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交通事故で弁護士と相談する前にやるべき準備と注意点|初めての法律相談でも心配なし

交通事故
2025年03月17日
2025年03月17日
交通事故で弁護士と相談する前にやるべき準備と注意点|初めての法律相談でも心配なし

 

交通事故に遭い、その後の賠償請求などの対応を弁護士に依頼したいと考える方も多いでしょう。

しかし、弁護士への相談は誰しも経験するものではありません。

初めての方なら「何も準備せずに相談しても良いのかな?」と不安に感じるのも当然です。

そこで本記事では、交通事故について弁護士に相談する前にすべきことや知っておくべきことについて、詳しく解説します。

初めて法律相談をする場合でも心配する必要はありません。

本記事を参考に、ポイントを押さえて安心して弁護士に相談してください。

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交通事故で弁護士と相談する前に知っておくべき基本情報

交通事故の被害に遭い、弁護士に相談や依頼をしようと考えているなら、まずは次の基本情報を押さえておきましょう

1.交通事故の被害者なら誰でも弁護士と相談できる

交通事故に遭った場合、被害者であれば誰でも弁護士と相談することができます

加害者の場合、相談を受け付けている法律事務所が限られる一方、被害者であれば基本的にどこでも相談を受け付けてもらえるでしょう。

ただし、弁護士は法律上、ほかの依頼者と利益相反となる依頼を受けることはできません

たとえば、自分の事故の加害者が先に依頼をしていた場合などは、同じ弁護士に相談することはできないので注意しましょう。

なお、被害者であれば誰でも弁護士に相談できるとはいえ、弁護士なら誰でもOKというわけではありません。

法律事務所にはそれぞれ注力している分野があるため、交通事故を得意としている法律事務所に相談しましょう。

2.事故直後から示談締結前までならいつでも相談できる

弁護士に相談したり依頼したりするタイミングに迷う方もいるでしょう。

基本的には、事故に遭ってすぐから示談交渉がまとまるまでは、どのタイミングでも相談が可能です。

ただし、医療機関を受診する前は、相談はできても依頼はできない可能性があります

医療機関を受診しなければ適切な損害賠償金額を算出するのが難しいため、その時点で契約をしても依頼者の力になれるかどうかがわからないからです。

病院を受診してけがの状態を把握したうえで、改めてどのようなサポートが受けられるかを聞き、依頼を検討しましょう。

また、示談は成立すると示談内容の撤回や再交渉できないのが原則です。

そのため、示談が成立していればそれ以上解決できることがないとして、依頼を受けない法律事務所が多いでしょう。

3.法律相談には有料相談の場合と無料相談の場合がある

法律相談は、基本的には有料です。しかし、法律事務所によっては無料で相談を受け付けているところもあります

とくに、初回相談を60分程度無料としている法律事務所は少なくありません。

無料相談を活用することで自分に合う弁護士を探せるほか、弁護士費用を比較することもできます。

弁護士によって提示する解決方法が異なることもあるため、納得できるサポートを受けられる法律事務所を選ぶとよいでしょう。

まずは、無料相談を受け付けている事務所に話をしてみるのがおすすめです。

ただし、実績が豊富で優良な事務所だからこそ、有料相談を採用しているケースもあります。

有料相談の場合でも、ホームページなどをよく読み相談すべきかどうかを検討しましょう。

交通事故で弁護士と相談する前のポイント|弁護士選び編

弁護士は、被害者が適切な損害賠償を受けるために重要な役割を担います

しかし、弁護士にもさまざまなタイプの人がいるので、自分に合った弁護士を選ぶことが非常に大切です。

交通事故について弁護士に相談したい場合、どのように弁護士を選ぶべきでしょうか。

ここでは、弁護士選びについてのポイントを紹介します。

1.交通事故トラブルが得意な弁護士を選ぶ

法律トラブルというのは、交通事故以外にも離婚や相続、借金問題など多岐にわたります。

