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弁護士の探し方6選!信頼できる弁護士の見分け方や失敗しないコツも解説

弁護士監修記事
法律相談
2026年04月15日
弁護士の探し方6選!信頼できる弁護士の見分け方や失敗しないコツも解説
この記事を監修した弁護士
山本 一貴|山越 勇輝弁護士 (Yz法律事務所)
当事務所では、弁護士だけでなく従業員も公益社団法人日本証券アナリスト協会の「プライベートバンカー」の資格を保有し、富裕層の方のためのリーガルサービスを提供しています。
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弁護士を探したいけれど、どこで探せばよいかわからない。そんな悩みを抱える方は少なくありません。

弁護士の探し方は、ポータルサイトの活用や弁護士会への相談など全部で6通りあります。自分の相談内容に合った方法を選べば、効率よく信頼できる弁護士を見つけられるでしょう。

当記事では、弁護士の具体的な探し方を6つ紹介したうえで、信頼できる弁護士の見分け方や失敗しないコツを解説します。分野別のチェックポイントも紹介するので、参考にしてください。

目次

弁護士を探し始める前に準備すべきこと

弁護士を探す前に、相談内容の要点と希望条件を整理しておきましょう。事前準備をしておけば、限られた相談時間を有効に使えます。弁護士からも的確なアドバイスを得やすくなるでしょう。

まず、いつ・誰が・何をしたかの事実関係を時系列でメモにまとめます。口頭で説明すると抜け漏れが出やすいため、紙やスマホのメモに書き出すのがおすすめです。

次に、自分が望む解決のゴールを整理します。謝罪を求めたいのか、金銭的な解決を望むのか、関係の修復が目的なのかで弁護士の対応方針は変わります。

ゴールが明確であれば、弁護士も具体的な見通しを示しやすくなるでしょう。

全部で6通り!信頼できる弁護士の探し方

弁護士の探し方は、大きく分けて6通りあります。それぞれ特徴が異なるため、自分の状況にあわせて使い分けるのがおすすめです。各方法の詳細を順番に解説します。

探し方 メリット デメリット
ポータルサイト(ベンナビ) 得意分野や費用の目安を事前に比較でき、自分で弁護士を選べる 掲載情報だけでは弁護士との相性を判断しにくい
日弁連の弁護士検索 全弁護士を網羅しており、登録状況を正確に確認できる 得意分野や費用の情報は掲載されておらず、ほかの方法との併用が必要
ひまわりサーチ 都道府県や取扱分野から弁護士を絞り込める 検索結果は文字情報のみで情報量が限られる
弁護士会 中立的な立場で弁護士を紹介してもらえる 相談は有料が原則で、紹介制度がない弁護士会もある
法テラス 無料法律相談や弁護士費用の立替制度を利用できる 収入・資産の審査があり、誰でも利用できるわけではない
友人・知人の紹介 弁護士の人柄や対応の質など、ネットではわからない情報を聞ける 紹介者と相談分野が異なると参考にならず、断りにくさを感じる場合もある

1.弁護士ポータルサイトを利用する

弁護士ポータルサイトは、地域や相談分野で弁護士を検索できるWebサービスです。弁護士探しの方法として、最も手軽で効率的な手段といえます。

ポータルサイトの大きなメリットは、得意分野・対応エリア・費用の目安などを事前に比較できる点。複数の弁護士を比較しながら選べるため、自分に合った弁護士を見つけやすいでしょう。

初回相談無料の事務所に絞り込めるサイトも多く、費用面のハードルが低いのも特徴です。

相談内容に合った弁護士を素早く探すなら、ポータルサイトの活用が最も効率的です。

各分野に強い弁護士を探すなら「ベンナビ」がおすすめ

ベンナビは、法律トラブルの分野ごとに弁護士を探せるポータルサイトです。

離婚・相続・交通事故・債務整理・労働問題・刑事事件・債権回収など、分野別にサイトがわかれています。各分野に注力している弁護士だけが掲載されているため、専門性の高い弁護士を見つけやすいのが特徴です。

