おそらく元妻と話し合いで解決することは困難でしょうから,家庭裁判所に面会交流調停を申し立てた方がよいと思います。
但し,厄介な問題は,元妻が再婚するということですね。
再婚相手がお子さんと養子縁組までするのか分かりませんが,少なくともお子さんと一緒に生活していくことになるでしょうから,「新しいお父さん」との関係を形成していかなければならない期間に「本当のお父さん」と頻繁に会うことがどのように影響するのか,という点は,調停においても問題になるように思います。
また,仮に,月に1回面会交流ができるようになったとしても,お子さんが,面会交流にいい顔をしないお母さんとの関係に苦しむことになるかもしれないですね。
いずれにしても,私は,家庭裁判所の調停手続の中で,調査官を交え,父子にとって一番良い交流方法を探っていくのが良いと思います。