そのため、法律事務所や弁護士によって得意な分野は異なるのが通常です。

交通事故についての相談は、交通事故トラブルの解決に精通した弁護士を選ぶべきでしょう。

法律事務所や弁護士を探す際は、ホームページなどで得意分野を確認してください。

専門外の分野ではスムーズな解決が見込めないケースもあるので、注意が必要です。

2.これまでの解決実績が豊富な弁護士を選ぶ

交通事故の相談を受け付けている事務所であっても、実績が豊富だとは限りません。

納得のいく形でトラブルを解決するには、自分と似たトラブルの解決実績が豊富な弁護士を選ぶことが重要です。

多くの交通事故事件を取り扱ってきた弁護士なら、経験を生かしたアドバイスや最大限の補償を受けるためのサポートをしてくれます。

弁護士の解決実績は、ホームページ確認できるほか「ベンナビ交通事故」にも掲載されているので、ぜひ参考にしてください。

3.自宅や会社から通いやすい法律事務所を選ぶ

弁護士に依頼することが決まったら、必要に応じて書類を持参したり打ち合わせをしたりしなければなりません

そのため、自宅や会社から通いやすい法律事務所を選ぶのがおすすめです。

法律相談の内容によっては事務所に行かなくてよいケースもありますが、交通事故の場合はけがの様子を弁護士にも見せることで、より交渉しやすくなる可能性があります

ただし、事務所に出向く必要がないこともあるため、気になる法律事務所に相談をして訪問が必要かどうかを確認するとよいでしょう。

ベンナビ交通事故なら自分に合う弁護士を簡単に探せる!

近隣で交通事故トラブルに強い弁護士を探すなら「ベンナビ交通事故」がおすすめです。

ベンナビ交通事故には、全国の法律事務所が登録しており、損害賠償・示談交渉・死亡事故・後遺障害・人身事故・物損事故など、相談したい内容を指定して弁護士を検索することができます

また、オンライン相談・初回の面談相談無料・休日相談可能など、事務所の対応を指定することも可能です。

各事務所の紹介ページには、特徴や強みが詳細に書かれているため、相談したい法律事務所がきっと見つかります。

ベンナビ交通事故を介してそのまま弁護士に連絡できるため、気になる事務所があれば、一度問い合わせてみましょう。

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交通事故で弁護士と相談する前のポイント|当日に向けた準備編

交通事故について弁護士に相談する際、当日に向けてどのような準備をすべきでしょうか。

相談時間を有効活用するためにも、次のような準備をしておきましょう。

1.自分の希望や要望をまとめておく

まずは弁護士に相談する前に、自分の希望や要望をまとめておきましょう

多くの場合、1回の相談時間は30分から1時間程度です。

無料の場合はもちろん、有料でも30分または1時間ごとに金額が上がります

短い相談時間を有効に使うためには、自分の気持ちを整理しておくことが大切です。

何のために法律相談をしたいのかはもちろん、どれくらい損害賠償請求したいのかやどのような処分を求めたいのかを考えておきましょう。

たとえば、交通事故の場合は損害賠償請求だけでなく、刑事事件でも責任を問うことができるケースも少なくありません。

なお、弁護士にどんなことを依頼できるのかや、自分の希望や要望がわからない場合は、事前にインターネットで情報収集などをしてみるのもよいでしょう。

「ベンナビ交通事故」の法律事務所の詳細ページや法律コラムを参考にするのもおすすめです。

2.質問事項や相談事項などをまとめておく

弁護士への相談前には、質問事項や相談事項もまとめておきましょう

あとから聞き逃したことがあると、もう一度相談しなければなりません。

たとえば、次のようなことを質問する依頼者が多いです。

  • 治療費は全額支払われるのか
  • 休職した分の収入を請求できるのか
  • 相手が提示してきた慰謝料は妥当か
  • 正しい過失割合はどれくらいか
  • 加害者側に治療費を打ち切るといわれたが、どうすべきか
  • 納得のいく後遺障害等級が認定されなかったが、どうすべきか
  • 弁護士への依頼料はどれくらいか など