初回相談無料や土日対応の事務所も多数掲載されており、費用や日程の不安を抱えている方でも利用しやすいでしょう。メールやLINEで24時間問い合わせ可能な事務所も多いので、一度チェックしてみてください。

2.日本弁護士連合会の弁護士検索で探す

日本弁護士連合会(日弁連)が運営する弁護士検索は、全国の弁護士を名前や登録番号で検索できる公式サービスです。

日弁連は全ての弁護士が加入する団体であり、データベースの網羅性が最大の強み。名前がわかっている弁護士の登録状況を確認したいときに便利です。

ただし、得意分野や費用の目安は掲載されていません。弁護士の実力や相性を判断する情報は得られないため、ほかの探し方と組み合わせて使うのがよいでしょう。紹介を受けた弁護士が本当に登録されているかの確認手段として活用するのがおすすめです。

3.ひまわりサーチを利用する

ひまわりサーチは、全国の弁護士会が共同で運営する弁護士検索サービスです。

地域や取扱分野などの条件で弁護士を絞り込めるのが特徴。弁護士会が運営する公的なサービスのため、信頼性は高いでしょう。

ただし、検索結果は文字情報のみのため、得られる情報量に限界があります。

対してベンナビなどのポータルサイトでは、写真付きで弁護士や法律事務所の様子がわかったり、解決事例が掲載されていたりします。弁護士の情報がわかりやすく載っているので、比較しやすいでしょう。

4.弁護士会を介して探す

各都道府県の弁護士会が運営する法律相談センターを利用し、弁護士を紹介してもらう方法もあります。

相談は基本的に有料で、30分5,500円程度の費用がかかりますが、中立的な立場で対応してもらえるのがメリットです。相談内容に応じて適切な弁護士を紹介してもらえる場合があります。

ただし弁護士会によって対応は異なり、弁護士紹介の仕組みがある都道府県もあれば、法律相談のみで紹介はおこなっていない場合もあります。事前に自分の地域の弁護士会が紹介制度を設けているか確認してから利用してください。

5.法テラスを利用する

法テラス(日本司法支援センター)は、国が設立した法的トラブルの総合案内所です。経済的に余裕がない方でも弁護士に相談できる仕組みが整っています。

収入や資産が一定基準以下であれば、無料で法律相談を受けられます。弁護士費用の立て替え制度もあり、費用面のハードルが大きく下がるのがメリットです。

ただし、利用には収入・資産の審査があります。具体的には、次の条件を満たす人しか利用できません。

家族人数 収入基準 資産基準
生活保護の基準に定める一級地 そのほか 地域共通
一人 200,200円以下 182,000円以下 180万円以下
二人 276,100円以下 251,000円以下 250万円以下
三人 299,200円以下 272,000円以下 270万円以下
四人 328,900円以下 299,000円以下 300万円以下

※生活保護の基準に定める一級地:東京都特別区・大阪市など
※家賃や医療費などを支払っていれば要件を満たしていなくても利用できる場合あり

また、審査に時間がかかる場合もあるため、緊急性の高い相談にはやや不向きな探し方といえます。

6.友人・知人から紹介してもらう

実際に弁護士に依頼した経験がある友人や知人から紹介を受ける方法もあります。

利用者の生の声を聞けるため、弁護士の人柄や対応の質をイメージしやすいのがメリットです。インターネットの情報だけでは判断しにくい部分を補えるでしょう。

ただし、紹介者と自分では相談内容が異なる場合がほとんどです。離婚問題に強い弁護士が、交通事故にも強いとは限りません。

知人の感想はあくまで参考程度にとどめ、自分の相談分野での実績があるかどうかは別途確認しましょう。紹介だからといって断りにくいと感じる方もいるかもしれませんが、合わないと感じたら別の弁護士に相談して問題ありません。

