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債務整理に強い弁護士の選び方|おすすめの無料相談窓口と費用相場まとめ

弁護士監修記事
債務整理 無料法律相談
2026年10月14日
債務整理に強い弁護士の選び方|おすすめの無料相談窓口と費用相場まとめ
この記事を監修した弁護士
杉本 真樹弁護士 (杉本法律事務所)
解決への道筋は一つではありませんので、いくつか選択肢をご提案し、それぞれのメリット・デメリットをしっかりとご説明した上で、一緒に最良の選択肢を考えるように心がけております。
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借金の返済が苦しくなったとき、債務整理に詳しい弁護士へ早めに相談すれば、収入や財産に合った解決方法を選びやすくなります。

ただし、費用の安さや広告の印象だけで依頼先を決めると、説明不足や追加費用に悩む可能性があるため注意しましょう。

この記事では、債務整理について無料で相談できる窓口、弁護士を選ぶ際の5つの基準、依頼するメリット・デメリット、手続き別の費用と期間をわかりやすく解説します。

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目次

債務整理に強い弁護士とは?

「債務整理に強い弁護士」を示す公的な資格や認定制度はありません。

一般的には、債務整理の取扱件数や解決実績が豊富で、借入状況に応じた手続きを提案できる弁護士を指します。

債務整理では、借入総額だけでなく、収入や資産、家族構成、保証人の有無などによって適切な解決方法が変わります。

そのため、特定の手続きを一方的にすすめるのではなく、複数の選択肢とそれぞれの影響を説明してくれるかが重要です。

弁護士を選ぶ際は、実績の数だけでなく、自分と似た事情の解決事例があるか、借入先との交渉から個人再生・自己破産の申立てまで一貫して対応できるかも確認しましょう。

債務整理について無料相談できる窓口6つ

債務整理は、法律事務所のほか、法テラス・弁護士会・市区町村・消費生活センターなどでも相談できます。

すぐに代理交渉まで任せたいなら弁護士、まず制度や相談先を知りたいなら公的窓口が向いています。

ここでは、債務整理について無料相談できる6つの窓口についてそれぞれの特徴や対応内容を紹介します。

弁護士|債務整理について幅広く相談できる

弁護士には、任意整理における借入先との交渉から、個人再生・自己破産の申立て、訴訟や差押えへの対応まで幅広く相談できます。

司法書士とは異なり借入額による代理権の制限もないため、借金が多い場合や裁判所から書類が届いている場合などにも対応可能です。

相談時には、借入総額・収入・資産・家計の状況・保証人の有無などを確認し、状況に合わせて適切な債務整理の方法を提案してくれます。

正式に依頼すれば、受任通知の送付・借入先との交渉・必要書類の作成・裁判所への申立てなどの手続きをまとめて任せることが可能です。

債務整理の手続きには、それぞれ利用条件や生活への影響があります。

自分だけで判断するのが難しい場合は、弁護士から各手続きのメリット・デメリットについて説明を受けたうえで、今後の方針を決めましょう。

ベンナビ債務整理|債務整理について無料相談可能な弁護士が見つかる

ベンナビ債務整理は、都道府県・主要都市・相談内容から、債務整理に強い弁護士を探せるポータルサイトです。

「初回相談無料」「分割払い」「土日対応」「オンライン相談」などの条件でも検索できるので、自分に合った弁護士を見つけやすいのが特徴です。

なお、サイトでの検索は24時間利用できますが、弁護士が24時間いつでも法律相談に対応するという意味ではありません。

相談受付時間は事務所ごとに異なるため、プロフィールで確認しましょう。

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法テラス|収入・資産要件を満たした場合に無料で利用できる

法テラスの民事法律扶助では、収入・資産が基準以下の場合に、無料法律相談や弁護士費用の立替えを利用できます。

無料相談は同じ問題について3回まで、1回30分です。

家族人数 月収の目安 資産の目安
1人 18万2,000円以下(20万200円以下) 180万円以下
2人 25万1,000円以下(27万6,100円以下) 250万円以下
3人 27万2,000円以下(29万9,200円以下) 270万円以下
4人 29万9,000円以下(32万8,900円以下) 300万円以下

