
ご主人はずるい人ですね。離婚するなら自殺するなどといい、それが本気であることを示すような言動までする、というのですから・・
これで離婚に踏み切って本当に自殺されたら、自分が殺したも同然ではないかというような罪の意識にさいなまされ続けかねないからです。それを狙って離婚を断念させようとするご主人は悪質です。
しかし「どうか離婚できないでしょうか」というご質問に対しての法律的な観点からの回答としては、あなたのお気持ち次第で離婚することはむしろ容易であるといえます。本当にご主人が自殺してしまったとしても、「私には関係ない。犬死にしただけだ。」と心底、割り切って考えることができればよいのです。あなたはあなたで振り切った考えができるよう、心理カウンセラーのカウンセリングを受けることを考えてはいかがでしょうか。
お子様がおられるのかは記載がなく分かりませんでしたが、お子様がおられるのでしたら、ご主人が自殺してしまったときは養育費の支払を受けられなくなるという経済的な問題があることと、お子様が受けるであろうショックはあなた以上であろうことが予測されるところで、更に悩ましい状況ですが、何とか乗り越えなければなりません。
それともう一つの問題は、ご主人が自殺するのみならず、あなたを巻き込んで無理心中を図ろうとする可能性も否定できないということです。
関係の修復を迫られ承諾してしまったとのことですが、それがあなたの真意でないことは明らかですから、承諾するような返事をしてしまったことにあなたが縛られる必要はなく、ご主人との同居を再開する選択をするべきではありません。当面は実家でお世話になり続けることとし、ご両親、警察署などにも相談しておくべきでしょう。