分野別|弁護士を探すときのチェックポイント

法律トラブルの分野によって、弁護士に求められる専門知識やスキルは異なります。法律の範囲は広く、分野ごとに特有の法律や判例、実務上のノウハウが存在するためです。

以下では、代表的な分野ごとにチェックすべきポイントを解説します。

離婚・男女問題の弁護士探し

離婚・男女問題では、協議から調停・裁判まで幅広い対応力が求められます。離婚に強い弁護士を探すときは、以下のポイントを確認してください。

  • 離婚・不倫・親権・養育費の取扱実績があるか
  • 協議離婚・調停・裁判まで対応可能か
  • 感情面への配慮や説明が丁寧か
  • 子どもがいるケースの経験があるか
  • 女性・男性どちらの相談実績が多いか

離婚問題は感情的になりやすい分野です。法的なスキルだけでなく、依頼者の話にきちんと耳を傾けてくれるかも大切な判断材料になります。

親権や養育費が争点になるケースでは、子どもがいる案件の経験が豊富な弁護士を選びましょう。

相続問題の弁護士探し

相続問題では、法律だけでなく税務や登記の知識も関わるため、他士業との連携体制が問われます。以下のポイントを確認してください。

  • 遺産分割・遺留分・相続放棄の実績があるか
  • 税理士・司法書士との連携体制が整っているか
  • 感情がこじれた相続案件への対応経験があるか
  • 書類作成だけでなく交渉も任せられるか
  • 将来の紛争を見据えたアドバイスがあるか

相続は親族間の対立に発展しやすいのが特徴です。法的な知識に加えて、感情的な対立を調整した経験のある弁護士を選ぶとよいでしょう。

労働問題(残業代・解雇など)の弁護士探し

労働問題では、労働者側と使用者側のどちらの立場での実績があるかが特に大切です。労働者側で相談したいのに、企業側の顧問弁護士がメインの事務所では、十分な対応を期待しにくい場合があります。

特に以下のポイントを確認してください。

  • 労働者側の案件実績があるか
  • 未払い残業代・不当解雇の解決事例があるか
  • 証拠(タイムカード・メールなど)の取り扱いに慣れているか
  • 成功報酬型に対応しているか
  • 会社との交渉・訴訟経験があるか

相談前に、労働者側の案件をどれだけ扱っているかを確認しましょう。

交通事故の弁護士探し

交通事故では、保険会社との交渉力と後遺障害の知識が結果を大きく左右します。以下のポイントを確認してください。

  • 交通事故案件の取扱件数が豊富か
  • 後遺障害等級認定のサポート経験があるか
  • 保険会社との交渉実績があるか
  • 弁護士特約を使えるか
  • 示談・裁判どちらにも対応できるか

自動車保険に弁護士費用特約が付いていれば、弁護士費用の自己負担なしで依頼できるケースがほとんどです。保険証券を事前に確認し、特約の有無を把握したうえで相談に臨みましょう。

借金・債務整理の弁護士探し

借金問題では、任意整理・自己破産・個人再生のどれが適しているかの判断力が問われます。以下のポイントを確認してください。

  • 任意整理・自己破産・個人再生の取扱実績があるか
  • 相談しやすい雰囲気か、匿名での相談に対応しているか
  • 費用の分割払い・後払いに対応しているか
  • 取り立てを早く止められるか
  • 生活再建まで見据えた説明があるか

借金問題を弁護士に依頼すると、受任通知により債権者からの督促が止まります。精神的な負担が大きく軽減されるため、早めの相談がおすすめです。

費用の分割払いに応じている事務所も多いので、手元にお金がなくても諦めずに問い合わせてみてください。

刑事事件の弁護士探し

刑事事件では、スピードが何より大切です。逮捕から72時間以内に勾留が決まるケースが多いため、迅速に動ける弁護士が求められます。以下のポイントを確認してください。

  • 刑事事件の弁護経験・件数が豊富か
  • 迅速な接見対応が可能か
  • 示談交渉の実績があるか
  • 24時間対応の有無
  • 家族への説明・フォロー体制が整っているか

24時間対応の事務所であれば、深夜や休日の逮捕にもすぐ動いてもらえるでしょう。家族が逮捕された場合、本人に代わって家族が弁護士を探すケースがほとんどです。家族への丁寧な説明があるかどうかも確認しましょう。