3.交通事故に関する資料や証拠を用意する

弁護士に相談する際は、交通事故に関する資料や証拠を可能な限り持参するのがおすすめです。

事故状況を正確に把握できればできるほど、弁護士も適切なサポートをすることができます。

たとえば、交通事故証明書・医師の診断書・ドライブレコーダーの映像などがあれば準備しておきましょう。

また、相手側の任意保険会社から送られてきた書類も持参するようにしてください。

電話相談やオンラインでの相談の場合は、手元に用意しておきましょう。

弁護士でなければ、どんな証拠が何に役に立つかを判断できないこともあります。

そのため、用意できるものは全て持参するのがおすすめです。

また、自分では準備できなくても、弁護士なら収集できる証拠もあります。

たとえば、事故現場近隣の防犯カメラの映像などです。

資料や証拠を揃えるために自分ができることや弁護士から受けられるサポートについても、相談の際に確認しましょう。

交通事故で弁護士と相談する前に理解しておくべき注意点

交通事故の被害に遭って弁護士に相談をするなら、事前に知っておくべきことがあります。

適切なアドバイスやサポートを受けるために、確認しておきましょう。

1.相談段階ではアドバイスに限られる

最近では、多くの法律事務所が初回無料相談を受け付けています

また、法テラスや地域の団体が弁護士への相談を受け付けていることもあります。

しかし、どのような場合でも、相談段階では弁護士は加害者との交渉などをおこなうことはできません。

相談の段階では、あくまでも被害者の話を聞いてアドバイスをするにとどまります

これは、有料相談の場合でも同じです。

相談だけでなく、加害者との示談交渉や裁判のサポートを受けたい場合は、委任契約を結ばなければなりません

依頼したいときは、弁護士費用やサポート内容を聞いて検討しましょう。

また、依頼をせずにアドバイスだけを受けたい場合は、自分がしなければならない手続きや準備書類について情報収集をしておくことが大切です。

弁護士への相談時間は30分から1時間程度であることがほとんどなので、自分がやるべきことがわからないと、相談時間を有効活用できない可能性があります。

2.原則として本人が相談に行く必要がある

無料・有料にかかわらず、法律相談には相談者本人が出向かなければなりません

なぜなら、本人以外が相談すると情報が不正確な可能性があるからです。

また、本当に本人が何を望んでいるのかがわかりません。

また、弁護士には守秘義務があります。プライバシーや個人情報保護の観点からも、本人の相談でなければ応じてもらえないことは少なくありません

ただし、交通事故の場合は被害者本人が入院しなければならない状態にあり、話をするのが困難であったり、意識を失っていたりすることもあるでしょう。

そのようなときは、家族からの相談に応じてもらえる可能性があります

事情を伝えて、相談できないか確認してみましょう。

また、相談者本人が希望すれば、家族や友人を相談に同席できる場合もあります。

知り合いがいてくれたほうが心強いなど、同席を希望する場合や相談先の事務所に問い合わせてみましょう。

3.納得できない場合は無理に契約しないで良い

弁護士に相談をしても、無理に契約する必要はありません

サポートまでを依頼するかどうかは弁護士との相性や提案内容によって決めましょう。

たとえば、次のような点を重視するとよいでしょう。

  • 提示された解決策が腑に落ちた
  • 説明がわかりやすく理解できた
  • 話しやすく信頼できた
  • 提示された弁護士費用に納得できた
  • 連絡などを迅速に対応してくれた など

さいごに|弁護士は被害者の味方なので遠慮なく相談しよう

弁護士は、交通事故の被害に遭った方の味方です。被害者の権利を守り、適切な解決に導いてくれるでしょう。

本記事ではさまざまな注意点やポイントを紹介しましたが、準備が整っていなくてもまずは一度相談してることが大切です。

弁護士は個々のケースに応じた適切な対応を提案してくれるので、まずは遠慮せずに相談してみましょう。

なお、最初に相談した弁護士に依頼しなければならないというルールもありません

初回無料相談などを活用して、自分に合う弁護士を見つけてください。

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編集部
本記事はベンナビを運営する株式会社アシロが企画・編集をおこないました。
  • ※ベンナビに掲載されているコラムは、必ずしも弁護士が執筆したものではありません。
  • ※本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドライン をご覧ください。
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