に予約制なので、相談したい窓口について調べたうえで、電話やWebフォームなど指定の方法で予約をとりましょう。

2.当日、希望の方法で相談する

当日は、面談・電話・オンライン相談など、あらかじめ予約した方法で相談しましょう。

相談時には「離婚の経緯」「相手の行為」「収入や財産状況」などを整理した資料を持参することで、より具体的なアドバイスが受けられます。

特に慰謝料請求の場合、証拠があるかないかで結論が大きく変わるため、必要に応じて写真やメール履歴なども準備しておくとスムーズです。

なお、電話相談の場合は時間が限られるため、要点をメモにまとめてから臨みましょう。

3.必要に応じて専門家に依頼する

相談だけで不安が解消されればよいですが、相談したことによって新たな問題が浮き彫りになった場合、自分だけで手続きを進めるのが難しいケースもあるでしょう。

その場合は、必要に応じて専門家への依頼に進むのがおすすめです。

弁護士に依頼すれば、相手との交渉や調停・裁判まで代行してくれるため、自分が相手方と直接やり取りする負担を減らせます。

費用は発生しますが、その分「適正な慰謝料を獲得できる可能性が高まる」「精神的な負担を軽減できる」といったメリットを得られるでしょう。

離婚慰謝料について専門家に相談する際の5つのポイント

離婚慰謝料の請求には、法的な知識や証拠の整理が欠かせないため、専門家への相談が重要です。

しかし、専門家への相談にはほとんどのケースで制限時間が設けられています。

そのため、相談時間を有効に活用するために以下5つのポイントを押さえておくことが大切です。

  1. 離婚問題が得意な弁護士に相談する
  2. 初回無料相談などを上手に活用する
  3. 自分の希望や悩みを整理しておく
  4. 関係しそうな書類を集めておく
  5. できる限り早い段階で相談する

これらを意識することで、安心してスムーズに手続きを進めることができるようになります。

1.離婚問題が得意な弁護士に相談する

弁護士に相談する際は、必ず離婚問題に注力しているかどうかを確認しましょう。

弁護士は対応できる業務範囲が広い分、事務所や弁護士によって得意とする分野が異なります。

仮に離婚問題の解決実績がほとんどない事務所に相談してしまうと、適切なアドバイスを受けられないおそれがあるでしょう。

一方で、離婚問題が得意な弁護士であれば、慰謝料の相場や過去の裁判例を熟知しており、証拠の活用方法や交渉戦略について適切なアドバイスが可能です。

また、証拠集めの方法や相手方との交渉で解決できるのか、訴訟に持ち込むべきかといった見極めも的確におこなってくれます。

2.初回無料相談などを上手に活用する

離婚問題に対応している法律事務所は、30分程度の初回相談を無料で実施していることが多いです。

無料相談では、費用をかけずに複数の専門家を比較検討できるため、上手に活用しましょう。

説明のわかりやすさや親身さは専門家ごとに異なるため、自分に合った弁護士を見極めてみてください。

なお、相談時には慰謝料請求の見込みや今後の流れ、依頼した際の費用についても確認しておくと安心です。

3.自分の希望や悩みを整理しておく

専門家に相談する際には、自分が何を望んでいるのかをあらかじめ整理しておくことが大切です。

離婚の際に悩む点は多く、どのような解決を望むのかは人によって以下のように異なるはずです。

  • 慰謝料をできるだけ多く請求したい
  • 子どもの親権を優先したい
  • 円満に早く解決したい など

希望を明確に伝えることで、専門家も最適な解決策を提案しやすくなるでしょう。

うまく整理できない場合は、悩みや不安点をそのまま言葉にすることも有効です。

4.関係しそうな書類を集めておく

離婚慰謝料について専門家に相談する際は、関係しそうな書類はなるべく集めておきましょう

実際に手続きを進める際にどのような情報が役立つかの判断は、専門的な知識や経験をもった人でないと難しいものです。

そのため、自分で「これはいらないか」と判断することなく、夫婦に関係する書類は少しでも多く用意してください。

5.できる限り早い段階で相談する

離婚慰謝料をめぐる問題は、放置すると証拠が失われたり、相手の財産が隠されたりするリスクがあります。

また、精神的にも大きなストレスを抱えたまま生活を続けることになり、冷静な判断が難しくなるおそれもあるでしょう。

その点、早めに専門家に相談すれば、証拠の収集方法や交渉の進め方について助言を得られ、トラブルを未然に防ぐことが可能です。

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離婚慰謝料について専門家に相談する際の3つの注意点

離婚慰謝料に関する相談は、法律的な知識が必要になるため専門家に相談するのが安心です。

ただし、相談においては以下のようにいくつかの制約や注意点があります。

  1. 時間制限が設けられていることが多い
  2. 場合によっては相談料などが発生する
  3. 本人以外からの相談は受け付けていない

ここからは、それぞれの注意点について詳しく解説します。

1.時間制限が設けられていることが多い

多くの法律事務所や自治体の無料法律相談では、1回あたり30分程度の時間制限が設けられています。

これは限られた時間内で効率よく多くの相談者に対応するためです。

相談時間を有効に使うためには、「慰謝料の相場を知りたい」「請求方法について具体的に知りたい」など、優先順位をつけて質問を絞り込むことが効果的です。

準備不足のまま臨むと、悩みが解決しないまま終了してしまうリスクがあります。

無料相談は回数自体が限定されていることも多いため、自分の悩みや疑問を明確にしつつ、必要な情報を効率的に引き出す意識をもって相談に臨みましょう。

2.場合によっては相談料などが発生する

法律事務所の一部は無料相談に対応してくれますが、継続的な相談やより詳細なアドバイスを受ける場合には相談料が発生するケースがあります。

法律事務所によって料金体系は異なりますが、相談料は30分あたり5,000円~1万円程度が相場とされています。

また、慰謝料請求を正式に依頼する際には、着手金や報酬金といった費用も必要になる点を理解しておきましょう。

3.本人以外からの相談は受け付けていない

離婚慰謝料の相談は、原則として本人が直接おこなう必要があります。

たとえ家族であっても、当事者以外が状況を完全に把握できるとは限らず、誤った情報に基づいた助言になるリスクがあるからです。

そのため、相談したい場合は自ら連絡し、正確な経緯や希望を直接伝えることが求められます。

どうしても本人が動けない事情がある場合は、事務所によっては委任状や同意書などを作成することを条件に対応してくれる場合もあるため、確認してみましょう。

さいごに|離婚慰謝料が得意な弁護士は「ベンナビ離婚」で探せる

本記事では、離婚慰謝料について相談できる窓口や、相談時のポイントや注意点について詳しく解説しました。

離婚問題に直面すると、適切な判断をすることが難しいうえ、不安やストレスも大きいものです。

特に慰謝料請求においては、状況によって請求が認められるか否かが変わるため、離婚問題の解決実績が豊富な弁護士の助言を受けるのが確実です。

ベンナビ離婚」では、慰謝料請求や親権問題に強い弁護士を地域や分野から絞り込んで簡単に探せます

まずは電話やオンラインで気軽に相談してみることで、自分に合った解決策を見つけやすくなります。

離婚問題に悩んでいる人は一人で抱え込まず、早めに専門家へ相談しましょう。

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