債権回収の弁護士探し

債権回収では、相手方の財産状況を調査し、回収可能性を冷静に見極められる弁護士が求められます。以下のポイントを確認してください。

  • 債権回収(売掛金・貸金・未払い代金)の取扱実績があるか
  • 内容証明郵便・支払い督促・訴訟などの手続き経験が豊富か
  • 相手方の財産調査・差押えに対応できるか
  • 個人間・法人間いずれの債権回収にも対応しているか
  • 早期解決と回収可能性を冷静に説明してくれるか

債権回収は、回収の見込みがあるかどうかで対応方針が変わります。着手金を払ったのに回収できなかったというケースを避けるためにも、回収の可能性を正直に説明してくれる弁護士を選びましょう。

信頼できる良い弁護士の見分け方|必ず確認すべきポイント9選

信頼できる弁護士を見分けるには、相談時の対応を冷静に観察するのが大切です。以下の9つのポイントを確認してください。

1.自分の相談分野と弁護士の得意分野は一致しているか

自分が悩んでいる分野と弁護士の得意分野が一致しているかを確認しましょう。弁護士には得意分野があるためです。

自分が相談したい分野を得意としている弁護士であれば、対応も慣れていて安心して問題解決を依頼できます。反対に、得意分野の違う弁護士に相談すると、納得のいく対応や結果が得られるとは限りません。

ポータルサイトの「ベンナビ」を活用すれば、各法律分野に注力している弁護士を探せるのでおすすめです。

2.相談する分野の実績や経験年数は豊富か

謳っている得意分野だけでなく、実際の解決実績や弁護士歴などの確認も必要です。自分と状況が似ている案件を多く解決してきた弁護士を選びましょう。

実績豊富な弁護士であれば、これまでの知識や経験をもとに、取るべき手段や今後の見通しなどについて具体的なアドバイスが望めます。

弁護士の解決実績や弁護士歴は、各事務所ホームページやベンナビなどで確認できます。また、相談時に直接「過去に同様の案件を担当したことはありますか?」と尋ねてもかまいません。

3.料金体系は明確か・弁護士費用は適正か

弁護士費用が適正か、料金体系を明確に示してくれるかは重要な見極めポイントです。

弁護士費用は各弁護士が自由に決められるため、同じ相談内容であっても、法律事務所によって金額に差が出るというケースも少なくありません。

弁護士費用が本当に適正なのか、複数の事務所で見積もりを出してもらって比較検討してみてください。

もし弁護士費用に関する説明が曖昧な事務所の場合、依頼後に予想以上の追加料金を請求されたりするおそれがあるため、なるべく避けたほうが安全です。

弁護士費用については以下の関連記事で解説しているので、詳しくは以下をご確認ください。

【関連記事】【分野別】弁護士費用の相場はいくら?内訳や安く抑える方法、払えないときの対処法を解説

4.弁護士の人柄や相性が合っているか

自分との相性が合うかどうかも重要な判断材料のひとつです。友人や同僚などと同様に、弁護士に関しても話しやすさや相性の良さはあります。

相談内容によっては弁護士との関係が1年以上続くこともあるため、ストレスなくスムーズにコミュニケーションが取れる弁護士を選びましょう。

弁護士がどのような人柄なのか、どのような対応方針なのかは、初回相談の際にある程度つかむことができます。

多くの法律事務所が初回の法律相談を無料に設定しているので、気になる弁護士が見つかった際はまず相談してみることをおすすめします。

5.過去に懲戒処分を受けていないか

弁護士によっては、依頼者との間でトラブルを起こして懲戒処分を受けている人もいます。

懲戒処分歴のある弁護士だからといって、必ずしも悪徳弁護士というわけではなく、問題なくアドバイスやサポートを受けられる可能性も十分あります。

ただし「できるだけトラブルのリスクを避けたい」方は、懲戒処分歴のない弁護士を選ぶと安心でしょう。

過去に懲戒処分を受けているかどうかは「弁護士懲戒処分検索センター」で確認できます。

6.事務所の評判が悪くないか

弁護士を選ぶ際は、利用者の口コミ・評判も参考になります。

インターネット上の口コミサイトやSNSをチェックして、「この人に依頼して良かった」「誠実に対応してくれた」などの高評価を得ている弁護士なら、的確なサポートが期待できるでしょう。

