横浜の弁護士に無料相談しよう|無料相談窓口と弁護士の探し方もわかりやすく解説
横浜で身近な法律問題や刑事事件を解決したい方は、弁護士の無料相談を利用してみましょう。
法テラス神奈川や神奈川県弁護士会、横浜市役所では弁護士の無料相談を実施しており、誰でも気軽に利用できます。
しかし、弁護士に相談するのが初めての方は、以下のような疑問もあるでしょう。
- 無料相談はどこで受けられる?
- 電話やオンラインの無料相談もできる?
- 無料相談では何から話したらよい?
- 自分で弁護士を選べる?
- どんな弁護士に相談したらよい?
弁護士を選べない無料相談窓口もあるので、専門性の高い弁護士に相談したいときは、自分で探さなくてはなりません。
ここでは、横浜の無料相談窓口や、弁護士の探し方をわかりやすく解説していくのでぜひ参考にしてください。
横浜で弁護士に無料相談できる窓口
横浜で法律問題に困ったときは、市役所や法テラス、神奈川県弁護士会の無料相談を利用できます。
予約の有無や相談日などが異なっているので、以下を参考にしてください。
横浜市役所の無料相談窓口
横浜市役所の市民相談室では、以下の日程で弁護士の無料相談を実施しています。
相談日 | 時間帯 | 相談時間 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
昼間 | 月~金曜日 | 9時00分~12時00分は電話相談 13時00分~16時00分は対面相談 |
25分以内 | 金曜日は対面相談のみ |
夜間 | 毎月第2・4水曜日 | 18時00分~20時30分 | 25分以内 | 電話相談のみ |
無料相談は予約制になっているので、平日の8時45分~17時15分の間に「045-671-2306」へ電話、または17時までに窓口で受け付けしてください。
法テラス神奈川
法テラス神奈川では民事法律扶助業務をおこなっており、収入や資産が一定額以下の方は、30分の無料相談を3回まで利用できます。
弁護士費用の立替払いにも応じてくれるので、経済的な余裕がない方は利用してみましょう。
ただし、相談者が弁護士を指定できないため、相談したい分野に詳しくない弁護士が担当する可能性もあります。
また、無料相談や弁護士費用の立替払いを利用するときは、事前に給与明細などを提出し、収入・資産要件の審査を受けることになるので忘れず持参しましょう。
神奈川県弁護士会の無料法律相談
神奈川県弁護士会の法律相談は基本的に有料ですが、以下の相談は無料になっています。
全て弁護士が対応してくれるので、横浜で法律問題に困っている方は利用してみましょう。
消費者被害相談
横浜で悪徳商法などの消費者被害に遭われた方は、関内法律相談センターの無料相談を利用できます。
相談日時などは以下を参考にしてください。
- 相談日時:火曜・金曜は13時15分~16時15分、水曜・木曜は9時15分~11時30分まで
- 相談時間:45分の無料相談を3回まで利用可能
無料相談は予約制になっているので、平日9時30分~17時00分の間に「045-211-7700」へ連絡、またはネット予約システムで予約しておきましょう。
交通事故相談
横浜で交通事故の被害に遭われた方は、日弁連交通事故相談センターの神奈川県支部で無料相談を利用できます。
相談場所は関内や川崎、横浜駅西口の法律相談センターになっており、相談日時などがそれぞれ異なるので、ホームページで確認してください。
相談時間は30分ですが、高次脳機能障害の無料相談は50分以内に拡張されています。
子どもの人権相談
神奈川県弁護士会では子どもの人権相談も無料になっており、電話または関内法律相談センターで受け付けています。
どちらも予約制なので、「045-211-7703」へ連絡してみましょう。
なお、電話相談は初回のみ20分以内が無料となりますが、関内法律相談センターの直接面談は45分以内の無料相談を3回まで利用できます。
横浜の弁護士に分野別の無料相談をしたいとき
市役所や法テラスの法律相談は弁護士を選べないので、横浜で分野別の無料相談をしたいときは、以下の方法で弁護士を探してください。
横浜で離婚問題について弁護士に無料相談する
横浜で離婚問題を解決したい方は、ベンナビ離婚で無料相談できる弁護士を探してみましょう。
離婚時には以下の問題をクリアすることになりますが、専門知識が必要になるため、弁護士に協力してもらったほうがよいでしょう。
- 財産分与
- 慰謝料や養育費
- 子どもの親権
- 面会交流 など
夫婦間で離婚に関するルールを決めると、内容が曖昧になり、相手が約束どおりに養育費を払わないなどのトラブルが発生しやすいので注意してください。