※括弧内は東京・大阪など生活保護一級地の基準

立替金は、原則として援助開始後に月5,000~1万円程度ずつ返済します。

生活保護受給中など一定の場合は、返済の猶予・免除が認められることもあります。

電話や地方事務所で予約でき、対応する事務所ではWeb予約や電話・オンライン相談も利用できます。

【関連記事】法テラスとはどんな機関?無料法律相談や費用立替制度の利用方法なども解説

【参考】法テラス

都道府県 電話番号 住所 ホームページ
北海道 0570-078388 〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西9丁目3-1 南大通ビルN1 1F 詳細ページ
青森県 0570-078387 〒030-0861 青森県青森市長島1-3-1 日本赤十字社青森県支部ビル2F 詳細ページ
岩手県 0570-078382 〒020-0022 岩手県盛岡市大通1-2-1 岩手県産業会館本館2F 詳細ページ
宮城県 0570-078369 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3-6-1 一番町平和ビル6F 詳細ページ
秋田県 0570-078386 〒010-0001 秋田県秋田市中通5-1-51 北都ビルディング6F 詳細ページ
山形県 0570-078381 〒990-0042 山形県山形市七日町2-7-10 NANA BEANS8F 詳細ページ
福島県 0570-078370 〒960-8131 福島県福島市北五老内町7-5 イズム37ビル4F 詳細ページ
都道府県 電話番号 住所 ホームページ
茨城県 0570-078317 〒310-0062 茨城県水戸市大町3-4-36 大町ビル3F 詳細ページ
栃木県 0570-078318 〒320-0033 栃木県宇都宮市本町4-15 宇都宮NIビル2F 詳細ページ
群馬県 0570-078320 〒371-0022 群馬県前橋市千代田町2-3-12 しののめ信金前橋営業部ビル4F 詳細ページ
埼玉県 0570-078312 〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-17-15 さいたま商工会議所会館6F 詳細ページ
千葉県 0570-078315 〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央4-5-1 Qiball(きぼーる)2F 詳細ページ
東京都 0570-078301 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル13F 詳細ページ
神奈川県 0570-078308 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町2 産業貿易センタービル10F 詳細ページ
都道府県 電話番号 住所 ホームページ
新潟県 0570-078328 〒951-8116 新潟県新潟市中央区東中通1番町86-51 新潟東中通ビル2F 詳細ページ
富山県 0570-078351 〒930-0076 富山県富山市長柄町3-4-1 富山県弁護士会館1F 詳細ページ
石川県 0570-078349 〒920-0937 石川県金沢市丸の内7-36 金沢弁護士会館内 詳細ページ
福井県 0570-078348 〒910-0004 福井県福井市宝永4-3-1 サクラNビル2F 詳細ページ
岐阜県 0570-078345 〒500-8812 岐阜県岐阜市美江寺町1-27 第一住宅ビル2F 詳細ページ
三重県 0570-078344 〒514-0033 三重県津市丸之内34-5 津中央ビル6階 詳細ページ
愛知県 0570-078341 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4-1-8 栄サンシティービル15F 詳細ページ
都道府県 電話番号 住所 ホームページ
滋賀県 0570-078339 〒520-0047 滋賀県大津市浜大津1-2-22 大津商中三楽ビル5F 詳細ページ
京都府 0570-078332 〒604-8187 京都府京都市中京区御池通東洞院西入笹屋町435 京都御池第一生命ビル3F 詳細ページ
大阪府 0570-078329 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満1-12-5 大阪弁護士会館B1F 詳細ページ
兵庫県 0570-078334 〒650-0044 兵庫県神戸市中央区東川崎町1-1-3 神戸クリスタルタワー13F 詳細ページ
奈良県 0570-078338 〒630-8241 奈良県奈良市高天町38-3 近鉄高天ビル6F 詳細ページ
和歌山県 0570-078340 〒640-8152 和歌山県和歌山市九番丁9-15 九番丁MGビル6F 詳細ページ
都道府県 電話番号 住所 ホームページ
鳥取県 0570-078357 〒680-0022 鳥取県鳥取市西町2-311 鳥取市福祉文化会館5F 詳細ページ
島根県 0570-078358 〒690-0884 島根県松江市南田町60 詳細ページ
岡山県 0570-078354 〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-15 弓之町シティセンタービル2F 詳細ページ
広島県 0570-078352 〒730-0013 広島県広島市中区八丁堀2-31 広島鴻池ビル1F 詳細ページ
山口県 0570-078353 〒753-0045 山口県山口市黄金町1-10 菜花道門キューブ2F 詳細ページ
徳島県 0570-078394 〒770-0834 徳島県徳島市元町1-24 アミコビル3F 詳細ページ
香川県 0570-078393 〒760-0023 香川県高松市寿町2-3-11 高松丸田ビル8F 詳細ページ
愛媛県 0570-078396 〒790-0001 愛媛県松山市一番町4-1-11 共栄興産一番町ビル4F 詳細ページ
高知県 0570-078395 〒780-0870 高知県高知市本町4-1-37 丸ノ内ビル2F 詳細ページ
都道府県 電話番号 住所 ホームページ
福岡県 0570-078359 〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通5-14-12 南天神ビル4F 詳細ページ
佐賀県 0570-078361 〒840-0801 佐賀県佐賀市駅前中央1-4-8 太陽生命佐賀ビル3F 詳細ページ
長崎県 0570-078362 〒850-0875 長崎県長崎市栄町1-25 長崎MSビル2F 詳細ページ
熊本県 0570-078365 〒860-0844 熊本県熊本市中央区水道町1-23 加地ビル3F 詳細ページ
大分県 0570-078363 〒870-0045 大分県大分市城崎町2-1-7 詳細ページ
宮崎県 0570-078367 〒880-0803 宮崎県宮崎市旭1-2-2 宮崎県企業局3F 詳細ページ
鹿児島県 0570-078366 〒892-0828 鹿児島県鹿児島市金生町4-10 アーバンスクエア鹿児島ビル6F 詳細ページ
沖縄県 0570-078368 〒900-0023 沖縄県那覇市楚辺1-5-17 プロフェスビル那覇2・3F 詳細ページ