ただし、あくまでも口コミは主観的な感想です。高評価の弁護士だからといって必ずしも自分に合っているとは限りません。口コミだけで決めようとせず、ほかの要素も総合的に考慮したうえで決めましょう。

7.説明が丁寧でわかりやすいか

説明が丁寧でわかりやすい弁護士を選ぶことも大切です。

法律トラブルでは難解な専門用語が出てくることも多くあります。弁護士によっては説明が難しかったり、説明が不十分なまま話が進んだりして不安が残ってしまうおそれがあるでしょう。

実際に弁護士に相談し、わかりやすい言葉で説明してくれるか、寄り添った話し方をしてくれるかをチェックしてください。

8.連絡や対応が早いか

弁護士のレスポンスの早さも、重要な判断材料です。

多くの弁護士は複数の案件を同時並行で対応しているため、なかには多忙すぎて連絡が取れなかったり、返信までに数日程度かかったりすることもあります。

弁護士の対応が遅いとストレスを感じますし、問題解決も長引くおそれがあるでしょう。こまめな連絡や迅速な対応を意識している弁護士を選ぶのがおすすめです。

9.事務所に通いやすいか

法律事務所のアクセスの良さも確認しておきましょう。

基本的に弁護士との法律相談は法律事務所でおこなわれ、問題解決を依頼したあとも打ち合わせなどのために法律事務所に行くことになります。

自宅や職場などから遠い場合、そのぶん時間や費用がかかってしまうため、できるだけ近場の法律事務所を選びましょう。

また同時に、オンラインや電話での相談・打ち合わせに対応しているかも確認しておきましょう。事務所へ足を運ばなくても済むため、時間的にも精神的にも楽になります。

信頼性に不安のある弁護士の特徴とは?

ごく少数ですが、依頼者の利益を軽視する弁護士も存在します。以下の特徴に当てはまる弁護士には注意してください。

  • デメリットやリスクを説明しない
  • 契約や支払いを急かす
  • 高圧的・横柄な態度で、依頼者の話に耳を傾けない

メリットばかりを強調し、デメリットやリスクを説明しない弁護士は要注意です。法律トラブルには必ず不確定要素があります。どんな案件でも必ず勝てると断言する弁護士は、実態を正しく伝えていない可能性が高いでしょう。

また、相談当日に即決を迫ったり、高圧的な態度で接する弁護士も避けるべきです。一方的に方針を決めようとする弁護士では、自分の希望を反映した解決は望めません。

少しでも違和感を覚えたら、無理に依頼せず別の弁護士に相談しましょう。弁護士を比較して選ぶのは、依頼者の正当な権利です。

弁護士選びで失敗しないためのコツ3つ

弁護士選びで後悔しないために、以下の3つのコツを押さえておきましょう。

初回無料相談を利用して複数の弁護士を比較する

弁護士を探す際は、さまざまな弁護士と話してみることが大切です。もし時間的に余裕がある場合は、はじめから一人の弁護士に絞り込もうとせず、無料相談を活用して何人かの弁護士と相談しましょう。

弁護士に相談する際は「30分あたり5,000円~1万円程度」の相談料がかかるのが一般的ですが、多くの法律事務所が初回無料相談を実施しています。上手に活用すれば、費用をかけずに複数の弁護士から話を聞けます。

それぞれの対応や弁護士との相性を比較してみて、なかでも自分が信頼できると感じた弁護士を選ぶことで、満足のいく結果が望めるでしょう。

法律事務所の規模や費用の安さだけで選ばない

弁護士を選ぶ際、事務所の規模や費用の安さだけを見て決めるのは避けましょう。

大きな法律事務所の場合、弁護士の数も多く、比較的幅広い案件に対応できます。しかし、なかには担当弁護士との相性が合わず、思うようなサポートが受けられないケースも少なくありません。

