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離婚問題を弁護士に電話で無料相談できる窓口|24時間相談受付も

弁護士監修記事
離婚トラブル
2023年02月06日
2024年10月09日
離婚問題を弁護士に電話で無料相談できる窓口|24時間相談受付も
この記事を監修した弁護士
梅澤 康二弁護士 (弁護士法人プラム綜合法律事務所)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

離婚について弁護士に相談したいと思っていても、「いきなり弁護士に相談は気が引ける…」と相談自体を迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

最近では、電話やメール・LINEでの無料相談が可能な弁護士事務所も増えてきています。

特に、メール相談やLINE相談は、24時間受け付けていることも多いので「今すぐ相談したい!」「直接話すのはハードルが高い…」という方も利用しやすいでしょう。

この記事では、離婚問題を弁護士に無料相談できる窓口や弁護士の選び方、抑えておくべきポイントについて紹介します。

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離婚問題を弁護士に無料電話相談できる相談先

ここからは、離婚問題を弁護士に無料で電話相談できる相談先を紹介します。

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離婚問題を最短で解決したいのであれば、最寄りの離婚が得意な弁護士に直接相談することです

離婚弁護士ナビなら、最寄りの弁護士事務所の営業時間や対応内容など、細かい事務所の特徴を簡単にチェック可能です。

また、弁護士の顔やオフィスの写真も掲載しているので、「すごく怖い先生だったらどうしよう」「変な事務所だったらどうしよう」といった不安も解消できます。

無料相談・電話相談・休日夜間相談など、相談形態でも弁護士事務所を探せるので、あなたにぴったりの弁護士が見つかるでしょう。

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法テラス|対面だが条件付きで3回まで無料相談可能

法テラスは正式には「日本司法支援センター」といい、国が設立した支援団体です。

法テラスでは一定の条件を満たしていれば、1つの問題につき3回まで30分の無料相談を受けることができます。また、電話ではオペレーターによる情報提供サービスもおこなっています。

一定の条件とは、下記のとおりです。

(1) 収入等が一定額以下であること
詳しくは無料法律相談のご利用の流れをご覧ください。

(2) 勝訴の見込みがないとは言えないこと
和解、調停、示談等により紛争解決の見込みがあるもの、自己破産の免責見込みのあるものは、(2)に含みます。

(3) 民事法律扶助の趣旨に適すること
報復的感情を満たすだけや宣伝のためといった場合、または権利濫用的な訴訟の場合などは援助できません。

引用元: ご利用の条件 法テラス

資力基準については「無料法律相談のご利用の流れ | 無料法律相談・弁護士等費用の立替 | 法テラス」で確認してください。

なお、法テラスの法律相談は必ず事前予約なので注意しましょう。

定休日や営業時間についてホームページで確認したり、直接問い合わせたりしておくのがベターです。

最後に、法テラスの無料相談に関する記事もあり、詳しくは法テラスで無料相談できる内容はどこまで?利用するための条件や注意点も解説をご覧ください。

法律相談センター|電話で簡単な質問をしたい方

法律相談センターは、日本弁護士会が運営する相談窓口です。

こちらは誰でも無料相談できますが、電話の無料相談時間は15分となっています。簡単な相談をしたい人におすすめの相談窓口でしょう。

有料であれば、30分5,000円からの電話・面談相談をおこなっています

日程などは、各地域のホームページに記載されており、基本的に完全予約制なので、事前に予約しておきましょう。

地方自治体の無料法律相談|近くの弁護士に相談したい方

地方自治体も毎月数回、無料法律相談をおこなっています。

完全予約制で、その市町村に住んでいる方を対象に、1人30分程度の無料相談を受け付けています。

基本的には、自治体に住んでいる方であれば誰でも利用することが可能です。

ただし、無料ということもあり、予約が取れない地域もあります。

開催日時や、相談時間、利用方法などは各地方自治体によって異なるので、お住まいの地方自治体のホームページで確認してみてください。

離婚弁護士への無料電話相談で聞いておくべき3つのこと

離婚の無料相談で弁護士に聞いておきたい項目は以下のとおりです。

①離婚前の対応・言動についての注意点

自分の希望に沿った離婚を希望するのであれば、できるだけ自分の「落ち度」がないように行動しなければなりません。

たとえば、離婚成立までの間に共有財産を使い込んだり、配偶者の悪口を吹聴したりなどは当然控えるべきでしょう。

また、夫婦間の話合いの中で軽率な発言をしたことで、後々、調停、裁判で不利となるということもあり得ます。

このような離婚前・準備段階での対応における注意点を相談することは有用かと思われます。

③離婚にかかるまでのおおよその期間

終わりが見えないものほど疲れることはありません。

状況が変化する可能性もありますので、明確な期間を教えてもらうのは難しいと思いますが、弁護士相談で離婚成立までのおおよその目安についてアドバイスを受けられるでしょう。