弁護士会の法律相談センター|地域の弁護士会を通じて相談したい方向け

弁護士会の法律相談センターでも、債務整理について弁護士に相談できます。

債務整理についての相談は無料としているセンターも多いので、日弁連のホームページからお住まいの地域の法律相談センターを探してみましょう。

なお、法律相談センターでは自分で弁護士を選べない可能性がある点に注意が必要です。

相談後にそのまま正式依頼できるケースもありますが、対応は法律相談センターや弁護士によって異なることを覚えておきましょう。

【参考】全国の弁護士会の法律相談センター

都道府県 電話番号 住所 ホームページ
東京都 03-3581-2201 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-3 弁護士会館6階 詳細を見る
神奈川県 045-211-7707 〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通9 詳細を見る
千葉県 043-227-8431 〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央4-13-9 詳細を見る
埼玉県 048-863-5255 〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂4-7-20 詳細を見る
茨城県 029-221-3501 〒310-0062 茨城県水戸市大町2-2-75 詳細を見る
栃木県 028-689-9000 〒320-0845 栃木県宇都宮市明保野町1-6 詳細を見る
群馬県 027-233-4804 〒371-0026 群馬県前橋市大手町3-6-6 詳細を見る
都道府県 電話番号 住所 ホームページ
北海道 011-281-2428 〒060-0001 北海道札幌市中央区北一条西10丁目 札幌弁護士会館7F 詳細を見る
青森県 017-777-7285 〒030-0861 青森県青森市長島1-3-1 日本赤十字社青森県支部ビル5F 詳細を見る
岩手県 019-651-5095 〒020-0022 岩手県盛岡市大通1-2-1 サンビル2階 詳細を見る
宮城県 022-223-1001 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町2-9-18 詳細を見る
秋田県 018-862-3770 〒010-0951 秋田県秋田市山王6-2-7 詳細を見る
山形県 023-622-2234 〒990-0042 山形県山形市七日町2-7-10 NANA BEANS8階 詳細を見る
福島県 024-534-2334 〒960-8115 福島県福島市山下町4-24 詳細を見る
都道府県 電話番号 住所 ホームページ
新潟県 025-222-5533 〒951-8126 新潟県新潟市中央区学校町通一番町1 新潟地裁内 詳細を見る
富山県 076-421-4811 〒930-0076 富山県富山市長柄町3-4-1 詳細を見る
石川県 076-221-0242 〒920-0937 石川県金沢市丸の内7-36 詳細を見る
福井県 0776-23-5255 〒910-0004 福井県福井市宝永4-3-1 三井生命ビル7階 詳細を見る
岐阜県 058-265-0020 〒500-8811 岐阜県岐阜市端詰町22 詳細を見る
三重県 059-228-2232 〒514-0032 三重県津市中央3-23 詳細を見る
愛知県 052-203-1651 〒460-0001 愛知県名古屋市中区三の丸1-4-2 詳細を見る
都道府県 電話番号 住所 ホームページ
滋賀県 077-522-2013 〒520-0051 滋賀県大津市梅林1-3-3 詳細を見る
京都府 075-231-2378 〒604-0971 京都府京都市中京区富小路通丸太町下ル 詳細を見る
大阪府 06-6364-0251 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満1-12-5 詳細を見る
兵庫県 078-341-7061 〒650-0016 兵庫県神戸市中央区橘通1-4-3 詳細を見る
奈良県 0742-22-2035 〒630-8237 奈良県奈良市中筋町22-1 詳細を見る