あまりにも弁護士費用が安い場合も注意が必要です。依頼後に予想以上の追加料金を請求されたり、対応が遅くて問題解決が長引いたりする場合もあります。

弁護士を選ぶ際は、解決実績や相性なども総合的に考慮したうえで決めましょう。

所属弁護士会や登録番号を確認しておく

気になる弁護士が見つかった際には、所属弁護士会や登録番号を確認しておくのが有効です。

弁護士を騙る詐欺サイトを開設して金銭を騙し取る詐欺被害を避けられます。

全ての弁護士は、全国の弁護士会と日本弁護士連合会の会員名簿に登録され、登録番号が付与されています。登録番号は日本弁護士連合会の弁護士検索サイトで検索できるので、弁護士資格をもった人物か確認してみましょう。

なかには実在の登録番号や弁護士名を調べて弁護士を名乗る詐欺事件なども発生しているため、不安な場合は法律事務所に直接問い合わせてください。

良い弁護士の選び方・探し方に関するよくある質問

弁護士探しでよく寄せられる質問に回答します。

弁護士検索に出てこない弁護士は怪しい?

ポータルサイトやネット検索で出てこない弁護士が、必ずしも怪しいわけではありません。

Webでの集客に力を入れていないだけの場合がほとんどです。特に、高齢の弁護士や紹介案件だけで多忙な弁護士は、Webサイトを持っていないケースも珍しくありません。

弁護士かどうかを確認するには、日弁連の公式検索サイトで名前を検索してください。登録が確認できれば、正規の弁護士です。

法律相談のみの利用も可能?依頼後のセカンドオピニオンは?

どちらも可能です。法律相談だけで終わっても、まったく問題はありません。

法律相談は、弁護士がどのような見解をもつかを知るための場です。依頼を前提にする必要はなく、方向性を確認する目的で利用できます。

すでに弁護士に依頼している場合でも、別の弁護士にセカンドオピニオンを求められます。担当弁護士の方針に疑問を感じたら、遠慮なく活用してください。

セカンドオピニオンを求める際は、現在の進捗や争点がわかる資料を持参するとスムーズです。担当弁護士に事前に伝えておくと、より円滑に進むでしょう。

弁護士費用はどのくらいかかりますか?

弁護士費用は、相談分野や案件の難易度、事務所の方針によって大きく異なります。一律の基準はなく、各事務所が自由に設定しています。

費用は主に、相談料・着手金・報酬金・実費・日当の5つで構成されます。

費用の種類 内容
相談料 法律相談の際に支払う費用。30分5,000円〜1万円程度が相場。初回無料の事務所も多い
着手金 依頼時に支払う費用。結果にかかわらず返金されない
報酬金 解決時に支払う成功報酬。成果に応じて金額が決まる
実費 印紙代・郵送料・交通費など実際にかかった費用
日当 弁護士が事務所外で活動したときに発生する費用

詳しい弁護士費用は別記事で解説しているので、あわせて一読ください。

【関連記事】【分野別】弁護士費用の相場はいくら?内訳や安く抑える方法、払えないときの対処法を解説

まとめ

弁護士の探し方は次の6とおり。相談分野や費用の条件にあわせて使い分けてください。

  • ベンナビなどのポータルサイトを利用する
  • 日本弁護士連合会の弁護士検索で探す
  • ひまわりサーチを利用する
  • 弁護士会を介して探す
  • 法テラスを利用する
  • 友人・知人から紹介してもらう

弁護士を選ぶ際は、実績の豊富さ・説明の丁寧さ・費用の明確さなどを冷静に比較しましょう。複数の弁護士に相談して比較するのが、失敗を防ぐ最も有効な方法です。

弁護士選びは、法律トラブルの解決結果を大きく左右します。一人で悩まず、まずは無料相談を活用して、自分に合った弁護士を探す第一歩を踏み出してください。ベンナビなら、分野ごとに専門性の高い弁護士を効率的に見つけられます。

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