慰謝料は、被害者側の目に見えない精神的な苦痛に対する補償ですので、なかなか適正な金額がいくらであるのかは一概に述べることはできません。
とはいえ、突然に駅のホーム上で突然背後から突き飛ばされたということですから、運が悪ければホームからの転落、更には列車との接触やそれ以上の事故にもつながった危険性もあったわけで眼鏡の破損程度で済んだのは不幸中の幸いだったというべきところです。相手弁護士の提示金額はその暴力行為の危険性を踏まえたものとは思えません。
とはいえ、数十万円単位の慰謝料を請求するのも難しいところであることも事実です。
限界があることは踏まえつつ、粘り強く相手弁護士と交渉することをお勧めします。
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