和歌山県 073-422-4580 〒640-8144 和歌山県和歌山市四番丁5 詳細を見る
都道府県 電話番号 住所 ホームページ
鳥取県 0857-22-3912 〒680-0011 鳥取県鳥取市東町2-221-10-52 詳細を見る
島根県 0852-21-3225 〒690-0886 島根県松江市母衣町55-4 松江商工会議所ビル7F 詳細を見る
岡山県 086-223-4401 〒700-0807 岡山県岡山市北区南方1-8-29 詳細を見る
広島県 082-228-0230 〒730-0012 広島県広島市中区上八丁堀2-73 詳細を見る
山口県 083-922-0087 〒753-0045 山口県山口市黄金町2-15 詳細を見る
徳島県 088-652-5768 〒770-0855 徳島県徳島市新蔵町1-31 詳細を見る
香川県 087-822-3693 〒760-0033 香川県高松市丸の内2-22 詳細を見る
愛媛県 089-941-6279 〒790-0003 愛媛県松山市三番町4-8-8 詳細を見る
高知県 088-872-0324 〒780-0928 高知県高知市越前町1-5-7 詳細を見る
都道府県 電話番号 住所 ホームページ
福岡県 092-741-6416 〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通5-14-12 南天神ビル4F 詳細を見る
佐賀県 0952-24-3411 〒840-0833 佐賀県佐賀市中の小路7-19 詳細を見る
長崎県 095-824-3903 〒850-0875 長崎県長崎市栄町1-25 長崎MSビル4F 詳細を見る
熊本県 096-325-0913 〒860-0078 熊本県熊本市中央区京町1-13-11 詳細を見る
大分県 097-536-1458 〒870-0047 大分県大分市中島西1-3-14 詳細を見る
宮崎県 0985-22-2466 〒880-0803 宮崎県宮崎市旭1-8-45 詳細を見る
鹿児島県 099-226-3765 〒892-0815 鹿児島県鹿児島市易居町2-3 詳細を見る
沖縄県 098-865-3737 〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-2-26-6 詳細を見る

市区町村の無料法律相談|まず何から始めるべきか助言が欲しい方向け

市区町村の無料法律相談は、借金の状況を整理し、次にどこへ相談すべきか確認したい方に適しています。

相談時間は20~30分程度、利用回数は年1~2回までとする自治体が一般的です。

ただし、相談の場で弁護士に依頼することはできないケースが多く、実際に債務整理を依頼するには別途弁護士との契約が必要である点に注意しましょう。

また、対象者はその地域の住民・在勤者に限定しているケースがほとんどです。

事前予約が必要な場合もあるので、事前に自治体ホームページを確認しておきましょう。

消費生活センター|借金以外のトラブルも合わせて相談したい方向け

消費生活センターは、多重債務だけでなく、悪質商法、定期購入、投資詐欺など、借金の原因となった消費者トラブルも相談できる公的窓口です。

局番なしの「188」に電話すると、最寄りの消費生活相談窓口につながります。

消費生活センターでは、相談員が状況を整理したうえで、事業者との自主交渉を助言したり、必要に応じて弁護士会や法テラスなどを案内したりしてくれます。

ただし、相談員が債務整理の代理人になることはできません。

差押えや裁判期日が迫っている場合は、同時に弁護士へ相談しましょう。

【関連記事】無料で借金相談ができる窓口10選!どこがいいかやメリット・デメリットも解説

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債務整理に強い弁護士の選び方5つ

債務整理に強い弁護士を選ぶためには、以下の5つのポイントを意識しましょう。

  1. 解決実績が豊富な弁護士を選ぶ
  2. 初回無料相談を活用すれば費用をかけずに相性を見極められる
  3. 費用の内訳が明確に提示される事務所を選ぶ
  4. 口コミ・評判が良く対応が丁寧な事務所を選ぶ
  5. 土日夜間やオンラインなど相談しやすい窓口を選ぶ

