配偶者からのモラハラ不倫

モラハラ、DVに加え、不倫関係も確認されたという事情ですから、慰謝料をもらった上で離婚ができることは間違いないものと思います。
ただ実際には、診断書が全くなかったり（暴力は振るわれたとしても怪我するほどではなく、クリニックに赴く必要がなかったというケースは少なくない）、モラハラについてもご主人との言った言わないの水掛け論になりがちであるほか、いずれにしても裁判官の理解が得られなかったり、不倫についても性交渉を伴う物か田舎に着いてまではっきりした証拠がなかったりして、意外と慰謝料の請求が難航することはあり得ます。
ただいずれにせよ離婚については調停の申立から始めなければならないことに変わりはないので、見通しについて慎重に考えるが故に離婚を見合わせるということはする必要はないと思います。
慰謝料は離婚成立後３年以内に請求することが出来るので、とりあえず離婚だけ先に決めておくということも考えられるからです。
養育費については、確実に大学に進学することが見込まれる状況であれば、大学卒業までの学費等についても一定程度請求できると思います。
財産分与についてはどのような財産があるのか定かではないので確実なことはいえませんが、負債を控除したプラスの財産が上回っているのであれば、原則としてその２分の１の割合で財産の分与を受けられるはずです。
詳しくは弁護士に法律相談を受けて、依頼をするのがよいでしょう。