弁護士のサポートがあれば、適切な慰謝料の算定や、法的に有効な離婚協議書を作成してもらえます。
横浜で相続問題について弁護士に無料相談する
横浜で相続問題の無料相談を受けたい方は、ベンナビ相続に登録されている弁護士に相談してください。
遺産相続には期限付きの手続きが多く、以下のようなトラブルが発生すると自己解決が難しいので、弁護士に相談しておいたほうがよいでしょう。
- 相続人や相続財産の調査
- 遺留分の侵害額請求
- 期限内の相続放棄や限定承認
- 特殊な遺産分割:代償分割など
遺留分の侵害額請求には時効が適用されるため、一定期間を過ぎると回収不能になります。
相続放棄や限定承認も期限が短く、期限に間に合わなかったときは被相続人の債務を引き継ぐことになるので、高額な借金がある場合は要注意です。
横浜で労働問題について弁護士に無料相談する
横浜で労働問題に困っている方は、ベンナビ労働問題で弁護士を探してください。
労働問題は労働基準監督署が対応してくれるケースもありますが、パワハラやセクハラの慰謝料請求や、不払い賃金の回収など、個別の問題までは介入しません。
トラブルが起きないように就業規則を変えるなど、具体的な解決策は弁護士しか対応できないでしょう。
労使間のトラブルを放置した結果、廃業に至った企業も少なくないので、安心して長く働ける職場環境を整備したいときは、労働問題に詳しい弁護士へ相談してください。
横浜で債権回収について弁護士に無料相談する
横浜で債権回収の悩みを抱えている方は、ベンナビ債権回収の活用をおすすめします。
債権には貸金や売掛金、未払い工事代金や委託代金などがあり、いずれも時効の適用を受けるため、5年や10年が経過すると回収不能になります。
時効が迫っている債権があるときは、適切な方法で債務者に催告し、時効の完成を阻止しなければなりません。
催告には内容証明郵便を使うケースが一般的ですが、弁護士名で送付したほうがプレッシャーをかけやすいでしょう。
横浜で債務整理について弁護士に無料相談する
横浜で債務整理を検討している方は、ベンナビ債務整理で弁護士を探してください。
借金問題は以下の方法で解決しますが、いずれも専門知識や交渉力が必要になるため、自分で対応すると失敗する可能性が高いでしょう。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
弁護士が債務整理を受任すると、今後の債権者対応を全て代行してくれるため、借金返済の督促が停止します。
督促のストレスに悩まされている方は、早めに無料相談を利用してください。
横浜で交通事故について弁護士に無料相談する
交通事故の解決を横浜の弁護士に相談したい方は、ベンナビ交通事故を活用してみましょう。
被害者になると以下の問題が生じやすいので、解決には交通事故や保険の専門知識が必要になります。
- 不当な過失割合を提示される
- 慰謝料を減額される
- 治療費を打ち切られる
- 後遺障害等級に認定されない
交通事故の示談交渉では保険会社が有利な立場になるため、もっともらしい理由で慰謝料を減額したり、不当な過失割合を提示したりするケースが少なくありません。
しかし、弁護士に依頼すると適正な過失割合を算定し、慰謝料も増額になる可能性が高いので、十分な補償を獲得できます。
横浜で刑事事件について弁護士に無料相談する
横浜で刑事事件の加害者となった場合、ベンナビ刑事事件で加害者弁護に注力している弁護士を探せます。
弁護活動があると以下の解決を期待できるので、罪を犯したときはすぐにでも弁護士の無料相談を活用してください。
- 被害者との示談成立
- 勾留や勾留延長の阻止
- 起訴や不起訴の獲得
- 無罪判決や執行猶予付き判決の獲得
十分な加害者弁護をおこなってもらいたいときは、逮捕される前に自分で弁護士を選んでおきましょう。
横浜でネット問題について弁護士に無料相談する
横浜で誹謗中傷などのネット問題に困っている方は、ベンナビITで専門性の高い弁護士を見つけてください。
ネットトラブルの解決は難易度が高いため、自分で対応した場合、以下のような状況になりやすいので注意が必要です。
- 投稿の削除依頼に応じてもらえない
- 加害者情報の開示請求に応じてもらえない
- 被害が拡大する
- 加害者が損害賠償請求に応じない
加害者情報を特定する場合、裁判所に発信者情報開示の仮処分を申し立てるケースが一般的ですが、プロバイダなどの本社所在地を管轄する裁判所が申し立て先になります。
対応が遅れると被害がさらに拡大するので、できるだけ早めに弁護士へ相談してください。
弁護士への無料相談ですべきこと
弁護士は相談者からの情報で解決方針を決めるため、無料相談を利用するときは以下のように対応してください。
できるだけ早めに相談する