それぞれについて詳しく解説します。

解決実績が豊富な弁護士を選ぶ

まず、事務所の公式サイトで、債務整理の取扱件数や解決事例を確認しましょう。

単に「借金問題に強い」と書かれているだけでなく、任意整理・個人再生・自己破産の事例があり、相談者の借入額や家族構成、住宅の有無などが自分に近いかを見ると判断しやすくなります。

なお、取扱件数は事務所の自己申告であり、件数が多いからといって良い結果が保証されるわけではありません。

債務整理が全業務のうちどの程度を占めるか、裁判所手続きまで対応できるか、担当弁護士が直接説明するかも質問してください。

実績が確認できない場合は、相談時に具体的な経験を聞きましょう。

初回無料相談を活用すれば費用をかけずに相性を見極められる

債務整理については、初回相談を30分~1時間程度無料としている法律事務所が多くあります。

借金問題を抱える方が早めに相談できるようハードルを下げるとともに、法律事務所が依頼を受けられるか判断するためです。

無料相談では、借入状況に合った手続きや解決の見通しについて説明を受けられます。

ただし、正式に依頼したあとの交渉や申立てには弁護士費用がかかるため、無料となる範囲を確認しましょう。

あわせて、費用総額や追加費用、適した手続きとその理由、解決までの期間などを質問すると、説明のわかりやすさや弁護士との相性を判断しやすくなります。

費用の内訳が明確に提示される事務所を選ぶ

債務整理の弁護士費用は法律事務所によって異なります。

契約前に、相談料や着手金、報酬金、実費、裁判所費用などの内訳と、最終的な総額の目安を説明してもらいましょう。

手続き 主な費用の内訳 総額の目安
任意整理 相談料、着手金、解決報酬、減額報酬など 1社あたり5万~15万円前後
個人再生 弁護士費用、申立手数料、郵便料、予納金など 合計50万~80万円程度
自己破産 弁護士費用、申立手数料、郵便料、予納金など 合計30万~130万円程度
過払い金請求 基本料金、回収額に応じた報酬など 回収額の22%前後、訴訟時27.5%前後


債権者数が多い場合や、訴訟対応が必要な場合などは、追加費用が発生することがあります。

分割払いの可否や支払時期も含め、書面で見積もりを確認しましょう。

【関連記事】【分野別】弁護士費用の相場は?内訳や安く抑える方法、払えないときの対処法を解説

口コミ・評判が良く対応が丁寧な事務所を選ぶ

債務整理は数か月以上かかるため、質問にわかりやすく答え、進捗を伝えてくれる事務所を選ぶことが重要です。

Googleマップや比較サイトの口コミは参考になりますが、投稿者の事情や結果を確認できないため、評価点だけで決めないようにしましょう。

「返信が早い」「費用の説明が具体的」といった内容のある口コミを見たうえで、実際の電話・メール対応を確かめます。

女性専用窓口、個室、夜間対応など、自分が相談しやすい条件も確認してください。

良い評価だけが不自然に並ぶ場合は、公式情報や複数サイトと照らし合わせましょう。

土日夜間やオンラインなど相談しやすい窓口を選ぶ

平日日中に時間を取りにくい方は、土日祝・夜間の相談や、電話・メール・オンラインでの事前相談に対応している法律事務所を選ぶと便利です。

受付時間と弁護士が相談に対応できる時間は異なる場合があるため、予約時に確認しましょう。

ただし、オンラインで相談できても、債務整理の契約までオンラインだけで完結させることはできません。

日弁連の規程により、債務整理を受任する弁護士は、原則として契約前に依頼者と直接面談する必要があるためです。

遠方の法律事務所へ相談する場合は、直接面談を受けられる場所や来所回数、交通費・出張費の有無まで確認しておきましょう。

【関連記事】弁護士の選び方のコツとは?信頼できる弁護士の探し方・見分け方のポイントを解説

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債務整理を弁護士に依頼する4つのメリット

弁護士へ依頼する主なメリットは、適切な手続きを選べること、貸金業者からの直接督促を止められること、交渉・申立てを任せられること、周囲に知られにくい方法を相談できることです。