参照元:平成30年度 司法統計

司法統計では、調停が成立するケースでは上図のような期間がかかることが公表されています多くの場合、6ヵ月以内もしくは1年以内に成立しているようです。

夫婦によっては、2年以上にわたる調停をおこなっても不成立に至る可能性もあります。

③全体でかかるおおよその費用

無料相談では、実際に依頼したときにどのくらいの費用が必要なのかも確認しておきましょう。

調停や裁判は手続き自体に費用がかかりますので、その点も考慮したうえで全体の費用感を聞いておくとよいでしょう。

相場としては以下のとおりです。

離婚方法

費用相場

協議離婚

慰謝料請求・財産分与:獲得した金額の10~30%

親権:10万~20万円

養育費:1年分の養育費の10%前後

離婚調停

手続きなどを含め40万~100万円

裁判離婚

手続きなどを含め70万~110万円

弁護士への無料電話相談で注意するポイント

弁護士の無料相談を有効活用するために、注意しておきたいポイントは以下のとおりです。

配偶者の愚痴話にならないように注意する

離婚について相談していたつもりが、つい配偶者の愚痴話に脱線してしまい、相談時間を無駄にしてしまうケースです。

また感情的になってしまい、最終的に何を相談していたのか、弁護士に何を希望するのか相談できず時間がすぎてしまうケースにも注意が必要です。

弁護士はあくまで法律相談をしてくれる人です。

感情的な部分での「配偶者をまだ好きだけど、離婚したほうがいいのかな?」という相談は、弁護士の対応する領域ではありません。

最終的にどう解決したいのか、を決めたうえで相談することをおすすめします。

無料相談はあくまで「お試し」と思っておく

無料相談は本格的な相談ではなく、あくまで依頼する弁護士を決めるための「お試し」の機会だと思っておきましょう。

30分程度の時間で用件を伝え、すべてにおいてアドバイスをもらうことは難しいです。

上記の「離婚の無料相談で弁護士に聞いておくべきこと」についてしっかりと聞いておき、これからの離婚準備に備えることも大切ですので覚えておきましょう。

また有料、無料にかかわらず、相談での弁護士からの回答はさまざまです。

金額にこだわらずに、一番自分に寄り添って解決をしてくれそうな弁護士に相談をしましょう。

聞きたいことはメモにまとめておく

無料相談の時間は限られていますので、聞きたいことや伝えたいことはメモにまとめて、わかりやすく伝える準備をしておきましょう。

こちらからの質問事項はもちろんのこと、伝えておきない内容も伝えやすいようまとめておくと、弁護士から的確なアドバイスをもらうことができます。

離婚問題について24時間電話相談に対応している弁護士はいる?

離婚問題についての無料電話相談に24時間対応している弁護士は残念ながら存在しません。

メール相談やLINE相談の場合は24時間受け付けているケースも多いものの、すぐに回答を得られるわけではなく、後日回答といった形となっているケースがほとんどです。

しかし、中には夜遅くまで電話相談をおこなっている法律事務所も存在するので、夜しか時間が取れないという方は、夜間相談対応の弁護士を探してみるとよいでしょう。

無料電話相談のあとに弁護士を選ぶポイント

一般的に、無料相談の後に依頼するかを判断します。では、無料相談のときにどのようなことをチェックしておけばいいのかを紹介します。

言動やメール・電話対応が早く丁寧

無料相談で会ったときの言動やメール、電話の対応が早く丁寧な弁護士を選ぶようにしましょう。

またメールや電話のレスポンスが極度に遅い弁護士(2週間以上放置されるなど)はほかの案件で忙しいもしくは、少しだらしないのかもしれません。

スムーズに対応してくれ、じっくりと自分と向き合ってくれそうな弁護士を選ぶようにしましょう。

弁護士の説明や聞き方が丁寧

離婚について弁護士に相談するときには、馴染みのない難しい言葉が出てくる場合があります。

説明のときに、わかりやすい言葉やたとえを使って丁寧に話してくれる弁護士を選ぶようにしましょう。

また、弁護士に相談するメリットとして精神的な支えとなってくれるということがあります。

こちらの話に耳を傾け、しっかりと丁寧に話を聞いてくれる弁護士を選ぶと、大変な離婚の話し合い中も少し気持ちが楽になったりすることもあります。

事務所の雰囲気がいい

離婚の相談をするにあたって、弁護士事務所に足を運ぶことになるかと思います。そのときに、話しやすい、雰囲気がよい事務所を選ぶようにしましょう。

対応してくれるスタッフや弁護士が高圧的、不親切だと委縮してしまい、思うように話せないことがあるので注意が必要です。

無料相談で足を運んだときに感じた印象や雰囲気を大切にして選ぶようにしてください。

まとめ|離婚問題を弁護士に相談するなら「ベンナビ離婚」

以上、「離婚の無料相談で弁護士に聞いておくべきことと注意点」と「無料相談後に弁護士を選ぶポイント」について紹介しました。

無料相談は、離婚をスムーズに進めるための第一歩です。

また、依頼する弁護士によって離婚の結果や慰謝料、財産分与の結果にも差が出てきますので、無料相談でよく見極めてから依頼するようにしましょう。

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編集部
本記事はベンナビを運営する株式会社アシロが企画・編集をおこないました。
  • ※ベンナビに掲載されているコラムは、必ずしも弁護士が執筆したものではありません。
  • ※本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。
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