法律問題は期限や時効と関係しているため、弁護士にはできるだけ早めに相談してください。
対処が遅れると以下のような影響が出てしまいます。
- 相続放棄や限定承認に間に合わない
- 遺留分の侵害額請求権が消滅する
- 慰謝料の請求権が消滅する
- IPアドレスの保存期間が経過する
相続放棄や限定承認を選択する場合、弁護士に依頼すると期限伸長の手続きに対応してくれます。
時効による権利消滅も阻止してくれるので、慰謝料や未払い工事代金なども回収可能になるでしょう。
トラブルを時系列に整理しておく
横浜の弁護士に無料相談するときは、トラブルを時系列に整理しておきましょう。
たとえば、労働問題のケースでは残業代の不払いがあった日、パワハラを受けた日などについて、加害者や関係者も含めた情報整理が必要です。
トラブル発生から現在に至るまで、情報が整理されていると弁護士も解決方針を立てやすいので、弁護活動のスタートも早くなります。
証拠や資料を準備しておく
十分な証拠や資料があると、有利な交渉ができるかどうか、裁判で勝てるかどうかを判断しやすくなります。
具体的には、以下のような証拠・資料があると有利な展開になるでしょう。
- 交通事故の場合:ドライブレコーダーの映像や事故後に撮影した写真
- 離婚問題の場合:DV被害を受けたときの音声データやメモ
- ネット問題の場合:誹謗中傷などのスクリーンショットとURL
有力な証拠や資料があれば、できるだけ多めに弁護士に提出してください。
弁護士保険を活用する
弁護士保険に加入している場合、法律相談料や弁護士費用は保険会社が支払うので、自己負担がほとんどありません。
すでに加入している方は、法律問題の解決に活用してください。
なお、弁護士保険の種類はいくつかありますが、ベンナビの弁護士保険に加入すると、1日あたり約73円~の保険料で以下の弁護士費用が補償されます。
- 一般的な法律問題:110万円まで
- 特定偶発事故:330万円まで
特約を付けると家族5人まで補償されるので、弁護士に依頼する際に費用を気にすることは少なくなるでしょう(※保険料はプランによっても異なります。また補償対象や補償範囲には条件がありますので、契約前にご確認ください。)。
どんな弁護士に相談・依頼するとよいか?
法律問題を解決する場合、基本的には専門性の高い弁護士に相談・依頼しますが、ほかにも判断基準があるので、以下を参考にしてください。
経歴の長い弁護士
法律事務所のホームページをみると、弁護士の経歴が紹介されている場合があります。
経歴の長い弁護士は解決ノウハウが豊富なので、相手側が弁護士を立てた場合でも有利な展開になるでしょう。
なお、特に経歴が紹介されていなくても、弁護士の登録番号がわかれば経験年数を判断できます。
登録番号が若い弁護士ほど経歴が長いので、2万番台や3万番台前半の弁護士は大ベテランといえるでしょう。
取扱い分野が明確な弁護士
横浜の弁護士に法律問題の解決を依頼するときは、必ず取扱い分野を確認してください。
多くの弁護士はホームページに取扱い分野を掲載しており、解決実績や具体的な解決事例がわかる場合もあります。
なお、取扱い分野(得意分野)がわからない弁護士の場合、期待した成果を上げられない可能性もあるので注意してください。
専門書などを監修している弁護士
専門書を監修している、または著書がある弁護士の場合、特定分野に強みを持っているので、期待値以上の成果を上げてくれる可能性が高いでしょう。
弁護士監修の書籍は大型書店や通販サイトが扱っているので、「後遺障害+専門書」などのキーワードで検索してください。
自分で購入しても構いませんが、ひとまず弁護士名だけでもチェックしておくとよいでしょう。
休日や夜間でも相談できる弁護士
横浜の弁護士にトラブル解決を依頼するときは、休日や夜間のサポート体制も確認してください。
平日の昼間しか営業していない法律事務所の場合、仕事帰りの無料相談が難しいため、休暇を取得する必要があるでしょう。
勤務形態が変則的な方は、サポート体制が柔軟な弁護士を選んでください。
来所不要で相談できる弁護士
仕事が忙しい方や外出できない事情がある方は、来所不要で相談できる弁護士を選びましょう。
オンライン面談やLINE相談、出張相談に対応している弁護士であれば、仕事や家事の合間、または入院している方でもトラブル解決を依頼できます。
まとめ|横浜で無料相談できる弁護士はベンナビ検索がおすすめ
弁護士は重大犯罪の弁護を引き受けたり、弁護団を組んで大訴訟を起こしたりする場合もありますが、一般的には身近な法律問題を取り扱っています。
横浜在住で法律問題に困っている方は、離婚や遺産相続、借金や労働問題などの解決を依頼できるので、まず無料相談を活用してみましょう。