自分で対応するより費用はかかりますが、手続きの誤りや交渉の負担を減らせます。

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

借入状況に応じた最適な解決策を提案してもらえる

弁護士は、借入総額・毎月の返済可能額・収入の安定性・保有資産・住宅や保証人の有無を確認し、複数の手続きを比較します。

たとえば、返済を続けられるなら任意整理、元本の大幅な減額が必要なら個人再生、返済能力がないなら自己破産を検討します。

自己判断では、任意整理後も返済できずに再度手続きが必要になったり、残せる資産があるのに自己破産を選んだりするおそれがあります。

その点、弁護士に相談すれば、家計表や取引履歴をもとに、利用条件と生活への影響を比べてもらえるでしょう。

依頼後は最短即日で督促や取り立てが止まる

弁護士が依頼を受け、貸金業者へ受任通知を送ると、貸金業法第21条により、正当な理由なく本人へ直接取り立てることが禁止されます。

事務所が即日発送し、貸金業者が当日または数日後に受け取れば、その時点から直接の電話や郵便は通常止まります。

ただし、受任通知だけで訴訟や支払督促などの裁判手続きまで自動的に止まるわけではありません。

依頼後に督促や裁判所からの手紙が続いたら、日時・相手・内容を確認し、すぐ弁護士へ連絡してください。

債権者との交渉や複雑な手続きを一任できる

弁護士に相談すれば、債権者とのやり取りや複雑な法的手続きを全て任せられるのも大きなメリットです。

任意整理では、取引履歴の取り寄せ、利息制限法に基づく計算、返済条件の提案、和解書の作成まで弁護士に任せられます。

個人で交渉することもできますが、貸金業者が将来利息のカットや長期分割に応じるとは限りません。

個人再生・自己破産では、申立書、債権者一覧表、財産目録、家計収支など多くの書類が必要です。

弁護士に依頼すれば、裁判所からの補正指示や管財人・再生委員との連絡にも対応してもらえます。

家族や勤務先に知られず手続きを進められる

借金について家族や勤務先に知られたくないという人も多いでしょう。

弁護士には守秘義務があるため、相談内容が周囲に漏らされる心配はありません。

また、周囲に知られたくないという事情を説明すれば、郵送物が法律事務所からのものだとわからないようにしたり、連絡時間や連絡手段を工夫したりといった配慮をしてもらえます。

ただし、弁護士に依頼したからといって「絶対にバレない」とは限りません。

以下のいずれかにあてはまる場合は、債務整理の手続き中に周囲に発覚する恐れがあります。

  • 家族が保証人になっている
  • 個人再生・自己破産を進めるために家族の家計資料が必要
  • 勤務先から借入れがある
  • 給与差押えが進んでいる

周囲に隠したい事情がある場合は、最初に弁護士へ伝え、現実的な対策を相談しましょう。

【関連記事】自己破産は家族・会社にバレる?バレてでも自己破産をおこなうべき理由などを解説

債務整理を弁護士に依頼する前に知っておきたいデメリット3つ

債務整理には、信用情報への登録、弁護士費用、保証人への請求という注意点があります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

クレジットカードやローンが一定期間利用できなくなる

債務整理をすると、その事実や支払状況が信用情報に登録され、一定期間はクレジットカードや各種ローンの審査に通りにくくなります。

信用情報への登録期間は手続きや登録内容によって異なりますが、一般的には5~10年程度が目安です。

その間は、デビットカードやプリペイドカード、現金払いなどで代用できます。

登録期間が過ぎれば再び申し込めますが、審査に必ず通るとは限らない点には注意しましょう。

【関連記事】債務整理でクレジットカードは使えなくなる?発行停止期間や代替手段を解説

弁護士費用がかかる

債務整理を弁護士へ依頼すると、相談料や着手金、報酬金、実費などの費用がかかります。

目安は、任意整理が借入先1社あたり5万~15万円程度、個人再生が裁判所費用を含めて50万~100万円程度です。

自己破産は手続きによって異なり、同時廃止では30万~50万円程度、管財事件では50万~130万円程度かかる場合があります。

まとまった資金を用意できない場合は、分割払いに対応する法律事務所や、法テラスの民事法律扶助を利用できる可能性があります。

契約前に費用総額と追加費用、毎月の支払額を確認し、無理なく支払えるか検討しましょう。

連帯保証人がいる場合は請求されることがある

借主が債務整理をしても、連帯保証人の支払義務はなくなりません。

借主が返済を止めたり、借金の減額・免除を受けたりすると、借入先から連帯保証人へ残額の支払いを求められる可能性があります。

任意整理では、連帯保証人が付いている借金を手続きの対象から外し、これまでどおり返済を続けることで影響を避けられる場合があります。

一方、個人再生や自己破産では特定の借入先だけを手続きから外せないため、連帯保証人への請求を避けることは困難です。

連帯保証人がいる場合は、弁護士へ必ず伝えたうえで、影響を抑えられる方法がないか確認しましょう。

必要に応じて、手続きを始める前に連帯保証人へ説明しておくことも大切です。

債務整理に強い弁護士についてよくある質問

ここでは、弁護士へ相談する前に不安を感じやすい点を簡潔に回答します。

債務整理をすると勤務先や家族にバレる?

通常、弁護士や裁判所が勤務先へ債務整理を知らせることはありません。

ただし、勤務先から借入があったり、給与差押えが進んでいたりする場合は勤務先に知られる可能性があります。

家族についても、家族が自分の借金の保証人になっている場合や、自己破産で家や車を処分しなくてはいけない場合は知られる可能性が高いでしょう。

郵便や連絡方法の工夫で隠しやすいケースもあるため、最初に弁護士へ希望を伝えてください。

相談から解決までどのくらいの期間がかかる?

任意整理は受任から和解まで3~6か月程度、個人再生・自己破産は申立準備を含めて半年~1年程度が目安です。

債権者数、資料の準備、裁判所の運用、管財人・再生委員の選任、財産や免責不許可事由の調査によって長くなることがあります。

手続きが滞りなく済んだ後も、任意整理・個人再生では返済期間が続きます。

相談時には「依頼から手続きの決定まで」と「返済が終わるまで」を分けて確認しましょう。

費用を払えない場合はどうすればいい?

分割払いに対応する法律事務所か、法テラスの民事法律扶助を検討しましょう。

法テラスに弁護士費用を立て替えてもらえた場合は原則月5,000~1万円程度で返済しますが、利用には収入・資産などの要件があります。

契約前に、初回の支払日、分割回数、裁判所費用をいつ準備するかを確認してください。

費用を理由に相談を先延ばしにすると、利息や遅延損害金が増えたり、差押えが進んだりするおそれがあります。

まず無料相談で支払方法を伝えましょう。

【関連記事】債務整理の弁護士費用が払えないときの対処法|法テラスの利用や他の方法も解説

借入先や残高が正確にわからなくても相談できる?

借入先や残高が全てわからなくても相談できます。

覚えている会社名、カード、督促状、通帳の引落し、スマートフォンのアプリなどを持参しましょう。

弁護士は、判明している借入先へ取引履歴の開示を求め、残高や過払い金の有無を調べます。

借入先自体が不明な場合は、CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターなどの信用情報機関に本人開示を申し込む方法があります。

ただし、個人間でのお金の貸し借りなどは信用情報には載っていません。

心当たりがあることは全てメモに起こし、正確にわからないことも含めて相談してください。

まとめ

債務整理に強い弁護士を選ぶときは、解決実績、初回無料相談、費用の内訳、口コミと対応の丁寧さ、相談時間・方法の5点を確認しましょう。

費用の安さだけでなく、自分に合う手続きを理由とともに説明し、総額と今後の生活まで見通してくれるかが重要です。

借金問題を放置すると、利息や遅延損害金が増え、訴訟や差押えに進む可能性があります。

時間がたつほど選べる解決策が狭まることもあるため、返済が難しいと感じた段階で相談してください。

「ベンナビ債務整理」などの検索窓口を使えば、初回相談無料や分割払い、土日・オンライン対応といった条件で事務所を比較できます。

複数の相談先から説明と見積もりを受け、納得できる弁護士を選びましょう。

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